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中国では韓国人宣教師など逮捕

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またウリスト教だろ、はいそのとおり

中国公安、韓国人を含む宣教師の一行4人逮捕


イメージ 1[午後のミーナ]中国公安当局が辺境都市延吉でアメリカ人宣教師と韓国人など宣教師一行4人を電撃逮捕したと米国の自由アジア放送(RFA)が11日報道した。宣教師を助けた中国人たちも一緒に逮捕され、中国内の宣教師が不安に震えていると、現地消息筋は伝えた。

中国延辺自治州延吉の消息筋は9日 "延吉市のあるホテルに泊まっていた韓国系米国人牧師一行4人が私服を着た公安に逮捕された"、"中国駐在米大使館側が、現在米国人牧師行方を確認の中にいる"と明らかにしたと、放送は伝えた。

逮捕されたキリスト教人は韓国人キム某さん(30代)をはじめ、米国国籍の朴ウォンチョル牧師(50代)と中国人のキム某伝道師(50代)・ソン某伝道師(50代)などであり、これらは、全て男性で、純粋な宣教目的で活動していた人たちだと消息筋は語った。

消息筋は、"一行のうち、朴ウォンチョル牧師は先週、韓国を出発して中国に到着した"、"中国から韓国に戻るために、延吉空港で出発する直前の2月9日午前10時30分頃、ホテルに入ってきた私服の公安に逮捕された"と付け加えた。
そして、"米国国籍の朴ウォンチョル牧師は数年前から、中国延吉などの福音化を目的としてしばしば中国を往来した"と説明した。
放送は、逮捕された朴ウォンチョル牧師一行の脱北者対象の宣教活動の有無については言及しなかった。


(翻訳/みそっち)



布教っていうのはどんなご利益があるのかよくわからないのでこのへんにしておきましょう。

最近の報道で韓国では無宗派が増えているというのがありました。そのちょっと前では韓国は世界有数のキリスト教国だとしてました。実際には韓国ではキリストの教えはウリスト教として知られていて、教祖が世界一多い国だとも知られています。

19世紀末まではキリスト教は禁教でしたから宣教師が活動をはじめたのは朝鮮の開国の後ということになります。宣教師は手ぶらで布教するわけにいかないので手土産を配りますね。これが働かない朝鮮人には魅力的だったらしく、次々と教会が出来たりしてキリスト教信者も増えていったことがありました。 まぁ社会不安と貧困という条件があればキリスト教もやりやすいのでしょうね。その後ニホン統治時代までは、多くの宣教団が、”半ば義務的に病院や学校などを運営した”というのが朝鮮でのキリスト教の歴史と言えるでしょう。病院や学校を”経営”すれば本国からの仕送りも貰いやすいですからね。 のちにウリスト教信者となる李承晩はこの頃にはまだキリスト教信者では無かったようです。
その後ニホンが去りアメリカ軍政期にも、”占領地への布教レベル” でいくつかの布教活動がおこなわれました。この頃にも病院や学校がいくつか作られています。しかし韓国に本格的に布教団が押し寄せたのは朝鮮戦争の敗北の後だったかもしれません。国連支援の食糧援助などでそれを配るのに布教団を利用したのですね。そうなってくるとタダで食料が貰えるチャンスでキリスト教に信者が殺到したことは言うまでもありません。
すると自ら”教会”を作って”国連支援物資”を受け取ろうと考える者が現れました。ウリスト教の誕生です。国連からは支援物資がじゃんじゃん届くけどそれを末端まで配給するには、にわか作りのウリスト教組織を利用するしかなかったからです。
もちろんそれらの国連支援物資は韓国国民に配られることはなく、信者に配られるわけでもなしに、”教祖様” のふところに転がり込む仕組みが出来上がったわけです。
それでも教会の体裁を整えれば支援物資が集まるのでボロい儲けだったのですね。
わずかに信仰心のある教会などもあったかもしれません。こちらは信者からの浄財集めに奔走することになります。またウリスト教ですから神父や牧師の区別も曖昧だったし読み上げる聖書も”ニホン語訳” だったりする時代が続きました。
その間にも宗教法人は無税という旨みを生かして敷地内に営利目的の幼稚園を作ってみたりするという試みもあったようです。
韓国では信教の自由があります。これがかなり拡大解釈されていて、布教の自由はもちろんのこと”開祖”の自由まで認められています。これにより誰もがお役所への届出だけで教祖になれるしくみが保証されています。(最近では、ある程度の敷地広さと財産目録に教団員数を届け出る義務がある)
そういうわけでウリスト教ばかりが増えてくると隣の教団との差別化が必要になりました。ここらへんでようやく”キリスト教本山”あたりにお伺いをたてて ”正統派” を名乗ろうとする動きも出てきました。集合離散のあとにようやく全国組織な韓国教会なるものができたのは1970年代のことでした。
韓国では牧師や神父の資格がそっち系の大学教育を云々となっていますが、これがお金で買えるわけです。その投資を回収するためにお金集めが重要視されたりするわけです。セヲル号のときにも各地の教会が支援物資集めに募金といった”社会運動”を繰り広げていました。 それが被害者のもとに届いたかどうかは別のハナシです




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