予算300億ウォン投入 平昌冬季五輪総合4位が目標
金メダル8個を含め、計20個のメダル獲得目標
あれもこれも金メダルが期待 外国人コーチや専門家の招請など競技力向上集中
6日、文化体育観光部が黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行に報告した'2017年業務計画'によると、来年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で金メダル8個を含めた計20個のメダルを獲得して歴代最高成績を達成すると明らかにした。
文体部はこのため、300億ウォンの予算を投入して、国家代表選手たちに最適化された競技場の環境を造成してスロープとコース情報を共有することにした。 また、外国人コーチや専門家を招待して種目別の専従チームを運営する一方、海外転地訓練と雪上の専用練習施設を支援することにした。
来る2月19日から26日まで開かれる ”2017札幌冬季アジア大会”には230人余りの選手団を派遣して選手たちの技量を点検する予定だ。
文体部は "1988年ソウル五輪の30年ぶりに開催する2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪の成功的な開催に向け、政府レベルの努力を尽くす"と話した。
平昌冬季五輪は、来年2月9日から25日まで、江原道平昌と江陵、旌善周辺で開かれ、100か国余りから5千人余りの選手団が参加する予定だ。
◇ ◇ ◇
ショートトラック競技場で大型電光掲示板 落ちる
工程率が97%を超えた平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュア、ショートトラック競技場です。
高さ15mの天井に設置されていた大型電光板が消えました。
スピーカーを設置するため、電光板を下したところ、氷の上に落ちて損傷されたものです。
人命被害はなかったが、改修にだけ40日以上かかるものと見えます。
このため、五輪の準備状況を点検するためにくる16日に開かれるテストイベントであるショートトラックワールドカップ4回大会では使用できないようになりました。
◇ ◇ ◇
4000億ウォンの不足は決定的
主取引銀行が見つからず、来年2月の入場券販売もできない販売した
-不足した4000億ウォンの調達方法はない
主取引銀行選定後援金条件、500億→150億を下げても否定
平昌オリンピック運営費管理と入場券販売業務を担当する主取引銀行(金融パートナー)がまだ見つからない。 五輪チケット発売が予定された2月まで主取引銀行を見つけられなかったら入場券販売から支障を来たす。
▲開会式の行われるオリンピックプラザも工事進捗率は37％程度だ
平昌(ピョンチャン)冬季五輪組織委員会によると、競技場建設、人件費、システム構築費、運営費など五輪に必要な資金は計2兆8000億ウォンだ。 このうち2兆4000億ウォンは、調達計画が一応用意された。 放送権とグローバルスポンサーマーケティング収益金(30%)、企業スポンサーシップ(40%)、入場券と記念コインの販売収益(30%)などでまかなうという計画だ。 しかし、4000億ウォンについては開幕を1年2ヵ月後に控えた今までもこれといった方策を見出せずにいる。
◇公企業・大企業の後援無視に五輪、予算不足
組織委員会は不足した4000億ウォンを調達するため、韓国電力など公企業と金融圏に後援を要請した状態だ。 先月には国会・平昌招致特別委員会まで乗り出して公共機関、金融機関、民間企業からの後援や寄付を求めるという決議案を提出した。 しかし、可視的な効果は現れていない。 公企業は'法的根拠もなしに後援すると、背任などの問題が生じ得るが、助けようと思っても支援する法的根拠がない'という立場だ。
五輪全般の運営費を管理して、入場券販売業務を遂行する金融のパートナーもまだ選ばれていない。 当初、組織委はこの10月のオリンピック入場券を販売することにしたが、主取引銀行を見つけられず、来たる2月に販売日を延期した。 しかし、これさえも現在まで主要取引銀行に乗り出そうとする銀行がなくていらだっている。 銀行連合会の関係者は "当初、組織委が主取引銀行になるには、500億ウォンを後援するとしたが、誰もしないので今は150億ウォンまで後援金額が下がった状態"だとし、"正直に金融パートナーになったって広報効果が50億ウォンもならないという話が出ている状況で誰が150億ウォンを快く出してするか"と話した。
◇国民も冬季五輪無関心
もっと大きな問題は、五輪の雰囲気そのものが出てこないということだ。 ノジェス、江原道庁の冬季五輪の本部長は"広報をするが、時局が混乱し、国民によく受け入れられないようだ"、"このままではセウォル号事件で無関心の中に行われた2014年仁川アジア大会のようになったのではないか心配だ"とした。
（ソウル/みそっち）
そういえば仁川アジア大会のときにはセヲル号事故があってあんまりニュースになりませんでしたよね。そっちが解決してないのに最近のアレですから関心が湧いてこないのかな