▲午後5時のタイムリミットに村人が集まってきたが誰も中に入ろうとはしない
江原楊口郡ヘアンミョン(亥安面)マンデリ(万岱里)は南北の緊迫した状況がなかったら、真夏の夜、猛暑を避けて空き地に出た住民たちだって勘違いするところだった。
"避難所になぜ入らないですか?"という質問に住民たちは、'待避所環境を見てからそんな質問をしろ'という言葉と共に手で待避所内部を指した。
▲まぎれもなく緊急避難所という看板がついているホンモノの避難所だ
待避所は212平方メートル規模だったが、内部はすでに収穫したジャガイモが箱ごとにいっぱい積もっていた。
手狭な内部に入ろうとする瞬間避難所の入口の2m∼3m前から激しい悪臭が鼻を突き、足が自然に止まった。 危うく呼吸まで止まる思いだった。
待避所周辺を見渡すと、昨年の収穫したジャガイモ数百キロはすでに腐って悪臭を漂わせ、今年の収穫したジャガイモは、待避所内部を埋め尽くしていた。
1990年代に建てられた貯蔵施設が有事の際には避難所として利用されることも住民を通じて伝えて聞いた。
そのいつになく緊張感が高まった統制ラインの村の住民たちに腐ったジャガイモの匂いがプンプンは貯蔵庫に避難しというのは、あまりにもむごい仕打ちという考えが頭をかすめた。
(翻訳:みそっち)
韓国はソウルのすぐ先がとんでもなく田舎ですからね、こういう風景はいつものことなんです
▲こんな光景がちっともキタ朝鮮じゃなくて韓国なんだけど難民みたいだよね