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土地所有者の名前に変える '改名詐欺' 急増

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土地所有者の名前に変える '改名詐欺' 急増
 
韓国には個人の幸福追求権のため名前を好き勝手に変える自由がある



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[ソウルミーナ]17日、韓国KBSは当人の申請で自由に名前を変えることのできる制度を利用した”改名なりすまし詐欺”が韓国で増えていると報じました。

韓国ではダサかったり、発音しにくい名前を持った人たちは、裁判所に名前を変えてほしいと改名許可申請をします。改名許可率が90%を超えるほど改名が容易になり、名を変えていきながら詐欺をはたらく'改名詐欺師'らが大手を振っています。

京畿道華城市のある山です。
パク某さん所有のこの土地は面積が8万3千平方メートル、価格は百億ウォンを優に超えます。
2年前、ファン氏など3人は、この土地を担保に融資詐欺を試みました。

一味は土地の持ち主と苗字が同じだったパク某容疑者の名前を、土地の所有者の名前に改名した後、貸付会社から土地を担保に40億ウォンの融資を受けようとしました。

ファン容疑者らの詐欺は警察が情報を入手して貸付会社に通報し、ばれました。
裁判所は詐欺未遂の疑いにファン氏など2人にそれぞれ懲役1年6ヵ月、改名をしたパク被告に懲役10ヵ月を宣告しました。 ※執行猶予がつきました、事実上無罪ね

この4月には一度も見たことのない土地の所有者の名前に改名した後、土地を安く買おうとする人に接近して4億ウォンの契約金だけを得た60代の男性が警察に逮捕されたりもしました。

最高裁は2005年、個人の幸福追求権のため、改名を幅広く許容しなければならないと判決しました。 ※2005年はノムたんの時代

これによって、過去2005年7万3千件余りだった改名申請は10年ぶりに15万7千件余りに増えました。 これらの許可率も94%に達します。

改名が簡単になり、不動産詐欺や金融詐欺に多様に悪用されています。

改名を悪用した詐欺されないためには、不動産関連の取引をする時、現場訪問や周辺確認を通じて土地の所有者を明確に調べなければなりません。


(翻訳:みそっち)



韓国では生年月日を本人の希望で自由に変えることができます。名前の変更も比較的簡単な手続きだけでほとんどが受理されます。住民登録番号も最近では携帯電話の電話番号を変えるようにカンタンな手続きで変えてしまうことが可能になりました。


これによりより一層、他人になる、成りすますことが容易にできるようになりました。その結果、時々制度の抜け穴から2つの住民登録番号と名前を持った人が出てきたりしてニュースを賑わせたりしています。

これは”戸籍の復活”が簡単に行えるためで、例えば、”幼少のころに養子に出されたが、養い親が死んだので昔の名前に戻りたい”という申請を裁判所にすれば3日くらいで申請した名前と戸籍(家族関係証明書)が新しく作られることになります。
もちろん”当時の事情を知っていた唯一のひとがさっき死んで、その時に聞かされた内容”ということにすれば何の問題もありません。
これで前科や指名手配、借金のあるひとはこの世から消えてしまうことになります。


これに対して韓国の行政の窓口側としては人口5000万人が減ることが落ち度になるので、古い名義もそのまま残しておいたりするわけです。
つまり名義が2つになるってことです。古いのを他所で更新して新しいのとあわせて2つです。古い運転免許証があればそれを持って自動車の運転ができるし免停になってもあたらしい名前で取り直した運転免許証があればこの世を「2アカ」で過ごすことだって可能なのです。 ※免許証の内容を移し替えると免許証は1枚になるけどね

刑務所に何度も出入りしたおばあさんが顔見知りのムショ仲間に合った時に「同じ人なんだけど名前が違うみたいだ」なんてチクられてバレちゃうこともあるのでご用心ですけどね。

そのほかにも韓国政府が後援する形で、脱キタ者には偽の名前と住民登録番号が支給されてみたりするなど、他人に成りすます行為が国ぐるみで行われています。


◇ ◇ ◇

韓国の警察は横のつながりっていうものがありません、午前中に釈放された犯人が午後に別件で捕まってもバレることはありません、無銭飲食などでは警察の役目は店長の愚痴をきいてあげることなので犯人と店長を別々にするとそれですべてが完了します。店長のほうも賠償をして欲しいとなると警察に行って事情聴取を受けなければなりませんから損害がさらに大きくなるのです。裁判なんてなっても相手には弁済能力がありませんからそういうことはやらないのです。
※普段だと警察が店先で犯人に簡単に名前を聞いてそれでほぼおしまいになります

警察としては留置場に入れるには書類作成や事情聴取が面倒なので避けたいところですよね、もうひとつ留置場に入れたくない理由は留置場で出す食事(お弁当代)をその警察署が負担しなければならないということもあります。そのため留置場に入れるのは酔っ払いで暴れたなどのお迎えがすぐに来てくれるような人だけをよりすぐって入ってもらうわけです。 ※ホームレスのお泊りを避けるためでもある
遠くからの流れ者がやった無銭飲食は遺失物受付台帳と同じ様式の無銭飲食受付台帳のようなものに書かれますが、これも各交番単位での対応になるのでとなりの管轄地域に行けば前歴なしの真っさらさんに早変わりですよ。

たとえば調書を取ったとしてもその7割の名前がキム・パク・リですから性別と生年月日で区別するしかありません。そんなときに住民登録番号のついた身分証でも持っていれば身元がわかりやすいですが、そういうものは既に売買したあとだったりすると
本人の特定が難しくなるのです。身元を証明するものって高く売れますからね。

するとどうでしょう、本人を証明する記録が警察の犯罪前歴者記録簿だけにしかないなんてことになるのです。  困りましたね 困るでしょ どうなの??

これね、犯人が『心を入れ替えて更生します、身分証の再発行と住民登録番号を再発行してください』なんて言い出せば人権派の弁護士あたりがサクサクと解決してくれるのです。

似たようなことで世話になるのは犯罪者ばかりではありません。韓国にはホームレスのひとが非常に多いのですが、彼らが韓国社会でなぜ必要とされているのをご存知でしょうか。 ひとつは慈善団体(偽善団体)のお手柄を誇張するために彼らが必要ですよね。無償給食の配布なんていうのは人気取りにはうってつけですからね。
それともうひとつが住民登録番号の売買なんですが、それを買うのは犯罪組織ですね。住民登録番号があれば銀行で口座を作ることができます。口座があれば携帯電話が開通します、そんな携帯電話が詐欺集団とか売春業者には必要ですからホームレスもイイ暮らしを続けることができますよね。
そして住民登録番号を売ってしまったホームレスが「事の重大さに気がついたので住民登録番号を復活させたい」なんてことで相談するとすぐに再発行してもらえるような社会構造になっています。 

どこかで損害や不利益が出てきそうですが、そういうことはうやむやにしてしまうのが韓国流ですよ。 なんでうやむやにしてしまうのかというと、警察が取り締まってしまうと犯罪が増えたことになっちゃうでしょ。お役所の窓口は”人口5000万人維持”のために古い戸籍(家族関係証明書)を抹消することを嫌がるし、警察は犯罪発生率を増やさないために無銭飲食や傷害事件では犯人と被害者をその場で示談させてしまうことがお仕事となっているのです。 捕まらないんですよ。ですから韓国は『犯罪の少ない安心な国』なんてことになっちゃうのです。

こうして犯人検挙率が少ない社会を韓国では”暮らしやすく安全な社会”としています



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