造船及び海洋に関する国内最高のビジネスの国際造船海洋産業展
26日昌原で開幕される'2016国際造船海洋産業展' よりによってこの時期にそこでこんなことやらなくたって。造船・海運業不振の震源地 韓国昌原(チャンウォン)
[マネーミーナ]'2016国際造船海洋産業展'が26日、昌原(チャンウォン)コンベンションセンターで盛況裏に開幕した。
26日から29日まで4日間137社、329ヵ所のブースの規模で開かれる今度の産業展は▲展示会▲海外バイヤー招待輸出相談会▲コンファレンスで構成して世界的な造船海洋、景気不況と造船所構造調整の難しい中、造船会社や造船海洋資材企業の造船海洋産業危機克服の場が設けられた。
産業戦初日の26日には、開幕式に続き、郡の産業団地広報など、投資誘致説明会を行っており、特に河東郡では、先月5日、教育部最終承認された英国アバディーン大学キャンパスの来年3月に開校にあわせて、生徒募集など、積極的な広報活動を展開した。
5人のノーベル賞受賞者を輩出した英国アバディーン大学が来年3月、慶尚南道河東に初の海外キャンパスを開く。総事業費164億ウォンを投入して新設されたアバディーンの韓国キャンパスは、世界最高水準の海洋プラント専門人材を養成することに注力する計画である。この大学は、5人のノーベル賞受賞者を輩出した。海洋プラント分野では世界的な名門大学として知られている。
慶尚南道と河東郡は、海洋プラントの設計エンジニアリングの専門人材の確保と海洋プラント機材の国産化のために、2012年から釜山の船舶海洋プラント技術研究院とアバディーンのキャンパスの誘致を進めてきた。
※海洋プラント機材は国産じゃなかったってことです
27日と28日の両日には韓國の貿易協会との共同主催して、企業の需要調査を通じて海外船主やオイルメジャー会社を含めた104社の海外バイヤーを招待、1対1オーダーメード型の輸出相談会が開かれる。
コンファレンスまた、選択と集中を通じて環境IMO規制で新たに浮上しているエコ船舶・カンファレンスに特化し、シェブロン、エクソンモービルなど世界的なオイルメジャー会社の関係者と造船三社が参加し、世界造船海洋産業今後の展望について議論する。
リュ・スンヒョン 慶尚南道行政部知事は開幕式で"難しい世界造船海洋の景気にもかかわらず、オイルメジャーおよび船主10人が参加して輸出相談会の充実を期し、戦時と国際コンファレンスはLNG、エコ船舶に重点を置いて準備した"、"韓国造船海洋産業の最大の集積地であり、中心地である慶尚南道で国際造船海洋産業展開催が造船海洋産業危機の克服に役立つことになることを願う"と明らかにした。
(翻訳:みそっち)
韓進海運はダメになりましたが、それとは別に既に大宇造船海洋という造船会社がダメです。ダメダメは去年あたりから噂されてきて、いよいよダメなんですが”国際造船海洋産業展'”というのは隔年行われているものなんですね。ですから出展する企業も毎年代わり映えのない企業が名乗り出るわけです。
韓国の造船会社がダメになったのはご存知のように海洋プラントの安値受注がきっかけでした。普通の船をつくっていたのでは競争力がありませんからちょっと変わった船に特化してみようと安易なものでしたが、そこにはすでに先住者がいたし韓国には技術もなかったので安く受注して船ができないという状況に陥っていたわけです。
部品を買ってきて組み立てることで船が出来ても今度は原油価格下落でしたから安値受注とセットになっていた支払い条件が発注側の好き勝手にできるという条項もあって船の引取りに難色がでてくると途端に業績が行き詰まったわけです。
※これが”韓国脳”の考え方では、出来上がった船を作るのに費やした費用+付加価値があると信じているので”浮かぶ鉄くず”の価値が過大評価されて造船会社の損失を幾何級数的に増大させました。
一方の韓進海運のほうでは各所からの資金輸血も功を奏することなくコンテナ船が荷物を積んだまま”差し押さえ”を避けるために海上を漂流しているというありさまです。
※もうひとつの現代商船は中規模の海運会社だが韓進海運の状況を受けて荷役作業の代金の現金払いを求められておりこの状況が続くと10月中にも流動資産の不足で立ち行かなくなると展望されている。
◇ ◇ ◇
そんな韓国南部の造船・海運都市である昌原(釜山のとなり)で1年おきに行われてきたのが国際造船海洋産業展なんですね こういうのは恒例行事ですから次回も次回もやってくる企業は大体決まっているのです。それが今年は造船と海運の”当たり年”だったんですね。 当たり年っ
状況がこうですが、今年の国際造船海洋産業展ではこんなことを企画しています
構成および項目
造船所や造船機資材、船舶の航海機器
造船所、造船機資材、造船所の生産設備、エンジンや機関設備、船舶の航海機器、海洋通信
セキュリティ機器、海洋汚染除去装置および環境技術など
LNG、ガス、グリーンシップ、海洋プラント機材
LNG用ポンプ、コンプレッサー、バルブ、海洋プラント関連資機材や装備など
海洋、港湾、物流、海洋エネルギー
海運、港湾自動化設備、物流施設や設備、輸送関連機器およびシステム
造船IT
航海運航システム、BMS / DPSなどの自動化システム、船舶用の移動/衛星通信技術、無線航法レーダー技術など
安全構造の装置
海洋安全と消防機器、無人救助機器、緊急時の応答機など
同時イベント
ビジネスプログラム
海外バイヤー招待輸出相談会
会議
LNG・ガス分野会議、大型造船特別招待講演、造船海洋発展フォーラムICT融合、海洋プラント技術政策、投資誘致説明会など、様々な会議
いつもと代わり映えのない内容です。どうせなら”潰れない造船・海運業”みたいなテーマでイベントをされてはいかがでしょうか。
※アバディーン大学があるのはスコットランド。戦車が並んでいるのはアメリカのメリーランド州
オイルショック時のモーターショー状態ですょ