フィリピンに逃避16年、乞食のふりをした殺人犯
韓國から来た'死神'にちょうどひっかかった
現地派遣警察'コリアンデスク'活躍
最終更新日時:2016年9月23日 12時32分ころ
[NEWSミーナ]23日、韓国・東亜日報特亜版によるとフィリピンに逃亡していた殺人犯が現地に派遣された”コリアンデスク”のお手柄で無事に検挙された。
コリアンデスクはフィリピンに逃亡する韓国人犯罪者の増加から現地警察との連携を通じ韓国人犯罪者の保護にあたっている
"ここに殺人者が隠れている。"
フィリピン中南部のセブには正体が明らかになっていない韓國人殺人者が住んでいた。 長く前に韓国で残酷な犯行を犯して逃避したという噂があるだけで、彼の顔も名前も知られていなかった。 現地の韓国人たちは自分に被害が来るのを恐れてその話を簡単に口にしなかった。
今年4月、フィリピンコリアンデスク担当官にシム・ソンウォン警監(39)が派遣された。 シム警監は底辺犯罪情報まで集めるため、現地の同胞とフィリピン人に会って国外逃避犯の情報を収集し、殺人者が隠れているという話を聞くようになった。
現地警察駐在官のイ・ヨンサン警正(42)が、これまで収集した情報と総合してみると、警察庁国外逃避犯のリストにある殺人者の存在を確認することができた。
2000年に葬儀社夫婦を殺害したカン某さん(47)だった。
カン氏は2000年11月、共犯のイ某さん(49)と一緒に京畿道加平郡雪岳面野山で葬儀会社のチョ某氏(当時39歳)夫婦を殺害して埋葬した。 イ氏は夫婦に病院の霊安室の運営権を獲得してやると言い、1億1000万ウォンを横取りした 詐欺行為が明らかになると、刑務所で知り合ったカン氏とともに殺害したのだ。
犯行直後、検挙されたイ容疑者は死刑宣告を受けて服役中であるが、カン容疑者は姿を消した。
カン容疑者が向った先は、逃避犯の天国と呼ばれたフィリピンだ。 数千個の島で構成されたフィリピンに到着すれば、正体を隠して暮らすことができた。 フィリピン密航船組織は陸地が見えると、カン氏に海に飛び降りろと言った。 彼が必死で泳いで着いたところが、フィリピンミンダナオだった。
翌年にはセブに移動し、仮名で生活した。 現地人が居住する空間に生き、韓國人との接触もしなかった。 彼を目撃した人は、"乞食のように見えた。 ほとんど歩き回っていない"と伝えた。 たまに韓國人が運営するレストランや旅行会社に現れ、金を物乞いしたり、脅し取ったりもした。 観光客に脅かして金を巻き上げたという武勇話も伝えられている。 この警正と警監の耳にに彼の存在が伝わっていなかったら永遠に隠れて暮らしたかもしれない。
▲真ん中の一人が現地警察に捕まった韓国人逃亡者
先月5日、韓国警察の協力要請を受けたフィリピン移民庁の逃避犯の追跡チームは、カン容疑者が隠れていたねぐらを急襲した。 検挙直後、現地警察は、カン被告の指紋を採取し、電子メールで韓国の警察庁に送った。 韓國で待機中だった本庁科学捜査担当官室は3分ぶりに、カン容疑者身元を確認して答申を与えた。
カン氏は16年ぶりに検挙されると、落胆したように自害を試みた。 皮肉にもカン氏は共犯のイさんの顔を一番に見たいと言った。 カン氏は、"私はイ氏の誘いにだまされ誰なのかも知らない人を殺すようになった。 イ氏の顔を是非見てから死にたい"と話した。
現地警察は、カン氏を21日、国内に送還した。 現在、フィリピンでは韓國人逃避犯の検挙と韓國人対象犯罪を専門に担当するコリアン・デスク担当官が4月に4人ついかされて現在6人が活躍中だ。 今月中旬にもアンへレスで2003年の請負殺人を犯して逃避した殺人犯を検挙する成果を上げた。
(翻訳とか:2ちゃん番長)
ええと、フィリピンでは韓国の警察は逮捕権とか捜査権がありませんから、そういうハナシがあると”犯罪者保護”ということで現地警察と協力するんですね。
事情聴取なんかでは通訳の役目もするのでしょう。
警正と警監っていうのは警視と警部に相当するんです。韓国は犯罪者検挙率が刑事一人あたりでも非常に少ないですからね、現地に派遣されて現地警察がお仕事をすると彼らの検挙率に加算されるようになっているのでしょうか。