お父さんが軍隊やお役所で偉いひとはここに書いてください
家賃?持ち家? 父の給料はいくら?…金箸・土のスプーンを問う軍隊
[国防ミーナ]"訓練兵の中で父親が軍佐官級や5級公務員以上、マスコミや大企業役員にいる兵士たちは、全部書いてください"。
新兵教育隊訓練所で、このような質問を受けたという証言が零れ落ちたのは偶然の一致だったのだろうか。
22日<ハンギョレ>が国会国防委員会所属のイ・チョルヒいつもの民主党議員室を通じて入手した陸軍と海軍の兵営生活指導の記録簿と空軍の個人面談記録簿の様式を見ると、新任の訓練兵家族の社会・経済的背景を尋ねる質問が多数含まれていることが確認された。
"訓練兵の軍服務期間に参考資料として活用される"と明らかにした陸軍の生活指導記録簿には訓練兵の家庭や家族事項を問う質問が集中した。 住居形態(持ち家、傳貰、家賃など)と住宅形態(マンション、一戸建て、連立住宅など)はもとより、住宅面積まで詳細に記録することになっている。
また家族たちの学歴や宗教、職場での職位だけでなく、主扶養者(両親)の月収まで書くようにした。
陸軍は祖父母や父親の陸軍服務の有無や勤務部隊も質問して'現代版蔭敍制'を連想させたりもした。
海軍の生活指導記録簿にも家族の学歴と職業、家族の生計維持者の月収、クレジットカード数、債務返済の現状を尋ねる質問があった。 空軍も身上書で、家族の最終学歴と職業、家族の生活水準を聞いている。
※高麗時代および朝鮮王朝の時代に,功臣や高位官僚を優遇し,彼らの子孫に対して科挙試験なく官職を与えた「世襲制」のこと
不要な個人医療情報も問い詰めた。 陸軍は訓練兵たちに自殺を図った経験や幻覚剤の服用有無などを書くようにしたが、これは兵務庁の徴兵検査する際に、基本的項目に含まれている内容だ。 訓練兵たちの徴兵検査の結果は'兵籍記録ファイル'に登録され、国防部内部の電算網で伝送されており、再度知る理由がない。
国防部関係者は"訓練兵の身元陳述書を通じて過度な個人情報が収集されているという指摘があり、一部の項目を削除する案を検討中"だとしながらも具体的な改善策を明らかにしなかった。 李羲(イ・チョルヒ)議員は"義務徴兵された訓練兵を相手に自分の社会・経済的環境を強制的に書いて出すようにすることは時代に逆行する行為"だとし、"兵士たちの人権を尊重しようとする軍の覚醒が必要だ"と話した。
(翻訳:みそっち)
これはねぇ、偉い人のせがれが軍隊にやってきたときに失礼なことをしちゃうとそのまま自分の身に降りかかってくるという事実があるからなんですね。
兵隊に行くのが嫌でも兵隊に行く韓国人はいますよ。その中にはお父さんが大統領府の首席補佐官と同名の人だっているでしょう。お父さんが有名なニュースキャスターだったりすることもありそうです。そういうのもひっくるめて新兵を訓練するわけですが、貧乏人の子は問題を起こしやすいですからね(っと考えるらしい)
今では無くなりましたが”芸能兵”という優遇があったころは、テレビ出演する芸能兵ひとりのために外出証を一般兵の8倍の発行したことがあったりしました。
芸能兵だとカメラが見張っていますから泥だらけの訓練なんかに参加させちゃうと国民から非難されるんですよね。
将軍の息子も兵隊に行くのかな