北朝鮮離脱住民の学歴を認定申請

［日曜ミーナ］北朝鮮での学歴を認めてほしいという、大田(テジョン)地域の北朝鮮離脱住民の申請が4年間で4倍以上増加したことが分かった。 学力の認定申請は、上級学校に進学したり、就職など安定的な社会定着のためのものと受け止められる。

29日、大田(テジョン)市教育庁によると、今年、市教育庁は、北朝鮮離脱住民の学歴審議委員会を開いて、総27人に対する学歴認定を審議・議決した。 学校別では中学校2人、高等学校25人などでの大部分の高校に対する学歴認定を申請した。

市教育庁は委員会不参加など特別な事由がある場合を除いてほとんどの学力の認定申請を承認した。 脱北住民の学歴認定申請は年々増加の勢いだ。

この2011年には小学校2人、中学校1人、高等学校3人など6人にとどまり2012年にも申請者が計2人に過ぎなかったが、2013年20人、2014年13人、今年27人などに申請者数が引き続き増えている。

脱北住民の学歴は関係機関の関連書類を参考にして我が国の学歴、軍事分界以北地域での修学期間、現在の学力水準、本人及び保護者の希望などを総合的に判断して決定する。

南北学制の差によって北朝鮮の小学校卒業(4年卒業)は韓國の小学校卒業と認めて、中学校3年生修了は韓国の中学卒業、高級中学校卒業は韓國の高等学校卒業とする。

市教育庁は申請事由などで見る時、大部分の上級学校進学や就職などの目的で、学力の認定申請をするものと見られるという説明だ。 地域の脱北住民関連団体も、社会適応と就業などを主な背景として挙げた。

北朝鮮離脱住民、大田(テジョン)市連合会ハ･チョルジン会長は、"北朝鮮で高等教育まで終えたとしても、事実社会を教えては目的よりは体制を学ぶ教育だったので韓国に来て適応するのに困難が多い"、"専門大学やサイバー大学などに入学して教育を受けようとするが、その過程で、学力の認定申請願いが要求される部分があり、また、就業することにも学歴などが必要な場合が多い"と説明した。

（翻訳：みそっち）

んとね、脱北者というとなんだかゾロゾロと鴨緑江を押し渡って韓国に押し寄せているイメージがあるかもしれませんが、ちょっと前の集計で南北建国(1948年)以来2万人程度ということになっています。

これは韓国に嫁入りしたニホン人妻よりもはるかに少ない数字ですし、西日暮里などに隠れ住む不法滞在の韓国人などが5万人以上というのとくらべるとずいぶん少ないものです。

脱ｷﾀ者２万人というのは韓国から兵役を避けるために違法出国してよその国で永住権を取ったような韓国人が40万人以上というのと比較してもかなり少ないですよね。

それでも韓国では脱北者のニュースを聞かない日はありません。でもこれつまり韓国民向けの”ｷﾀ朝鮮崩壊近し”というサービスニュースなんですよ。脱ｷﾀ者は偽名が与えられ国からは一時金が支給されるという待遇なんですが、これを歴代の韓国政府はずっと利用してきているのです。

なにしろたった２万人しかいないのです。それが脱北者団体を作って気球にチラシを付けて飛ばしたりソウルのデモ隊に参加してみたり、ビジネスで成功してみたり　とにかくｷﾀ朝鮮の経済が危ないなんてことを信じさせるために出番があるのです。

この間の中国のｷﾀ朝鮮レストラン集団亡命事件みたいのがありましたが、それをすっかり合わせても70年間にたったの２万人だけなのです。

ｷﾀ朝鮮の教育制度ってこんなふうになってます

実施年度 　　義務教育の内容
1950年 　　5年制初等義務教育（6.25戦争で中断）
1956年 　　4年制初等義務教育
1958年 　　7年制中等義務教育（人民教育4年+中学校3年）
1967年 　　9年制の技術義務教育（人民学校4年+中学校5年）
1975年〜2012年 11年制全体の義務教育（幼稚園1年+小学校4年+中学校6年）
2013年〜 　12年制義務教育（幼稚園1年+小学校5年+初級中学校3年+高級中学校3年）

一方の韓国ではニホン教育制度がそのまま真似たため6：3：3制です。

ここで注目したいのは韓国では1995年まで小学校のことを”国民学校”と呼んでいました。秘境駅の徘徊老人はたぶん戦後の生まれですから1947年まであった国民学校の卒業ではないですよね。シンちゃんは間違いなく国民学校の卒業ですね。

えっ？　みな？　　(´▽｀*)ｱﾊﾊ