今季400m世界第4位パクテファン、リオ五輪メンバーからもれる
韓国水泳男子で”A基準記録”をマークした選手はこれでいなくなった
国内基準で選手を選んでもリオには韓国男子水泳選手は誰も出場できないらしい
（翻訳：みそっち）
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パク･テファン除くと五輪出場基準の通過もできない韓国水泳
FINA A基準記録通過した女性5人・行き確定 男子水泳は一人もリオに行けない
韓国新記録を喜んでも”A基準記録”には及ばない韓国水泳界の納得できない事情
第88回東亜(トンア)水泳大会二日目の競技が終わった26日までに、オリンピック出場資格が与えられるFINA A基準記録を通過した選手は、男子自由型1,500ｍと200ｍのパク･テファン、女子平泳ぎ200ｍのベク･スヨン(光州(クァンジュ)体育会)、女子個人メドレー200ｍのキム･ソヨン(慶尚北道庁)、ナム･ユソン(光州市体育会)の四人だけだ。
このうちパク･テファンはリオ五輪に参加できない。 ドーピング規定違反で競技団体で懲戒を受けた後、3年が過ぎぬ者は、国家代表になれないという大韓体育会規定のためだ。
同日までA基準記録を通過した男子選手は1人もいないわけだ。
今大会はリオ五輪経営国家代表2次選抜戦を兼ねて行われている。この2月に開かれた1次選抜戦でもA基準記録をパスした選手が、一人もいなかった。
男子19人(26種目)、女子21人(32種目)がB基準記録を超えるただけだ。
韓国は2008年北京五輪の時、競泳種目に男7人、女性9人など16人が出場した。
FINAが新たに基準記録制度を導入した2012年ロンドン五輪には男子6人、女性9人など15人が参加した。
FINAは既存のA・B基準記録をそれぞれ'五輪資格記録(Olympic Qualifying Time・OQT)'と'FINA/五輪選抜記録(Olympic Selection Time・OST)'という名前に変えてロンドンオリンピックのときから新たに適用した。
以前なら基準記録をA、Bに決めて種目別に、各国で最大二人(いずれもA記録を通過者)まで出場を許可してきた。また、A記録より下がったB記録だけを通過しても、無条件に、国家別に1人は、当該種目に出場することができた。
しかし、ロンドン大会からは従来のB記録に該当するFINA/五輪選抜記録を超えてもFINAが該当者たちのランキングを計算して出場選手を最終選抜するようにした。
選手団の安全のため参加選手の数を減らす一方、水泳弱小国選手たちにも均等に出場チャンスを与えたいという意図だった。
そのためロンドン五輪代表選抜戦で、従来のA基準記録である'五輪資格記録'を通過した韓国の選手は9人(男4人、女性5人)で4年前より半分近く減少した。 しかし、その後FINAが従来のB基準記録である'FINA/五輪選抜記録'を通過した選手の中から6人を選抜して、参加選手が増えるようになった。
五輪標準記録は、韓国の水泳には多くの進入障壁だ。
A基準記録の場合は、韓国記録よりも高記録な種目が多い。
男子自由型の場合、パク･テファンが韓国記録を持った100ｍ・200ｍ・400ｍ・1,500ｍはFINAの”A基準記録”より韓国記録のほうがが早い。 しかし、自由型50ｍは韓国記録(22秒32)がFINA A基準記録(22秒27)より劣った。
男女別ごとの個人種目各13個のうち7個ずつ種目で韓国記録がFINA A基準記録に及ばないのだ。
26日に行われた女子高校部自由形800ｍ決勝でチョ･ヒョンジュ(蔚山スポーツ科学高)が8分40秒79の韓国新記録を立てたが、A基準記録(8分33秒97)にははるかに及ばないままB基準記録(8分51秒96)通過で満足しなければならなかった。
今大会で女子部では五輪決勝進出まで眺めるアン･セヒョン(SKテレコム)がバタフライ100ｍと200ｍで韓国新記録まで狙うなど、A基準記録を通過する候補たちがいくつかある。
しかし、男子部では看板スターのチェ･ギュウン(国軍体育部隊)が自分が韓国記録を持った平泳ぎ200ｍはもちろん、平泳ぎ100ｍでもA基準記録の通過に失敗するなどリオ行きを予約するのに苦しんでいる姿だ。
このような状況でパク･テファンは、リオ五輪水泳国家代表チーム候補者名簿から除かれたわけだ。体育会の立場は変わらないが、規定の議論に火が付けば、悩まざるを得ないことだ。
（翻訳：みそっち）
ということでしてね、ついこの間まではパク･テファンの”韓国新記録”っていうのや国民の70％がリオ出場に肯定的なんてやってたんですけどね。
まぁほら、アノ国は”単品豪華主義”ですから他にいないんですよ、韓国の報道もほかの選手の名前なんか誰も載せないんです。まるで新体操の選手不足と同じ状態なんです。