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Channel: minaQのつぶやき 네토미나
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原油が下がってプラゴミの回収がストップだってよ

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原油価が下がると韓国ではリサイクルがなくなるらしい

ビニール・発泡スチロールのリサイクル処理の中止、なぜか。


イメージ 1[ソウルミーナ]家の中で分別回収して出した発泡スチロールやビニールなどが最近再利用されていないとします。

国際原油価格の下落や原材料価格の安の影響を受けてなのですが、ソウル市内のど真ん中にまでゴミが積もりました。

イメージ 2

ソウル龍山区(ヨンサング)の高架道路の下、黄色袋数千個たまっています。
幅は80メートル、高さは5メートルもなります。 ほとんどがペットボトルと発泡スチロール、廃ビニールのように、家庭から出たリサイクルゴミです。

[ファンドクイ/住民] "ある日を歩いてみたらあれがあんなに積まれております。 とても美観的に悪くて…"
 
元々は選別場に送られて処理されなければならないのに、二ヵ月近く放置されているのです。 龍山区ごみ選別作業をしていた会社が1月に閉鎖され、区役所が臨時で借りて使っていた他の選別場ももはや限界に達したためです。


[ソウル龍山(ヨンサン)区役所の掃除行政と] "正常に運営ができておらず、本来より処理率が下がったのです…"

処理容量を超えてこのように二階建の高さまで積み上げたゴミが、龍山区に500トンに達します。 ソウルと首都圏のまた他の区役所も事情は似ています。 リサイクルゴミを処理できずに抱えています。 そのため、ソウル市内の一部マンションは、発泡スチロールやビニールは分離回収が不可能だという告知文まで出始めました。
回収業者が発泡スチロールやビニールを持って行かないから管理事務所が自主的に大容量の従量制ごみ袋を購入しています。他の生活ごみのように埋立地に行くのです。
リサイクルはならない、管理費にはそれだけ負担になります。

[ジュファジョン/00マンション管理センター長 ]"一部は持っていかない部分は従量制ごみ袋を追加で購入をして排出している実情です。"

分別収集の中断は、リサイクル業界の経営難のためです。

[キム・ソンジュ/ソウル永登浦区リサイクル選別会社] "一ヵ月に約1~2千万ウォンほどの赤字運営が続いているから、職員らの給料さえも所定の日に支給していない…"

国際原油価格の下落と持続的な原材料価格の円安に直撃を受けたんです。
特に、最も高い部類に属した廃発泡スチロールの価格は2年前と比べると半分水準です。 加工をしてみても採算が合わないのです。
そのため、溶かして圧縮して建築資材として使われる再生スチロールの塊も引き続き積み上げています。 ※あのよく燃える外壁材かな?


イメージ 3


[ホンソクス/リサイクル選別会社の職員] "900~1,000ウォン、キログラム当たりそうだったが、今はキログラム当たり300ウォン?働く楽しさもありません。 人件費も出ないのに…"

ソウル市は龍山(ヨンサン)区庁ではリサイクル業社が倒産した以降、TFチームを作ったが、都心にごみがたまっていくという事実さえ知らないています。

[ソウル市庁資源循環課]
"龍山(ヨンサン)で? 私たちは初めて聞く話です。"

基本的には自治区が解決しなければならない問題だという立場だからです。


(翻訳:みそっち)



ゴミを出す感覚がちょっと違う”韓国型社会”

イメージ 7
韓国では街をきれいにしようという考えが通用しません。むしろゴミを散らかし混ぜて前日から路上に出しておくことが喜ばれます。
たとえば空き瓶の分別はお年寄りの取り分になっていますね、だからゴミの日に分けてだすようなことをしません。お年寄りの稼ぎの邪魔をするような行為だからです。

同様に廃紙の回収もお年寄りの仕事なので商店などでも前夜から店先に出しておくのが普通です。韓国では廃紙をあつめて暮らしているお年寄りが全国に175万人もいるのです。


イメージ 6そういうわけなので、ソウルっ子は燃えるゴミとリサイクルするゴミを分けて出すようなことはやりません。ゴミ再生業者の仕事を奪うことになりかねないからです。
ところが廃紙の値段が下がったり原油価格が下がると収集を本業にしているお年寄りの動きが鈍くなったりします。

それでゴミ収集の責任のあるの区役所などでは”大容量の従量制ゴミ袋”で集めたものをそのまま埋め立てたりしているわけです。ちなみにソウルでは区役所指定のゴミ袋以外は回収しないことになっていますがそういう事情もあってソウルの街はゴミが多いのです。
※ゴミ袋は有料だけど偽シールができたりしながらイタチごっこの繰り返しね

区役所指定の偽シールの偽造も立派な商売です、それを生業にしているひとたちにとっては区役所の横暴さえもチャンスなのです。このように非常によく出来上がった社会構造なので廃紙の値段が半分に下がってお年寄りの暮らし向きが悪くなると”無償給食配給”や”愛のキムチ強制配布”などで対応しているわけです。

イメージ 4明洞に代表されるような韓国の繁華街では商店主はゴミを積み上げておくことが苦になりません。客が出すゴミにも無関心です。
仕入れ品の廃ダンボールをお年寄りのために前夜から出しておくことが社会的役割だとされています。
これを韓国のお年寄りがショバ争いまでやりながら奪い合っているのですね。

これが早朝にはお年寄りの手によって分別されるわけです。そのあとに登場するのが区役所のゴミ収集車ですが、散らかったゴミを清掃する役割の人がべつにいたりもします。かれらは清掃作業で得られる収入が唯一の現金収入だったりするので街がキレイになってしまうと途端にお仕事をクビになったりもします。

ゴミがなくなれば彼らの仕事もなくなるので、ソウルでのゴミ出しは、”混ぜて出す、そのへんに散らかす”というちょっとした気遣いで社会的弱者の雇用を支えているわけです。



イメージ 5




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