地下鉄のただ乗り50・60代が半分…2号線の最多
ソウルメトロ1∼4号線の2週間不正乗車特別取り締まり…961件摘発
”韓国型”に熟成された公共交通機関の利用
摘発された乗客の年齢は50代と60代がそれぞれ24.4%、19.5%だった。
10代は16.9%、20代は14.1%、30代は11.6%、40代は11.8%だった。
ソウルメトロは、壮年層の不正乗車の件数が高い理由は、高齢者用の無賃乗車券(シニアパス)を他人から譲渡されたり、レンタルしたりする場合が多いためだと説明した。
路線別では、2号線が538件で、全体摘発件数の56%を占め、最も多かった。
4号線が253件、3号線が88件、1号線が82件と、その後を続いた。
性別では、女性が62%で男性より多かった。
類型別では乗車券なしに地下鉄を乗る無標の乗車が全体不正乗車者の56%で最も多かった。優待券(65歳以上、障害者、国家有功者)対象者がなく乗客が優待券を不正に使用した場合も299件に達した。
ソウルメトロ不正乗車の取締り件数は2014年1万4千538件から昨年2万1千431件で30%以上増えている。
ソウルメトロの関係者は"キセルは犯罪という社会的共感が形成されるように広報活動を積極的にする計画"と話した。
（翻訳：みそっち）
一般的な先進国ではキセルは犯罪ですが、韓国では”払うやつバカ”という基本理念があります。「もっと悪いことやってるやつがいるダロ」という韓国型思考が厳然と存在していることを知ることができます。
地下鉄の支払いで多いのはチャージ式のカードってことになってますね、そのほかにも使いきりのカードも売ってます。（カードを返却すると少しお金が戻ってくる）
捕まると区間運賃の30倍とかの支払いですからわりとキツイわけですがその場で名前を書いて本人が確認されると支払いはいつでもいいみたいですよ。 つまりそういうわけなので韓国で快適に暮らすにはいくつもの名前が必要だということです。
国家有効者とか高齢者(65歳以上)には割引利用できるカードが支給されます。それを借りてきて使うことはイケナイわけですが、当人が乗っても借りて乗っても”同じ一人じゃないか”という反論をするひとが多いそうです。”自分(ウリ)と他人(ナム)”の区別があるにも関わらずいつでも都合よく解釈する”韓国型行動”っていうのがこういうことです。
12歳までは子供料金が適用されますが朝の通勤時間帯には子供の姿を見ることはほとんどありません、理由はよくわかりませんが電車通学の小学生というのはソウルではほとんど見かけないですね。
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