“漢江遊覧船”の最近の事情

［ソウルミーナ］24日午後、ソウル汝矣島漢江公園の遊覧船の切符売り場の前。'不便をして申し訳ございません。 船舶点検をため本日運営をしません'という案内文が貼られていたが、ここに関心を見せている人はほとんどなかった。 公園で散歩をしていたキム某(50)氏は"元々、人がほとんどない出札所であることから、こんなのがついていることも知らなかった"と話した。

一時恋人たちの必須デートコースの一つに通じた漢江(ハンガン)遊覧船が、歳月の重さに耐えられず、記憶の裏に消えなければならない立場に置かれた。

先月26日、遊覧船'ココモン号'沈没事件以後、船舶点検を理由に来月31日まで漢江(ハンガン)公園遊覧船の運行が全面中断されたが、この事実を知っている人はほとんどないほどだ。

韓国人が立ち去った席を、中国人観光客誘致を通じて埋めているが、ココモン号沈没事故で、これすら難しくなるのではないかという懸念が出ている。

2013年57万9777人に達した漢江(ハンガン)遊覧船、内国人利用客は昨年39万4077人に2年間で3分の1が減少した。 唯一、漢江(ハンガン)遊覧船を運行するイーランドクルーズは、安価な観光商品で訪れる中国人観光客を攻略して辛うじて運営をして出ている。 年間10万人も駄目だった外国人利用客は昨年37万2244人に増えた。

しかし、経営難が深刻だ。 2014年末基準で、会社の当期の営業損失は38億4200万ウォンで、当期純損失は75億6200万ウォンだった。

イーランドクルーズがソウル市と結んだ遊覧船運営契約は2023年末までだ。 ソウル市関係者は、"昨年の安い観光商品を訪れる中国人観光客の団体利用が増加したのがせめての救いだ"とし、"遊覧船の場合、成人1人当たりの価格が1万から2万ウォン水準に市内観光よりずっと低廉だ"と話した。

専門家らは索漠とした道路やマンション一色の漢江(ハンガン)左右水辺風景のための人気回復について、悲観的な見通しを出している。 特に漢江(ハンガン)の両側に伸びている江辺北路やオリンピック大通りは、接近まで苦しめることになる。

さらに、漢江は季節によって水位が急変する。 ソウル松坡区蚕室水中堰や京畿道金浦市の新谷水中堰を設置して38㎞区間で水位を一定に維持しているが、遊覧船を運営するには距離が短い。

船着場の接近性が低いという点も問題に指摘される。 汝矣島(ヨイド)船着き場はそれさえも、大衆交通を利用することがましな方なのに5号線の汝矣島(ヨイド)駅で優に20分はかけたらようやく到着することができる。

ソウル市は、現在のところ、遊覧船と関連して特別な計画や政策はないという立場だ。 慢性的な問題点をなくすためには接近性や景観を改善しなければならないが、費用がかかるためだ。 実際に周辺道路と漢江(ハンガン)をつなぐインターチェンジ1ヵ所を設置するだけで約70億ウォンがかかる。 ソウル市関係者は"漢江(ハンガン)遊覧船と関連された開発をする上で地方自治団体は、関連する支援はできるが、基本的には遊覧船会社が主導的にことを待っている"と話した。

パン･ジョンファ、ソウル研究院研究委員は"無味乾燥した船舶デザイン、秀麗ていない景観、遊覧船関係者の観光マインドの不足などが問題"だとし、"陸上観光バス計画レベルで船内プログラムを多様に運営して勉強する街と買う距離、見どころを備えなければならない"と話した。

1986年10月に導入された漢江(ハンガン)遊覧船は、初期に瞬間的な人気を博したが、5年足らずで下り坂を歩み始めた。 1991年5月、セモと円光2つの運営会社が旅客難に悩まされ、年の暮れで合併した。 2004年7月にはハンリバーランドが事業権を引き渡し、2006年12月にはシエン、漢江(ハンガン)ランドが、2013年1月にはイーランド・クルーズが事業権を買収した。

（翻訳：みそっち）

このあいだ沈没してましたよね、過去カキコ：漢江沈没船　二日ぶりに引き揚げ

ニホンだと屋形船がイイですよね、フジテレビの沖合いでご馳走を　へへっ

あのセヲル号の会社も水上タクシーをやってたのですが儲からなくてイヤイヤやってたんですよね、それも撤退しちゃったのです（もう会社がないけどね）