空白だった貸金最高金利の上限が27.9%に…今月末から
一ヶ月半以上、最高金利規制は空白状態 ようやく34.9%⇒27.9％
関連過去カキコ：今、韓国では法定金利が野放しです
この法案は23日、国会本会議に上程されて、可決される見通しだ。 昨年11月、与野党は貸付業法処理に合意しておきながらも恒例の国会空転で、法案を通過させることができなかった。 このために貸付業法が昨年末、日没処理され、一ヶ月半以上、最高金利規制は空白状態に置かれていた。
法の施行時期は今月末頃になる予定だ。 昨年提出された改正案草案では法律の公布日から3ヵ月後に施行するよう規定したが、同日、政務委を通過した改正案は、公布後直ちに施行するように変えた。
キム･キハン金融委庶民金融課長は"立法空白状況が長くなったら駄目なために本会議成立後、国務会議を経て、大統領の裁可を受け次第、施行することにした"と説明した。 韓国貸付金融協会のイ･ジェソン事務局長は"業界が電算システムを入れ替えなければならないだけでなく、看板のような広告広報物も変えなければならないので準備作業を急ぐこと"と話した。
韓国貸付金融協会によれば、貸出金利を公示した40の貸付会社は、最高金利だけでなく、平均金利もすべて30%台を記録している。 最低金利が27.9%より高いところも35ヶ所に上る。
27.9%という最高金利は貸付業者はもちろん、すべての貸し出しに適用される。 カード・キャピタル会社や貯蓄銀行の信用貸出金利と延滞利子率も上限が27.9%に下げられている。 貯蓄銀行中央会によると、35つの貯蓄銀行のうち信用貸出平均金利が27.9%より高い会社が11ヵ所だ。 カード会社は現金サービスとカードローン利子率は27.9%より低いが、延滞の際に適用される利子率は最高金利が27.9%を超えるところが少なくない。 与信金融協会の関係者は"貸付業法が施行されれば、上限ラインによって最高金利を引き下げるもの"と伝えた。
新しい最高利子の上限は、既存の貸出には遡及適用されない。 施行日以降に新規融資を受けたり、貸付を更新、延長をする時に下がった最高金利を適用を受けられる。 したがって、既存の融資者は、新たな貸付に乗り換えてこそ、最高金利引き下げの恩恵を受けることができる。
もし、今年の1月以降、貸付業法の空白期の間に利子率34.9%を超過した融資が行われたなら、これは法施行日以降は違法であるため、34.9%以下に調整しなければならない。 キムキハン課長は"点検結果、ほとんどが、貸付業者が法の空白期にも34.9%台を守ってきたために大きな混乱はないもの"と話した。 野党では1月以降34.9%に出た融資にも27.9%の最高金利を遡及適用しなければならないという主張が出たが、採択されなかった。
（翻訳：みそっち）
最高金利が野放しって何？
基本的に66％だったものを、下げるさげるしてきたわけです、とくにこの間までの34.9％っていうのは期限を区切って施行した時限立法？なのかな？ その時になって見直すということを最前提にしていたのですね。 それが期日が来たのに次をどうするのか国会が終わっちゃって空白になっていたってことです。
断片的に見てみると2008年には66％だったものが徐々に下がってきたわけですが、こういうのがあります
”上限金利が年66％であったとき（2002年10月〜2007年10月）には、低信用者（信用格付け9〜10の評価）の貸付業者利用の割合が39.5％だったが、上限金利が年34.9％に引き下げられた昨年4月〜今年4月には、低信用者の割合が17.1％に低下した。”
いつの時代にもお金のない人っていうのはいるんですよね。法定上限金利が66％の頃でも借りる人は借りることに躊躇しなかったのです。上限金利が下がったことで、低信用者の利用割合が減ったとありますが、これは普通の信用水準のひともジャンジャン借りるようになったということを表しています。これが最近急激に増えている韓国の家計負債の雪質ということのようですね。
貸付業者といえば取立てが職業になるような花形産業です、少額を貸出して最高金利を受け取るみたいな”かったるい”貸付けはやりたがりません。もちろん取っ掛りとしてチラシを配って少額融資からはじめるわけですが、そのほかにも手軽な審査で整形手術の費用をすぐに貸してみたりして販路を拡げたりしているようです。
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マンガで見てみる韓国型金融のステキな罠
みそっちのハングルまるごとエア翻訳④
怪傑ネコ頭巾が行く！
ガシャン こ、この音は ＯＨ ＭＹ ＧＯＤ-
やっちゃった どーしよー・・・
どーしてくれるんだ おいおいおい 新車なんだぞぉ
・・・すぐに金をはらえ 払え
さもなくば60万ウォンでどうニカ？ ああん！ ＴＴ
は？ "手続き簡単 いますぐご融資 安心安全 -ナムル金融-"
あのぉ～ はじめてなんですが・・・
は～ぃはいはい ようこそナムル金融へ！
急なお金ですね 審査はかんたん 手続き迅速 いますぐご融資しますよぉ～
じゃぁ これ 60万ウォンですね 1週間経ったら返してくださいね
あ ありがとごぜ～ます。 （やれやれ～）
［1週間後］
はぁぃ こんにちゎぁ ご返済ですね 60万ウォンに利子40万ウォンが加算されて100万ウォンになります
へっ？ どうしました まさかお金がないとでも？
ん！ 「これがナムル金融の手口なのじゃ」 「あんまりだぁ～」
「ココで重要なのがその手口じゃよ 法定金利の上限は39％じゃ、しかしこの金利計算はどうなっているのじゃろう、１週間で金利が40万ウォンもついておるぞ」
計算してみよう、 年３千４６７％ こういう計算になる
９０倍 ひどいっ！
"庶民金融"とはこういうものじゃ たしかに便利じゃがいざ返すときには大変じゃ
これって払うの？
心配ない こんなときのために 金融監督庁の個人債務相談窓口があるのじゃぁ～
つづく
（翻訳協力：みそっち）
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ええ、朝鮮時代の金利ですが、あの国では全くお金が流通していなかったので”現物”の貸し借りが行われていました。 たとえば朝鮮時代には”直播き”だったコメですが、種籾を借りると利息は秋の収穫量の4割というのが相場だったようです。これは年貢のような持って行かれちゃうおコメとは別のハナシですよ。んじゃコメが朝鮮で食用にされていたのか？というと、食べもしない高級品（しかも手間がかかる割に当時は収量が少ない）というコメなので、こういう図式だったようです。
しかも当時の朝鮮のお百姓(姓なんか無いけどね)さんは種籾を取っておくということを”禁じられて”いたそうですから、毎年種籾を借りて最大で4割持っていかれるという生活をしていたんですね。その上、自分の畑じゃありませんから地主さんに収穫量の半分を持って行かれます。地主さんはそこから税金をお役人に出すという社会構造ですからね。そうなると雑草同然の鳥のえさみたいのを食べていたということでご理解いただけるかと思います。
ニホンが換金できる作物としてコメの栽培を広めたり、田植えにはじまる農作業や水車を教えたことで、ニホン統治時代になると急激にコメの生産量が増えますよね。 そうなる前のことを韓国では教えないから”収奪”なんてセリフが出てくるんです。
ヒデヨシの頃の朝鮮征伐でも九州名護屋に用意した遠征用のコメが80万石ですぐに足りなくて追加してましたよね、現地で徴発する食べものがニホンの足軽にも口に合わなかったのでしょう。とはいってもヒデヨシのころはまだ朝鮮中期でしたから加藤清正の見た南大門もさぞかし立派だったと思います。
そのあとの中国清との戦い(丙子胡乱)で負けた朝鮮は城壁や城門、宮殿などの修復の一切を禁止されたため、丸々と放置されてそのままになっていたのがおなじみの南大門の写真で分かるようなものすごい竪穴式の暮らしですよ。