幸せは成績順という韓国…学閥が良いほど生活の満足度↑
上位圏大学卒業者54%の生活に満足 中卒・高卒以下は20%台に止まって
月平均所得と従事する職業の地位が同じと仮定して分析した時も同じって
[ソウルミーナ]学歴や出身大学の社会的地位が高いほど生活の満足度が高いという研究結果が出た。 高所得の職を得るのとは別に、学閥が良ければ自尊感が高く、家庭生活なども良くて'幸せも成績順'ということだ。
15日、キム・ヨンチョル、祥明(サンミョン)大学金融経済学科教授は"幸せは成績順じゃないですか?'学歴(学閥)'の非経済的効果推定"という論文でこのような研究結果を出した。
キム教授は、韓国労働パネル調査(KLIPS)7次年度の資料のうち、9千997人を相手に'全般的な生活に対する満足度'などを対象にアンケート調査した結果を活用し、出身大学水準と学歴によって生活満足度が変わるかを分析した。
学力水準は、大学別の入学生の平均大学入学試験成績を推定して上位圏大学(10個)、中上位圏大学(30個)、中位圏大学(40個)、その他の4年制大学、短大、高卒、中卒以下に分けた。
分析結果、学歴水準が高いほど生活全般の満足度も高くなっていることが分かった。
有効回答者9千948人のうち自分の生活を満足すると回答した比率は30.2%(3千95人)だったが、上位圏大学出身の中で満足していると答えた割合は54.0%となった。
、学力水準が低いほど生活を満足するという回答者の割合も減った。 中上位圏大学は46.4%、中位圏大学は42.4%、その他4年制隊は46.2%を記録して上位圏大学のほか、大卒者たちは、おおむね同様たが、専門大学卒、高卒、中卒以下はそれぞれ35.1%、28.8%、23.1%に落ちた。
月平均所得と従事する職業の地位が同じと仮定して分析した時も同じだった。
専門大学卒の満足度を基準にした際、中卒以下と高卒は満足度が各11.9%pと6.2%p低く、中上位圏大学と上位圏大学出身は各10.6%p、15.5%p高かった。
学閥差が所得差につながって生活の満足度に影響を与える効果を排除してみると、所得のほか、雇用の質的水準や結婚及び家庭生活、自尊感や差別意識など、多様な要素が学閥効果に含まれるということを知ることができるとキム教授は分析した。
一例として、学歴水準が高いほど差別される経験も減少することが分かった。
有効回答者7千400人のうち'就職時差別待遇を経験した'と答えた割合を見ると、中卒以下は23.0%、高卒は18.7%、短大卒は19.1%だった。 一方、中上位圏大学、上位圏大学出身は各8.3%、7.3%に止まった。
一般的な社会生活で差別を受けたという認識も、学力水準別の差が出た。
9千315人の有効回答者のうち726人(7.8%)が社会生活で差別を受けたことあると答えたが、中卒以下と高卒出身はそれぞれ11.0%と7.1%に達した。 一方、中上位圏と、上位圏大学出身はそれぞれ4.4%と1.8%だけが差別を受けたことあると答えた。
キム教授は、"過度な高学歴・学閥追求傾向は、'虚勢'だけとみなすことができない"として、"受験過熱競争を解消するためには、社会構造的に硬直された大学間の序列文化を緩和しなければならないだろう"と指摘した。
この論文は今月17日、ソウル大学で開かれる経済学共同学術大会で発表されて'経済学研究'3月号に掲載される。
(翻訳:みそっち)
これね、月平均所得と従事する職業の地位が同じと仮定して分析した時も同じだった。ってところだとおもいますよ。稼ぎが同じでも”イイ大学”を出たっていう自尊心だけが生きがいで生きていけるんですね。 そいうことでしょ。
”俺も無職だけどイイ大学に行ったから俺のほうが幸せだ”っていう考えなんですよ。
とても韓国人らしさのわかる分析ですね。