漢江(ハンガン)沈没遊覧船、二日ぶりに引き揚げ…原因究明予定
二次災害は無かったけれど、遊覧船の運行は中止になるし 大災害
[ソウルミーナ]漢江(ハンガン)で沈没した遊覧船が事故から二日後の昨日(28日)は引き揚げられました。 氷が凍ったこともあったが、引き揚げ装備が用意できなかったので遅れたとします。
125トンの遊覧船で水を抜き取ると、水に浸っていた船体が少しずつ見えてきます。
氷の中でうごめいていた遊覧船が水面上に徐々に姿を現わします。
事故が発生してから二日ぶりです。
引き揚げが遅れたのは漢江(ハンガン)がしばらく凍りついたうえに、関連業者と装備を見つけられなかったからです。
[漢江事業本部の関係者:漢江(ハンガン)には引き揚げ専門メーカーがありません。 海と違って橋で塞がれているために大きな船や引き揚げ関連装備が通うことができません。]
'ココモン号'の中には1トンほどの油が残っており、オイルフェンスを設置するなど、防除作業も怠っていない。遊覧船の引き上げと曳航には、防除作業員12人、引き揚げ資源人材20人、潜水部10人、トゥクソム水難救助隊所属の5人など50人余りが投入された。
'ココモン号'が沈没を開始する際に、遊覧船の中には米国人3人、タイ人2人、通訳士1人など6人の乗客と乗員5人が乗っていた。遊覧船に乗っていた船員の通報で緊急出動した119救助隊により、これらは無事に救助され、人命被害はなかった。
125トン規模の168人を乗せることができる「ココモン号」は、漢江遊覧船 蚕室船着場 を出発し東湖大橋 を経て、再び蚕室船着場に戻ってくるコースだ。1986年8月、建造された「ココモン号」は来る8月には「三十歳」となる。警察は「ココモン号」沈没の調査のために専用の捜査チームを詰め込む。警察によると、専門チームは、知能犯罪捜査隊海洋犯罪捜査所属の捜査官と、全国の海洋専門捜査官、地域の管轄の警察署のソウル城東警察署所属の刑事32人などで構成されている。
警察は捜査専門チームを介して、事故の原因を明らかにして事業者、公務員などの事故関係者の過失かどうかなどを調査する方針だ。先に27日、ソウル城東警察署は、クルーズ船の沈没事故と関連し、当時船に乗っていた船長ら6人を参考人の資格で呼んで調査したことが分かった。
引き揚げられた船はソウル蘭芝(ナンジ)船着場にある船舶検査所に移され、警察や国立科学捜査研究院、船舶検査機関が合同で精密鑑識に乗り出す予定です。
特に警察は海洋専門捜査官などを中心に特別専従チームを立ち上げ、事故の原因を究明すると明らかにしました。
警察はすでに、遊覧船船員など関係者を呼び安全守則を守ったかなどを調査しました。
事故の原因ではスクリューなどの部品異常と外部の衝突の可能性が提起されています。警察とソウル市は鑑識作業が終われば、該当遊覧船を廃棄するかどうかも検討する計画です。
(翻訳:みそっち)
まあ漢江は水深が浅いですからね、船の2階部分はそのまま残っていたのです
このクレーン車を載せた台船で持ち上げながら運んだのかな? いえいえそういうことはできません。どう考えたってクレーンのアームが橋桁に当たっちゃいますからね
恥ずかしい移動作業は夜を徹して行われたのです。
この引き揚げにかかった費用は概算で6億ウォンくらいだそうですが、船は水没で廃船のようですし、水上警察隊からも実費の負担請求がありそうです。まあ言ってみれば大掛かりなレッカー車を呼んで運んでもらった単独事故ってことです。
ところで沈没原因はスクリュー軸のパッキンからの浸水が疑われていますが、凍った漢江の氷で船底に穴があいた可能性が囁かれています。韓国では水中にも氷が出来るみたいです。
火曜日の沈没事故カキコはこちら
乗客が6人ってどうなのよ うっしっし