暖かいから台無しなった…相次いでキャンセルされた'氷祭り'
江原道の住民たち、異常高温に泣きっ面
麟蹄ワカサギ祭り・洪川かちかち祭りは霧散
旌善つらら祭りは一週間延期・華川ヤマメ祭りは今週末に最終決定
麟蹄ワカサギ祭り・洪川かちかち祭りは霧散
旌善つらら祭りは一週間延期・華川ヤマメ祭りは今週末に最終決定
今年の'暖かい冬'が主要因だ。 利用客が減ると、スキー場側は週末にもかかわらず全体スキーゲレンデ18面のうち12面だけ開放した。 先月16日開幕予定だった'17回麟蹄ワカサギ祭り'も川の水が凍らないためキャンセルされた。 昨年に続き、2年連続である。
今年の冬は異常高温で、江原道地域の冬祭りが相次いでキャンセルされたり延期されている。 スキー場も利用客が目に見えて減った。 例年なら、1月初めは真冬だが、今年は春の陽気を見せている。 この4日午後1時を基準に江原道で最も寒いという大関嶺(テグァルリョン)が摂氏0.7度であり、江陵と束草(ソクチョ)はそれぞれ7.7から6.7度だった。
ある内水面の漁民は"昨年にも祭りがキャンセルされ、肉体労働で持ちこたえたが、今年は漠然としている"と話した。
1日開幕予定だった'洪川江(ホンチョンガン)かちかち祭り'も取り消された。 洪川郡は祭りのために買っておいたマス15tをどう処理するか苦慮している。 昨年50万人余りがかちかちフェスティバルを訪れた。
旌善郡は氷が凍らないため'つらら祭り'開幕を8日から15日に延期した。
華川ヤマメ祭りは開幕日が9日のため、まだは問題ないが、異常高温で、氷の厚さが十分ではないか、気をもんでいる。 気象庁は、今週半ばから江原道・嶺西(ヨンソ)地域の気温が氷点下8度まで下がるものと予報したが、1月全体では気温が例年の平均より高いと見通しているためだ。
（翻訳：みそっち）
川が凍ると平らな敷地ができるのでイベントをするにはイイんですよね、ついでに養殖の魚を釣ってもらえばお金儲けにもなるということなんですが、当てが外れているんです。そこで雪像なんかをつくって集客しようっていうんですが、これがまた韓国には芸術家が少ないですからね、雪像なんていうのはこんなレベルです
さてもうひとつ
大関嶺といえば夏は避暑地として韓国ではちょっと有名なところですよ
道路で寝る珍風景
江原道江陵では、市民たちが夜ごとに標高800mの高地帯である大関嶺に移動する珍風景が起こっている。 江陵と温度差が5~10度ほどあるためだ。
※クルマで20分ほどで到着するらしい、上に見えるのは高速道路、その開通で使われなくなった旧道の路肩がベストポイントとなっています。
▲アスファルトのうえにゴザを敷いてそこで寝ちゃうという野趣あふれるワイルドさ
▲江陵の明け方には肌寒いこともあるので十分な防寒対策が必要だ。
※この辺は山の上なんだけど虫はいないらしい