ナゾの”宇宙酒”ってまだ売ってますか?
'宇宙酒製造'20代男、実刑に:懲役8月・執行猶予2年
[おさけミーナ]ソウル西部地方検察庁不正食品事犯政府合同捜査団は去る10月30日食品医薬品安全処と合同で国内で食用として使用できない化学的合成品が含まれた'宇宙酒'を無登録で製造・流通した製造業者2人と販売業者10人を食品衛生法違反の容疑で在宅起訴したと発表した。
※韓国の場合、在宅起訴とは身柄を拘束して置く場所が無いために次の裁判まで逃げちゃダメっていう程度のこと、その間に証拠隠滅や海外に逃亡(旅行)することは可能
宇宙酒はウォッカなどさまざまな種類のお酒にキラキラ成分などを混合して製造したアルコール約20度のお酒だ。 多様な色の酒の中に輝く粉末が漂う姿がまるで宇宙天の川と似ており、最近、若年層の間で大きな人気を集めている。 写真は宇宙酒の姿。
裁判所は酒のビンを振ると、輝く物質が漂ういわゆる'宇宙酒'を無許可で製造・販売した20代の男性たちに執行猶予を宣告した。
※韓国の場合、執行猶予とは事実上の無罪判決、執行猶予期間中に別件で捕まっても裁判所が違えば再び何度でも執行猶予判決が出ることになる。2度目に捕まっても裁判を延ばせば執行猶予期間が過ぎるので実刑になることは限りなく低い
ソウル西部地裁・刑事3単独(ナサンフン判事)はウォッカなどの都市で販売する一般酒類に光沢色素などを混合したお酒を製造・販売した疑い(食品衛生法違反)で起訴された居酒屋運営者のイ某(26)氏とチョ某(26)氏に各々懲役8月に執行猶予2年を言い渡したと11日明らかにした。
裁判所によれば、地方で居酒屋を運営するイ氏など2人は、今月6~10月に食品製造業登録をせず、食品添加物で、許容されてないキラキラの成分を添加した2500万ウォン相当の宇宙酒570ボトルを作ってインターネットなどを通じて流通させた。
イ氏などは宇宙酒に輝く効果を出すために、韓国食薬処で食用許可を出さなかった国内で使用できないポタシウムアルミニウムけい酸塩という色素を入れた。
裁判部は判決文で"(イ氏らが)、無登録状態で国内で添加物で、許容されてない化学合成品を添加して酒で作って流通し、販売量も2500万ウォン相当に達し、罪質が軽くない"と明らかにした。
ただ裁判部は、"被告人らが(宇宙酒を)食薬処に登録するために、食薬処にメールを送って原料規格書などを提供してもらい、(宇宙酒の)特許出願を準備するなど、努力がうかがえる"と量刑理由を明らかにした。
イ氏などは"検察の取り調べを受ける過程で(ポタシウムアルミニウムけい酸塩が)食薬処に登録されていない添加物という事実を知った"、"(宇宙酒)原料規格書に(食薬処に登録されていない)ポタシウムアルミニウムけい酸塩が書かれているのを発見できなかった"と供述した。
ソウル西部地検の不正食品事犯政府合同捜査団はこの10月末、食用添加物で、許可されてない物質が含まれた宇宙酒を無許可で製造したり、販売した疑いでイ氏など12人を在宅起訴した。
(翻訳:みそっち)
これは以前にも紹介しましたが、”宇宙酒”の記事ですね。これってよく読むと”偽宇宙酒”ってありますよ。 宇宙酒ってまだ飲めるの?
作り方がありました
読み直しておきたい過去カキコ