"空き瓶なく、生産支障"..酒類会社、手足をジタバタ
空き瓶保証金、上がるのか上がらないのか、廃品業者では差益確保のため大量に備蓄中、空き瓶ひとつで年を越せば60ウォン丸儲け
23日、酒類業界によると、環境部は来年1月21日から現在の40～50ウォンの焼酎とビールの空き瓶保証金をそれぞれ100ウォン、130ウォンに引き上げ、16~19ウォンの取り扱い手数料を33ウォンに引き上げる改正案を推進した。
しかし、規制改革委員会が先月空き瓶保証金は現状維持して取り扱い手数料は業界の自律に任せると決定し、引き上げ案が霧散の危機に直面した。
現在、環境部は、規改委に再審査を要請した状態だが、引き上げ案の通過するかどうかは未知数だ。
※焼酎空き瓶の保証金のハナシ、保証金の引き上げは無かったことにするか検討中
このようなニュースにもかかわらず、一部の古物商らは保証金の引き上げを期待し、差額を残すために、空き瓶を売らないで積んでおくことが分かった。 これによって、空き瓶の回収・リサイクルが鈍化し、主に焼酎の生産が円滑が行われていない。
酒類会社の関係者は"秋・冬が最盛期を迎えて焼酎が多く販売されたが、空き瓶保証金の上昇期待感で、一部の古物商たちが焼酎空き瓶を縛っておいて、円滑な生産に一部支障がある状況"と話した。
また、別の会社関係者も"空き瓶保証金の引き上げがまだはっきり決まっていないが、回収率は少しずつ落ちている"ながら、空き瓶の回収が滞ると、容器の生産業者に追加注文をしなければならないために時間と単価がかかる"と説明した。
一線の流通網も事情は同じだ。 酒類卸売業者の関係者は"酒類会社営業社員らが空き瓶が足りず、生産が遅滞されるとし(空き瓶を)のすぐ回収して行っている"、"同日、ロッテ酒類が発売したペットボトル製品'まろやかでシリーズ'も空き瓶不足現象の延長線という見方がある"と説明した。
このような空き瓶不足現象について、古物商をはじめ、空き瓶の回収業者らは買いだめが極めて一部分に過ぎないと反発している。 全国古物商連合会の関係者は"古物商も敷地を賃貸して使用する場合がほとんどであり、空き瓶を買いだめする場合は極めて一部分であったり、ほとんどない"、線を引いた。また"古物商が買いだめして空き瓶が足りないという主張は、酒類メーカーの大げさ"とし、"むしろ高齢者がいる家庭・養老院などで保証金の引き上げを備えて蓄えておく空き瓶の量が少なくない"と説明した。
さらに、韓国チェーン事業協同組合、全国小商工人連合会、韓国スーパーマーケット協同組合連合会など、空き瓶の回収業者たちは政府の省庁間の足並みの乱れの行動を批判し、保証金の引き上げ案が白紙となった場合、空き瓶の回収自体を拒否するという立場だ。
これらがスーパーマーケットなどで空き瓶を回収し、古物商にもたらす'異常回収'の割合は、全家庭用の空き瓶の回収率のうち66%に上る。 そのため、ややもすると'空き瓶大乱'が起こる可能性もある。
業界関係者は"古物商らが空き瓶を縛っておいているが、政府が保証金の引き上げ推進を撤回するなら(古物商たちも)放棄して在庫を出すだろう"とし、"しかし、印象が霧散すると、メーカーが回収拒否に入ると発表したことがあり、あれこれと頭が痛む状況"と伝えた。
環境部の空き瓶保証金引き上げへの期待のため、空き瓶の買い溜め現象が一部の発生し、酒類業者に製品生産に支障を来たしている。 ソウル市内の大手マートで関係者が空き瓶を整理する姿。
（翻訳：みそっち）
韓国では空き瓶はゴミの日に出すというのが一般的です、それを分別して回収する役目をしているのが貧困な高齢者層という住み分けができているのです。
空き瓶は酒造メーカーが最終的に回収しますが、その際に買い取る金額というものが空き瓶保証金とは別にあってその金額だけ上げようというのが折衷案なのですが、まだ空き瓶価格が上がる可能性もあって反発しています。
この空き瓶回収手数料が引き上げになると市販価格にも影響があって値上げになるということですがお店で飲む焼酎もついでに値上げになるだろうということで割と話題になっています。
とにかく空き瓶の保証金が上がることを見越して空き瓶を集めておいて差益をもらおうという人ばかりなので酒造メーカーでは空き瓶が不足しているのです。
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