陽川区の病院でC型肝炎集団感染…犯人は注射器?
今どき注射針の流用なんてどこの国? ナゾの痩せる点滴ってなに?
[健康ミーナ]ソウル陽川区(ヤンチョング)のある病院で患者と医療陣18人が'C型肝炎'にかかりました
すべて'痩せる輸液注射'を迎えたという共通点があります。
疾病管理本部は注射針を流用したことが原因と推定しています。
ソウル陽川区(ヤンチョング)のある病院で院長夫人と看護士2人、患者15人がC型肝炎に集団感染したことが確認されました。
感染者18人は抗ウイルス剤で治療中で、当該病院は、追加感染を防ぐため、暫定的に閉鎖されました。
疫学調査中の疾病管理本部では注射を通じた感染可能性に重きを置いています。
感染者いずれも点滴注射を病院で数回迎えた共通点があります。
[インタビュー]地元商人
"ダイエットのためにね。おばさんたちが、点滴さして持って通っていたけど。"
実際に病院利用者の大半は50代以上の女性であり、ダイエット用の輸液を迎えたことが確認しました。
現在、病院が同じ注射針を何度も使用して、集団感染事実を隠ぺいした可能性も提起されています。
疾病管理本部と陽川区の保健所では病院開設2008年から訪問した患者に診療記録を確保して検査を進行中なのに、対象者だけが千人を越えます。
[インタビュー]グォンドンヒョク/疾病管理本部疫学調査研究官
"増える可能性がありそうです。 長期的に輸液治療を受けた方々がけっこういるものと知っています。"
"増える可能性がありそうです。 長期的に輸液治療を受けた方々がけっこういるものと知っています。"
C型肝炎は肝臓癌など致命的な合併症を招く恐れがあるが、早期に発見すれば完治が可能です。
今回のC型肝炎集団発病事実は19日、陽川区(ヤンチョング)保健所が匿名の情報提供を確認する過程であらわれて、病院側の隠蔽の可能性も提起されている。 保健当局は内科医院側が注射器再使用など医療法を違反した事実が確認されれば法的措置を取る予定だ。
C型肝炎は風邪疲労(病)、おう吐の症状があって慢性肝硬変、肝臓癌などの合併症を誘発する。 血液によって伝染して人間伝播の可能性はわりと低い方だ。
(翻訳:みそっち)
C型肝炎はウイルスが原因だそうですよ、注射針の使い回しが感染の原因だった時代があったそうですが今は21世紀ですよ。
注射針っていうと糖尿病のひとがチクンするじゃないですか、そんなときの注射針を洗えば何度でも使えるという”簡単お手入れ方法”が話題になるようなのが韓国型最新医療ですからこういうことはよくあるんですが、これじゃぁ注射針メーカーも儲かりませんよね。
じつは韓国はもぐりの治療というのが非常に多いのです。カルテも書かずに現金でお金を受け取って患者のほうにも引け目がある場合が多いそうですが、たとえば整形手術であったり中絶手術だったりするわけですが、こちらの治療費は保険を使わずに便利なローンなどを組んで気軽に利用できるようになっているんですね。
このような無保険診療でも注射針などは一般的には”消耗品”ですから、施術すると一定数が使用されるわけですね。これが税務調査などでは、仕入れた数と保険診療での使用数が違っていたりするのを証拠にされたりするので、”注射針の洗浄+再利用”というのは韓国では一般的なことなのです。
それでも医療ゴミというのが出るじゃないですか、何百℃か何かで焼却しなきゃならないのですが、その処理工場がどこにもないんだそうです。それでもゴミは出るはずなんですが、処理費用がもったいないですよね、それで分別して使える方は洗って再利用でしょ、使えない方は一般ゴミとして出しちゃうということで病院側のお財布負担がとてもエコなのだそうです。
痩せる点滴については次回ね