軍、前清海部隊長副食費7千万ウォン横領容疑で拘束起訴
この間はUAE派遣部隊の指揮官が更迭されたばかり、おいしい海外勤務って
[おかわりミーナ]国防部検察団は、清海(チョンヘ)部隊長のキム某准将について、副食費6万1千ドル、韓国のお金で7千万ウォンを横領した容疑で拘束起訴したと明らかにした。
軍検察関係者は、今日キム准将を業務上横領と、虚偽公文書作成の教唆の疑いで拘束起訴したと説明しました。
キム准将はこの2012年、清海(チョンヘ)部隊長として勤務していた時代、オマーンシャルララハンに二回寄港して食材を供給を受けて納入された副食費水増しして仲介人に7千万ウォンを余計に支給した疑いが持たれています。
軍検察関係者は、キム准将がこのような方法で横領した金額で、ウイスキーやワインなどを購入して、任意に使用したと説明しました。
また、他の清海(チョンヘ)部隊も類似の事例があるものと見て捜査を拡大していると付け加えました。
これに対してキム准将は副食費決済の事実を後に知り、ウイスキーやワインも部隊員を激励するなど公的な用途のみに使用したとし、関連容疑を否定しているものに伝えられました。
(翻訳:みそっち)
ええとね、清海(チョンヘ)部隊っていうのは300人ほどですよ、そうなれば指揮官は大佐クラスが適任なんですが軍艦の大きいのの艦長が大佐なのでそれより偉い准将っていうのが事実上の指揮官になっています。そして韓国軍では伝統的に指揮官が金品を横領するということになっています。韓国軍の前身である南朝鮮警備隊が解隊されたのも部隊長クラスの常習横領がきっかけでした。
朝鮮~韓国軍にとって将軍とは私腹を肥やす役職であり、そういうものだということも当時の朝鮮人はよく知っていたわけです。するとふしぎなことに李承晩の時代の軍の指揮官は揃いも揃って横領に励みました、とくに国境警備の部隊などは南北交易の利益を私有化するために交易許可証の発行権を握っていたりして副収入に励んでいたのですね。そんな様子を見ていたころの朴正煕あたりはまだ偉くなっていなくて同じことを繰り返すのかと思いきやニホンの士官学校ではそういう要領について教えなかったので余録がなかったりしていたようです。
そのあとの全斗煥の世代になるとふたたび朝鮮韓国式軍隊横領が頻発するようになりそのまま現在に至るわけです。
そうしてみると朴正煕は”韓国型軍隊”の目の敵のような役割として不正腐敗というものを減らそうとする努力さえしていたことが分かっています。そういうのに不満を持つ勢力に撃たれちゃうのも仕方のないことでしたね。
いっぽう全斗煥あたりはベトナム派遣中に米軍と韓国軍の両方から食料費を受け取り、米式食料(レーション)は南ベトナムのヤミ市場にじゃんじゃん横流ししてお金をためていました。ニホンの1ドルが360円という時代で大卒初任給2万円とかの頃に3ヶ月で4000ドルを持ち帰ったのをはじめ彼自身の回顧録には出てこないほど頻繁にベトナムと韓国を往復して私財の獲得に執着したのです。彼はその金を使い軍で昇進しながら出番を待っていたわけですが意外に早く朴正煕が死んだのでその後大統領になる道を選びました。
でもね今回の”韓国のお金で7千万ウォン”っていうのはケチくさいハナシですよ、国民防衛軍時代の横領額は20億ウォン(今とは随分違ってかなりの高額)といわれていますが、行軍の途中で減った人数分の食料費まで後になって請求した部隊もあったとかで、そんなお金がどこにあったんだっていうくらいの大疑獄事件だったのですね。
そういう歴史があるので”不正のない部隊は無い”というのが韓国人の考える軍隊ということです。