なぜだ…仁川ジア大会のメインスタジアムの賃貸また霧散
7日、仁川(インチョン)市によると、先月12日から11月5日まで、西区のアシアードメイン競技場の収益施設の運営事業者選定のための公開入札を進行した。
だが結果は虚しかった。 結婚式場業種1社だけが入札に乗り出しただけで、残りの4つの業種には申請業者が、たった1ヵ所もなかった。
▲4階建て構造のスタジアム観客席下側を各種商業施設として賃貸する計画は3年目の漂流中となっている。
市は毎年賃貸料として大型マート16億4000万ウォン、アウトレット11億4000万ウォン、映画館9億1000万ウォンそしてスポーツセンター5億6000万ウォンを提示した。 しかし、事業者を探すのに失敗した。
結婚式場の場合、年間の賃貸料予価が2億7000万ウォン。今回の申請会社は5億5000万ウォンを希望賃貸料として提示したという。 最終落札可能性が大きい。
市は当初5つの業種を一括賃貸方式でこの8月、初の入札を進行したが、流札されると、今度は個別賃貸方式に転換した。 市は近いうちに似たようなレベルで再入札予定だ。
アシアードメイン競技場に投入された建設費用は計4700億ウォン水準。昨年、仁川アジア大会の開・閉会式の場所で使われたが、その後にはこれといった活用方策が見つからず、都市荒地という非難まで溢れている。
（翻訳：みそっち）
メインスタジアムだそうですが、手っ取り早くお金儲けになる業種ということで大型マートやアウトレットとか映画館みたいな複合商業施設にしようってワケだったのです。ところが借り手が出てこない。近所の小売店はそろって反対するといった”韓国型現実”で事態が混迷してるのです。
ちなみにメイン会場の年間維持費は5億ウォン程度となっているので大変ですよ。
今回の入札はそれ自体が決定権のある取り決めではないということで応札者が入札価格の見直しを求めるという動きがあるそうです。