国連軍司令部"北朝鮮砲撃の物証捜す事ができない"
ㆍ弾着地点不明・証言も錯綜して
ㆍ合同参謀本部"北朝鮮挑発の事実明確だと"釈明
ㆍ合同参謀本部"北朝鮮挑発の事実明確だと"釈明
・証拠なんていつも無かった 物証は無いが心象ではキタ朝鮮の仕業である
[国防ミーナ]国連軍司令部軍事停戦委員会(軍停委)が去る8月20日、非武装地帯(DMZ)で発生した北朝鮮軍の'砲撃挑発'に対する明白な関連物証を探せなかったことが明らかになった。
韓国軍関係者は18日"国連軍司令部軍政委が去る8月20日、DMZから南北朝鮮軍の間に起こった砲撃事件を調査したが、明白な北朝鮮の砲撃は証拠がないものであると、すでに(暫定)結論を下したものと聞いている"、"これは事実上北朝鮮軍の仕業と考えていないという意味にも解釈されかねず、軍首脳部が憂慮している"と伝えた。
※14.5mm機銃の発射が検知されたという対砲兵レーダー部隊の情報では”発射地点も推定できないが14.5mm機銃1発の発射音もなく、レーダーで確認することは困難だ”ということです
このために、国連軍司令部軍政委が去る8月4日に発生した木箱地雷事件については調査に乗り出し、二日ぶりに北朝鮮軍の犯行という結論を下したが、砲撃に対する調査結果は事件発生2ヵ月になるように発表していないということだ。
これと関連し、南北朝鮮軍の砲撃事件が発生した当時、軍当局は熱映像監視装備(TOD)画面で砲煙が観測されたと発表したが、砲弾が落ちたところや、痕跡は見つからなかったと在韓米軍に精通した関係者は伝えた。
※8月20日の韓国軍の発砲は午後4時12分にキタ朝鮮から76.2mm砲と思われる砲弾が発射され南側700m地点に落ちたという情報に対応したもの、今回この砲弾の着弾の痕跡も見つからなかった。
国連軍司令部軍政委の調査で、北朝鮮軍の砲撃の音を聞いたと証言した勤務兵士たちの言葉も食い違っている。 弾着地点と推定される場所から近い前線警戒所(GP)兵士と隣接した他の警戒所の兵士たちの証言がまちまちということだ。 国連軍司令部軍政委はまた、砲撃事件当時、稼動中だった対砲兵レーダーの誤作動可能性を指摘したという。
この他に軍政委は砲撃事件当時の北朝鮮軍の動向、弾着推定地点の調査、爆音聴取の有無などを総合的に考慮したと同関係者は伝えた。
しかし合参関係者は"国連軍司令部側から正確な調査内容を伝えられていないが、北朝鮮軍が砲撃をした事実は明白にだ"、"国連軍司令部、停戦委員会が今月末か来月初めには正式な調査結果を発表する予定であると聞いている"と話した。
金恩慧(キム・ウンヘ)在韓米軍司令部報道官は"(在韓米軍司令官を兼ねる)国連軍司令部司令官であるカーティス・スカパロッティ将軍が軍政委特別調査チームによって2015年8月20日、DMZで発生した事件を調査するように指示した"、"特別調査チームは本事案の事実関係に対する徹底した調査を進めている"は立場だけを発表した。
(翻訳:みそっち)
韓国軍が埋めた地雷でけが人が出たあの事件ですが直後に韓国軍は逆上して”報復射撃”をしていました。どこに向けて撃ったのかというと、あっち側の非武装中立地帯だそうですから双方が陣地や監視所を置いていないところなんですよね、つまり何も無いところに向けて撃っただけのなのです。
韓国兵の踏んだ地雷についても疑問が多くあって、韓国現地部隊側の見つけたとされる『拾った地雷部品』がキタ朝鮮の使う木箱地雷のパーツとよく似ているということだけがキタ朝鮮の仕業説の理由になっていました。
よく似た部品があって韓国人兵士に被害が出ているのだからキタ朝鮮のしわざだということでした、ところが地雷負傷事件の直後にもう一度地雷を踏んでけが人が出ます。
すると今度はあっさりと韓国軍が仕掛けた地雷だということになりました。
この現場ではどちらがキタ朝鮮に近いのかというとキタ朝鮮の仕掛けたとされる方は明確な境界線の手前側700m地点であり韓国軍のしかけた地雷は境界線から200m地点だということですよ。
関連過去カキコ
最初北朝鮮砲弾識別レーダーも誤作動の結論を下したようだ
ㆍ事件発生二ヶ月ように'国連軍司令部調査結果'発表できない
ㆍの直射砲は、実体も確認できず…合同参謀本部首脳大きく懸念
ㆍの直射砲は、実体も確認できず…合同参謀本部首脳大きく懸念
[国防ミーナ]非武装地帯(DMZ)内の南北朝鮮軍の停戦協定違反の有無を調査する国連軍司令部軍事停戦委員会(軍停委)が過ぎた8月20日に発生した南北朝鮮軍の砲撃事件に対する調査結果を事件発生2ヵ月になるように発表していない。
これはこれまで続いた調査にもかかわらず、北朝鮮の先制砲撃実態を明かすことができなかったためと伝えられた。 かつて発生した木箱地雷挑発事件の場合、わずか二日後に調査結果を出したのと対比される。 軍関係者は18日"軍政委員会の調査結果について国防部と合同参謀本部首脳部が大きく憂慮していると聞いている"と話した。
■当時の状況
合同参謀は韓・米軍の乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)訓練期間中だった去る8月20日、北朝鮮軍が午後3時53分科4時12分、2回にわたって火力挑発をしてきたと明らかにした。
合同参謀本部は同日午後3時53分、最初の火力挑発の際は14.5ミリ高射砲1発、午後4時12分2回目の挑発の時は76.2ミリの直射火器3発を軍事境界線(MDL)南方700m地点で発射したものと推定した。
軍は、北朝鮮の初の砲弾発射後1時間11分が過ぎた午後5時4分、普段から入力された'相応標的'なMDL北500m地域に155ミリK55A1自走砲29発で相応に射撃した。 ここは対北朝鮮拡声器で1.5~2キロ離れた北朝鮮団の警戒所(最前方警戒所)の間空き地だった。
当時は南北が2010年11月の延坪島(ヨンピョンド)砲撃戦以後、4年9ヵ月ぶりに砲撃戦を繰り広げたことが知られ、一触即発の状況だった。 合同参謀は、全軍に最高水準の警戒令を下し、北朝鮮は、前方に'準戦時状態'を宣言した。
■TODと砲声聴取
合参は、北朝鮮軍が直射火器3発を発射したと明らかにした根拠に前方警戒所(GP)勤務兵士の爆音聴取と熱映像館側装備(TOD)監視兵が本砲煙を聞いたというもの。
しかし、軍政委員会の調査で、砲弾爆音聴取に対し、兵士の証言が食い違ったという。 砲弾の弾着地点と推定される場所に最も近いGPで勤務する兵士は"爆音を聞いたことがない"とした一方、相対的に遠く離れた警戒所の兵士は"聞いたのも同じだ"と証言したということだ。
軍政委はTODに押された砲煙が実際に砲弾が落ちて生じた要素である地についても確認できなかった。 砲弾の弾着点推定地域に対する精密調査でも決定的証拠を確保できなかった。 合同参謀は"人家のない山野に砲弾が落ちたために弾着地点を見つからなかった"と明らかにしている。
■挑発の拠点は五里霧中
国連軍政委は北朝鮮の14.5ミリ高射砲1発射撃については、大砲兵レーダー'アーサー-K'の誤作動可能性を指摘したという。 軍関係者も"14.5ミリ高射砲は、銃口が2連装または4連装であり、1発だけ撃つのが大変だ"と、北朝鮮の射撃の可能性を一蹴した。
結局当時、東部戦線では、北朝鮮側から飛んできたものとみられる異常物体がレーダーに捉えられたが、機械的不具合による'虚像'と判明された。
合同参謀が、北朝鮮側の2回目の挑発に使用されたと明らかにした76.2ミリの直射砲も軍政委員会の調査で、実体が確認されなかったという。 牽引砲である76.2ミリの直射砲の移動経路が確認されなかったためだ。 76.2ミリの直射砲は射程が13.3キロであるため、韓米情報監視網でも移動したかどうかを確認できるのにも観測されなかったということだ。
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兵隊が音を聞いたという証言と対砲兵レーダーが検知したという時間は最大で11分ずれていたり音が聞こえたという方角がかなり違っていたりするわけですが時間と空間が歪んでいることに疑問を持たないのが韓国人なので『後ろから銃弾が飛んでくる』という言葉でさえ”指揮官先頭、味方が後ろから撃つ”とは考えません。敵襲に後退するときに敵の弾がやってくると考えるみたいです。
国連軍軍事停戦委員会みたいな外部の機関が無かった頃の韓国軍の活躍はそれこそ申告順に戦果がまとめられて、そこに撤退中の国防部による脚色が加えられそれらの断片的な資料をもとに1960年代になると本格的な戦闘行為の捏造が組織的に行われたりしているのです。
朝鮮戦争から65年目ということでことしも仁川上陸などのイベントがありましたが韓国軍の海兵隊部隊が仁川上陸したという記録は驚くべきことに1963年にはじめて主張されたことだったりします。実際にはその当日には韓国軍海兵隊部隊なんてものは存在していませんでしたから”指揮をした大佐”とかはいますが、戦闘に参加した海兵隊部隊の兵隊というのはただのひとりも存在していません。