配達アルバイトが増えたら一緒に増えた保険詐欺
腹痛を訴えても保険より合意金で済ませたい食堂主
［暮らしのミーナ］10代の学生Aさんは、バイク配信アルバイトを志願したが、簡単にお金を稼ぐウワサを他のアルバイトの話を聞いて、保険詐欺師に転落した。
交差点で進路変更する車両を対象に故意に事故を出せば保険金を受けることができるという「ずるい」やり方を聞いたのだ。子供なアルバイトを雇う事業主も保険金詐欺に加担したことが分かった。彼らは合計90件の故意の事故を出し、5億ウォンの保険金を横取りした。
10日、金融監督院によると、バイク配信代行サービスやカーシェアリングなどの新しいサービスが増え、これらに関連した保険金詐欺が増えたことが分かった。
飲食店などが危険に備えて賠償責任保険に加入することを悪用する保険金詐欺事例も摘発された。
金融監督院によると、昨年の保険詐欺摘発金額は7982億ウォンで、歴代最高額を記録した。これは前年度より680億ウォン(9.3%)も多い金額だ。
しかし摘発人員は減り、2014年以来初めて8万人以下に落ちた。金融監督院関係者は「保険金詐欺が徐々に知能化、組織化されているうえ、新しいサービスや保険商品を狙って保険金詐欺を犯す場合が増えた」とした。
金融監督院は、バイク配信アルバイトに関連する摘発事例を言及して 「バイクは16歳から免許取得が可能で、配信アルバイトが増え、保険金詐欺に関与している若者が増えた」とした。
また、飲食店で食事の後、胃炎や腸炎にかかったと虚偽の申告をして保険金要求を示した事例も摘発された。飲食店が賠償責任保険に加入した点を利用して、事故内容を操作請求するものである。金融監督院は、このような手法で2000万ウォン相当の保険金を示した一味を摘発した。これらは約20件の虚偽の事故をやらかしたことが分かった。
金融監督院関係者は「合議金が100万ウォン以下で少額だと飲食店の店主が噂を出さずに迅速に合意しようとする傾向を悪用した」とし「新たに増加する保険金詐欺の種類を診断し、摘発システムも強化する」とした。
（ソウル/みそっち）
韓国社会の仕組み 意外に少ない自動車普及率って
ソウルはクルマが多いですよね。そいでも自動車の普及率はニホンよりもずいぶん低いです。ニホンだと車庫に停まっていて動いてないクルマがとても多いですが、韓国ではありったけのクルマがウロウロしてるわけです。そういうわけでソウルに限ればいつでもどこでも渋滞してますね。
そいでね、お金目当てに飛び出してくるのがいるのが韓国です。職業的被害者稼業ですね。そういう時のために保険があるのですが、大騒ぎすれば保険会社もお金を出しますよ。韓国の自動車保険料はニホンと似たような水準ですが、保険料金の割引きっていうのがほとんどありません。 みんな新規契約ですよ。そういう保険制度です。
何ででしょうね。
不信社会じゃ保険料が高いよ
何でかというと無事故割引と無縁の事故多発社会だからです。そいでも割増しにならないのはいくつかしかない保険会社の間でお客の取り合いで何度目でも新規契約になるからです。
そう考えると韓国の保険料はかなり割高ってことなのです。そいで保険会社はピィピィしてますね。これが払えるのはお仕事のあるキチンとしたひとだけですね。
そいうわけで韓国ではクルマの普及率はとても低いわけです。
韓国ではクルマの事故には警察が出張ることはありません。事件性によって殺人事件とか飲酒の疑いとか以外は保険の加入の有無を聞くだけです。もちろん現場検証も事故証明書もありません。保険会社がその場で解決します。そうやって保険料が使われています。保険会社が大損しないのはそういう仕組みです。
食堂主はいつでも泣き寝入り？
目の血走ったのが「お前んところの食ったら腹が痛い」と強請りするシーンに出くわすとびっくりしますよね。でも韓国では日常です。
食堂主は営業停止よりも内々に済ませたいですからお金を渡すわけです。
そいじゃ大損害なの？ いえいえ最初から原価設定が良くできているのでちっともダメージはありません。まぁ繁盛税みたいなものだと思っているようです。
10代の若者が居酒屋でたくさん飲んで帰り際に「ウリは10代ニダ」と言うと無銭飲食の成立です。警察が来ると若者には処罰が無くて居酒屋が罰金と営業停止になるという犯罪者優先社会なのです。未成年に酒を提供したら重罪で、無銭飲食は処罰されません。 すごいでしょ。
コンビニの万引きだって、刑札が来るけど ”単純説諭” で終わりです。コンビニ店長の方には「被害届け出すの？」「事情聴取に時間かかるよ」「損害は戻らないよ」「面倒なことさせるな」と刑札に言われれば被害届なんて出しませんよね。
そういう社会です。
ひゃん