国家有功者・報勲家族招請昼食会で天安艦・延坪海戦遺族が受け取った冊子、5枚のうちの2枚がキム委員長が大写し
[ソウルミーナ]大統領府で開かれた国家有功者・報勲家族招請昼食会で、参加者に配った国政広報用のパンフレットの一部の写真がインターネットコミュニティを中心に知られて論議がおきている。
冊子には、ムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン北朝鮮国務委員長が一緒に撮った写真2枚載っているが、国家有功者・報勲家族招請昼食会に招待された参加者の中に天安艦・延坪海戦犠牲者遺族などが含まれていることを考慮すれば、あまりにも無神経だというのが噂の要旨である。
2010年の天安艦沈没事故と2002年の延坪海戦で韓国側から死傷者が出ていながらムン政府は謝罪要求も責任追及も無いまま偶発的事故として対応してきたことで、国民の一部から反発する意見が出ていることを放置しているのだ。
7日、大統領府によると、ムン大統領と夫人金正淑女史は4日、国家有功者と報勲家族240人余りを大統領府に招待して昼食会を行った。この日の行事には、6・25戦死者と遺体発掘遺族だけでなく、天安艦襲撃事件の犠牲者遺族、第2延坪海戦の犠牲者の遺族のほか、江原道の山火事被害報勲対象者などが参加した。
韓国のネチズンの反応
「国家有効者であれば受け取った金や特権を返してから批判すべきだ」
「ムンは世界大統領様」 「天安艦犠牲者は沈没事故だったのに国家有効者」
「沈没船や戦死者まで出した延坪海戦は敗け戦なのに」
「補償金を受け取れば共犯だよ」「セヲル号関係者は呼ばなかったの?」
「最大の国家有効者はムン大統領様」
などのコメントでにぎわっている
(ソウル/みそっち)
いろいろな被害者様を優遇してきたけど、いちいち事情なんか気にしてらんないってことですね。
もちろん遺族さんの中には補償が足りないと言ってデモするものいるので国家有功者・報勲家族招請昼食会には全員が呼ばれるわけじゃありません。