ソウルの水源八堂湖は ”糞尿汚染” 繰り返される不法投棄
深刻な水質汚染もへっちゃらなソウルっ子ってどうなの?
京畿道特別司法警察団は道内の家畜糞尿処理業者と工場廃水排出業者や大規模な畜産農家など220カ所を対象に、先月15日から19日まで捜査を実施して54カ所を摘発し、刑事立件したと23日、明らかにした。
今回の捜査で摘発された企業は、家畜糞尿や工場廃水を浄化処理せずにそのまま河川や林野など不法に排出し、公共水域の水質を悪化させたことが分かった。
首都圏の住民の水源である八堂湖に流入する地域において徹底した管理が必要だという指摘も提起された。
違反内容は、△家畜糞尿および工場廃水排出施設無許可(未申告)33ヶ所△家畜糞尿を堆肥化せずにそのまま不法排出した7ヶ所△運営基準違反など6ヶ所△家畜糞尿を公共水域に流出した4ヶ所△工場廃水を中間排出管を通じて不法排出した3ヶ所△家畜糞尿を希釈排出した1ヶ所などだ。
調べによると、窒素・リン酸などの栄養塩類が多く含まれている家畜糞尿は浄化処理せずに河川に排出する場合、水質を悪化させ富栄養化とアオコ現象、魚集団斃死などの被害を誘発する。
広州市に所在するC農場は韓牛130匹を飼育しながら、家畜糞尿を堆肥化せずに近くの畑に年間約405トン程度を不法排出した。
驪州のD農場でも家畜糞尿の全部を委託して処理する必要がするのに、コストを節約しようと農場近くの林野に穴を掘って糞尿の一部を不法排出したことがわかった。
検査結果BOD濃度は基準値の20倍を超える3,400ppm、地下水と土壌はひどく汚染された。
京畿道特別司法警察団関係者は「雨が降ればこの糞尿は首都圏住民の水源である八堂湖に流れる」と説明した。驪州所在のE農場の場合、昨年家畜糞尿に水を混ぜて希釈排出した疑いで昨年摘発され、執行猶予を受けたのに今年のような行為を繰り返したことが確認された。この農場は、摘発された後も、不法行為を続けて近くの河川の魚が集団斃死した。
(ソウル/みそっち)
韓国では犯罪が初犯であれば処罰されないというお約束があります。これは家畜糞尿不法排出でもおなじで何度目でも初犯ですから処罰はありません。 また執行猶予期間中であれば同じ罪状では摘発されることはありません。キリが無いですからね。
韓国にも下水処理場はあるんですが、大雨が降ったりするとあふれちゃうんですよ。
ソウルで水道水をそのまま飲む人もいませんが、ソウルの「くさい水」にびっくりしたひとは多いと思いますよ。