ソウルの暮らしをお届けする日曜ミーナ㉞
韓国のおとーさん、6割はコンビニおにぎりが無理
ちょっとあけ方が分からない のり巻きはあったが、おにぎりなんてつい最近
そういえば韓国のおにぎりはいつからニホン式になった?
「コンビニで買ってきたおにぎりを食べようとしたらそこにちょうど帰ってきた父に取られた。」に始まる投稿には現在200を超えるコメントがはしっている。
「盗られそうだったが、解いてくれと言われて取り返した」というオチだ。
▲韓国ではツナマヨが独占的な地位を占めている
韓国で三角のり巻きと呼ばれるおにぎりが韓国で初めてお目見えしたのは1991年のことだ。その頃からフィルムに海苔が挟まったコンビニおにぎりは幾多の物議をかもしてきた。
「開け方がちゃんと書いてあるのに」
「細かい文字なんて読まない大人が多いよ」
「とにかく引き千切れば中身は出てくる」
▲開け方は確かに細かい文字で書いてある
この三角のり巻きをコンビニで買って食べるのが慣れず、三角のり巻きの発売後10年間は人々にはあまり人気がなかった。 現在ではコンビニエンスストアのたべものの売り上げ1位は断然 "三角キムバ" だ。 簡便ながらもおいしい三角キムバーは、食事を適時に食べるのが難しい大学生やサラリーマンに人気が高い製品だ。
このように比較的最近に人気が出てきたヒット商品だが、”コンビニおにぎりを解けない(原文のニュアンスのまま)世代層が存在する” としてコメントが殺到している。
「とにかく最初に①って書いてあるところを引くんだ」
「それじゃシールがじゃましてあけられない」
「シールをはがしてフィルムを広げて包んでたべるね」
「もっとスマートな開け方を研究しよう」
「無事に切り離しても、角を持って引っ張るのが苦手だよ」
「そのまま食べるひともいるね」
「こんな面倒な方式を考えたのはどこの誰だ」
「ニホンだよ、たしか特許料払ってると思う」
「じゃあ、おにぎりの不買運動しなきゃダメだな」
昨年のある調査では、三角キムバーの解き方(原文のニュアンスのまま)について否定的な回答をする大人も多かった。その多くが「開け方が分からない」「何度もイライラする」という回答を寄せたりもした。
(ソウル/みそっち)
古くの朝鮮·韓国にも、おにぎりに相当するものがあってハングルで「チュモッパ」というものがあったそうです。これは 掴んだメシを片手で握ったもの で、コンビニの商品や食堂のメニューとして存在していません。(食べ方に近い感じ)
ツナと色どりのチュモッパ オモニ風
▲ツナとかを刻んでそこにご飯を投入して混ぜる
▲出してきた海苔は揉んじゃう
それでも、最近のお弁当ブームで ”ひと口大” に握ったものをそう呼ぶこともあるようです。
▲掴んで海苔をまぶしてもう一度掴んで出来上がり
たしかに握ってるよね (あっ閲覧注意ニダ)