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中国式の武芸を披露する伝統儀仗隊

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時代劇ドラマの見すぎ 国防部伝統儀仗隊

あのトランプ来韓の時にも出てきた国防部伝統儀仗隊も考証が無い
外国人観光客を喜ばそうとする演舞までもが外国からの借り物


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[ソウルミーナ]韓国の時代劇ドラマは海外にも人気があり、放送3社でも週末のゴールデンタイムには再放送で時代劇を配置するほどです。

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時代劇ドラマには韓国でよく知られた英雄が実名で登場します。そこで、高句麗の朱蒙(チュモン・鄒牟王、紀元前58年〜紀元前19年旧暦9月)や淵蓋蘇文(ヨンゲソムン・生年不詳 - 665年)、渤海(パルヘ)の大祚栄(テジョヨン・生年不詳 - 719年)など、様々な歴史の中の人物に関する話が台本とされ、その史実や考証が多くの人々の間で取りざたされました。 

しかし、韓国のテレビ時代劇で常に提起されていた考証問題は依然として深刻な状態であり、ドラマを見てそのまま史実であると見て学ぶ韓国人向けの誤った歴史的内容のため、むしろ誤った歴史認識を持つのではないかという危惧も生じます。 

このような間違った考証はテレビドラマを超えて、国防部の伝統儀仗隊でもよく現れています。 国家を代表して外国使節に対する歓迎、歓送の儀式を担当する彼らが果たしてどのような考証の過ちを犯しているのかを一つ一つチェックしてみましょう。



[竜の文様]どんな服にも王の象徴が刻まれたらとんでもない

数十人の国防部の伝統(剣法)儀仗隊を指揮している指揮官の服には青龍·黄龍が華やかに刺繍されています。 しかし、朝鮮時代は旧軍服に龍を刻むことができる人は、ただ一人 "国王" だけでした。 龍が象徴するものは誰でも分かるように国王を象徴するもので、これに抗する人は誰もいなかったのです。 


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▲右の写真は現在、国防部伝統儀仗隊伝統剣法団指揮官の服色であり、左側は具軍服を着た正祖の肖像画です。 いくら華やかなのがいいとは言え、国家を代表する国防部の儀仗隊でこのような真似事が起きることは深刻に考えるべき内容です。


もちろん、朝鮮時代に儀仗隊はありませんでした、国王が行幸するときに行列の先触れはありましたが、知られている限りではとても質素なものでした。
最近では誰でも龍の模様が刻まれた服を着て(ユニクロでも)も、何も言う人は誰もいません。 しかし、国防部の伝統儀仗隊という特殊なところでこのようなことが発生することは理解できません。 

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▲毎週金曜日にソウル龍山(ヨンサン)戦争記念館の前で繰り広げられる国防部伝統儀仗隊公演では批判を受けると最近になり龍の文様を使用しなくなった。


華麗さも良いが、それが象徴するものは何かについてもっとも重要な点が儀仗隊です。 しかも、国王を象徴する文様を勝手に使う姿を、同じ東洋圏の国賓たちが見れば嘲笑を受けるばかりか、とても気になります。 


[竹の盾] 帽子くらいの大きさ... それで何を防ごうとするのか?

現在、国防部の伝統儀仗隊で使用されている武器のうち、次に深刻な考証問題が生じるのは "トンベ(竹の盾)" の大きさです。 

去る4月に使用したトンベの大きさは帽子よりも小さい大きさでした。 そして,現在ではもう少し大きくなっていますが、”武芸図譜通志” の考証規格とはお相手にもなりません。 

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▲一番左の絵は国防部の伝統(剣法)儀仗隊が中心に修練している<武芸図譜通志>の24基中等敗の待ち伏せの絵であり、中央の絵は4月の行事の写真で最後の写真は先週の公演写真。

<武芸図譜通志>のトンベの大きさは直径3尺7寸で、朝鮮尺を換算する場合約78cmです。案内放送でも絶え間なく'武芸図譜通志' に収録された芸を中心に考証に基づいて公演を行うというのですが、材質が竹で出来ているという点だけは史実に忠実です。正祖(在位1776年 - 1800年)時代には火薬武器の発達により、銃などの個人火器が発達しましたが、トンベはこの鳥銃を防ぎ、敵を攻撃した武器であるためトンベの規格は遥かに大きく変形しなければなりません。 



[鎧の長さ]朝鮮時代の鎧が "短くね"!? 

次に、国防部の伝統(剣法)儀仗隊が着ている鎧の問題です。 鎧は基本的に膝の下の線まで降りてきてこそ基本的な防御力を持つことができます。 しかし,現在国防部の伝統儀仗隊で着ている鎧は最近の女性たちが着ているワンピースより短い甲(よろい)を着ています。 "まさか朝鮮時代の軍人があのような'よろい'を着ているだろうか"と疑いの目で見られるます。 


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▲左の写真は国防部の伝統儀仗隊で着ている鎧の姿であり、右側の絵は朝鮮時代の記録画のうち甲冑を着用して馬に乗った姿です。 このように馬に乗っている場合でも鎧は膝の下の線まで降りなければなりません。

さらに、彼らの鎧の板には,軍事用の旗で使う白い虎や鳳凰が描かれています。 いくらか華やかでもいいが、それが基本的に現在遺物として残っているよろいもまた相当数が国防部をはじめ関連機関にあるにもかかわらず、このようなあきれた考証があったことは理解できません。 


[異宗教展]少林寺公演をする伝統儀仗隊

現在、国防部の伝統儀仗隊のデモンストレーションのうち、最後はいくつかの兵器の異種交戦をしています。 これらはほとんど中国の少林寺で行う方式で、武器の意味も分からず、公演のために作られた見せ物公演です。 

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これは少林寺で追求する武芸の演舞内容であり、実際に中国の武術技芸団の公演を見た人なら誰でもそれがどこから持ってきたのか簡単に区別できます。 


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▲左の絵は"武芸図譜通志"の窓絵で、右の写真は国防部の伝統儀仗隊の旗創のモデルです。 やはり鎧はゆらゆらなミニ丈であり旗と旗やりの大きさも考証に合いません。 絵と写真を比べると分かりやすいです。


国防部伝統儀仗隊は韓国を代表する儀仗隊

今まで武芸師考証と関連していくつか指摘しました。 もちろん他にも、片手で刀を使う本国剣法や、棒術の中国式打ちなど、実際の技芸にも多くの問題が現れています。 そこに司会者の案内説明の中で正祖時代に完成された<武芸図譜通志>に載った十八記と言うのですが<武芸図譜通志>に載せられたものは24記です。 

国防部の伝統儀仗隊は、文字通り大韓民国を代表する儀仗隊です。 もしそこでも大韓民国の正しい伝統的流れを見せることができなければ、どこからでも我々の伝統を知らせることができるでしょうか。 そして、中国式の武芸を披露する光景をもし中国の国賓が見たら、どれほど失笑を禁じえないでしょうか。 

すでに守門将交代式では考証の不確かさが拡散されています。たしかにバッキンガム宮殿の衛兵交代式を手本に再現したものですが、間違った武具や衣装ばかりでなく、外国人観光客を喜ばそうとする演舞までもが外国からの借り物というのはいかがなものでしょうか。


(ソウル/みそっち)



彼らは事実とか現実とか物証というものよりも、”だったらイイな” を並べ立て、それを繰り返し流すことで、”そうだったのだ” と信じようとする性癖があります。

最近では語られることも無くなった韓国の昔話、つまり説話の始まりは、常に "昔むかしの虎がタバコを吸っていた時代に…" から始まるが、この開始から問題だ。
なぜ問題かというと虎は長い時間前に、6千万年前からすでに地球上に生存したが、タバコが韓国にやってきた時代はコロンブスが新大陸に上陸してからだし、韓国にいくら早く入ってくるも、450年を超えることはない。

これは韓国人たちが500年よりも過去の歴史を、まったく考証も無くこね繰り上げてきたことを意味するものである。5000年前には檀君朝鮮があったのだと子供たちに教育している。ところが、実際には明に服従した朝鮮人がいて、一千年前(700年くらい?)の高麗人たちは元に隷属していた。二千年前には高句麗人、百済人、新羅人が一緒にいた。
韓国がいつまで続くか分からないが、たった500年にも満たない歴史観を子供たちに強要する韓国型思考は時代錯誤の発想とすることができる。




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