韓国のバスの乗車マナーにはついていけない
フロントドア乗車・裏口下車のエチケットは単なる建て前でしかない
早い者勝ちの椅子取りゲームに危険な裏口乗車、事故の場合責任の所在も不明
[ソウルミーナ]22日、ソウル市によると、市はバス乗車時の安全運行と料金徴収確認のために「フロントドア乗車・裏口下車」を勧告している。これ案内放送やキャンペーンなどを通じて報じている。
ただし、このような原則は、一種の「エチケット」だけである。法や規則に制定されていない。つまり乗客がこれを破っても不利益を受けることがない。
市内バス利用乗客の8大エチケット
1.搭乗後には取っ手を必ずつかみ
2.交通弱者席は譲歩すること
3.無賃乗車、カードミリタグなど不正乗車しない
4.電話通話、対話は小さい声で簡単にすること
5.車内では食物食べない
6.ペットは専用運搬具に入れて乗車すること
7.安全事故予防および乗車秩序をために裏口乗車しない
8.荷物などを持つ場合、他人に不便与えない
これに一部の乗客は、フロントドアからの乗車が遅れる時間に先に搭乗して席に座るために「裏口乗車」を選択する。
通勤時間にバスをよく利用するファン某氏(40)は、「バスが来るときは、空席も多かったが、乗ってみると、空席がない場合がある」とし「裏口から乗った乗客が先に座ったのだろう」と不満を吐露した。
忙しい通勤時間帯には運転手は最初から "裏口から乗れ” と話している。ソウル市が通勤混雑時間帯には、例外を認めているからだ。ソウル市バス政策局の関係者は「利用乗客過多、車内混雑と交通弱者便宜提供など、特定の状況で、運転者が判断して、例外的に前扉下車、後ろ口乗車が可能である」と述べた。
しかし、後ろ口乗車客が増えるほど、危険にさらされる可能性が高くなる。運転手が後ろ口から乗る乗客をいちいち確認していないからである。また、下車する乗客と乗車する乗客がお互いにぶつかることもある。
※韓国では自分が最優先されるので問題ではない
事故が発生したら責任の所在が不明なことも問題だ。ある業界関係者は、「通常の乗客が運転手が所属する運輸会社側に損害賠償を請求する」と述べた。続いて「車が動かずに正常に停車している場合は、通常の乗客の間違い」としながらも、「状況に変わり前後の事情を考慮している」と説明した。
業界では「裏口乗車」を無条件に防ぐことができない状況で、安全のために「裏口安全センサ」を補強することが必要だという指摘だ。現代自動車が2017年前後にドアの外側にある乗客を自動的に検出して警報を鳴らすセンサーを「ドア超音波センサー」を開発しつつ、いくつかのバスには、このセンサーが装着されている。
ソウル市バス政策課の関係者は「年式の古いバスの場合には現代自動車が開発したセンサーとは異なり、後ろ口から乗る人を認識することができない」とし「後ろ口を乗車する用途で考慮しておらずこれらを認識することができない」と説明した。
(ソウル/みそっち)
飛行機であれば乗り口降り口は一方通行ですし、地下鉄は雑然としながらも早い者勝ちで席取りが成り立っています。その一方でソウルのバスは見た感じでは「前乗り+中央出口降り」みたいな気がします。
ソウルのバスは通勤時間の朝晩は超満員だけど、昼間だとガラガラっていうのが普通です。何でも早く早くですから料金支払い機のところでおばちゃんがお財布を探っているようなことは無いですね。
東京の23区の都バスと同じで、料金が前払い(乗車中払い)ですよ。乗ってから席の奥のほうにもあるTカードの読み取り機にかざすと900ウォンが引き落とされる仕組みです。(緑色のバスの場合)
彼らはお約束を決めることやそれを守ることを強制されることに対して真逆の行動をする本能がありますから、乗り降りはどちらのドアでもいいし罰則も無いので大きなドアの後ろ口から乗るのもアリってことなのです。
ええ、たまに乗りこぼれて転がるひともいるんですが、それは良い韓国人ってことでイイんじゃないでしょうか。 ふひひ