昨日の天安ホテル火災は収益型分譲ホテル
利益が出なくて投資家の訴訟に合意したばかり 当然出てくるのは放火でしょ
黒こげのホテルに再開のめどは無し 「やめてっ水を掛けないで」
[ソウルミーナ]昨日(14日)午後、忠清南道天安市西北区の天安ラマダアンコールホテルで火事が起きました。
消防当局の捜索過程で1人は死亡して発見され,煙を飲んだ宿泊客と消防隊員など19人が病院に運ばれ治療を受けています。
火はこのホテルの地下1階で始まったものと推定されます。
地下で起きた煙と赤い火炎は瞬く間に建物全体に広がりました。
この火災で残念ながら、最初の通報者として知られたホテル職員51歳のキム某氏が逃げ遅れて死亡した状態で見つかりました。
宿泊客7人を含むホテル内部にいた15人が負傷し、病院に運ばれました。
そのうち3人は重傷であると伝わりました。
420の客室を備えた大型ホテルの天安ラマダアンコールホテルは、2015年から部屋の個別登記が可能な分譲型ホテルであることを前面に出して、大々的に投資家を募集しました。
天安ラマダアンコールホテルは年8%の収益を確保するという、これらの言葉を信じた天安をはじめとする全国各地の投資家267人が分譲契約を締結したが、ホテルに完成した後、今まで投資家に戻った収益は全くありませんでした。
これに数人の分譲者はラマダ天安ホテル経営の意志がないと訴訟を提起し、昨年、裁判所は、分譲者側の手をあげました。
(ソウル/みそっち)
収益型分譲型ホテル... 124個のうち110個が訴訟中
分譲型ホテルは、施工会社が投資家を集めてホテルを建てた後、アパートのような部屋を分譲します。ホテル運営は委託業者に任せて利益を投資家に配る収益型不動産です。投資家が収益目的でホテルの一室を買うと8%の配当を差し上げますっていう触れ込みで建設会社が建てちゃうのですね。420の客室を備えた大型ホテルだそうですよ。ところが当日のお泊り客は19人ってことでした。
火が出ると放水しますから部屋の中が水浸しになりますよね。もちろん台無しになります。これは高層アパート火災ばかりでなく低層の雑居ビルでも資産が水浸しになることに訴訟するのまでいます。それが耐えられない居住者や債権者は「放水をやめてぇ~」なんてことになります。そのへんの保険加入なんていうのは保険会社も相手にしないので火を出したひとに全責任を負わせようとするのが韓国型思考です。
韓国型分譲では権利関係をマジェマジェしちゃうことで、債権者がまとまって訴訟することを防止することができるという効果があるそうです。