考試院火災現場にも市民団体がやってきた
どこにでもあつまる ”韓国型集団心理”、ほかにやることは無いの?
失業者1000万人を抱える韓国の日常風景なんだけど横断幕まで作っちゃって もう
[ソウルミーナ]法規の弱点と劣悪な火災安全施設がまた再び大型惨事を産んだ。 昨年末の提川スポーツセンター火災に続いて、去る1月密陽の世宗病院火災にもかかわらず、私たちの社会がまだ安全に対する教訓を得られなかったという指摘が出る。 特に考試院建物が2009年以降義務化されたスプリンクラー設置義務対象外だったこともあって世論の公憤を煽っている。
以降、オンラインの記事のコメントと、いくつかのインターネットコミュニティを中心に「ムン・ジェイン政府に入って火災が急増した」、「就任初年度から大火災が多い」など、いわゆる「ムン災害説」が拡散している。ムン・ジェイン政府で火災の発生率が高くなったという主張だ。
火災が発生した位置も良くなかった。 入口であり階段すぐそば301号で火事が起こって大疲労が詰まった。 当時唯一の脱出口であった緩降機は使用方法を分かる居住者が誰もいなかった。 ほとんどの居住者が40~70代日雇い勤労者の上に夜遅くまで仕事をして夜明けに疲れてだるく寝ついていたことも被害を増やした要因だった。
※日雇い労働者はお仕事にありつくために早起きをする、出火元と推定される301号室住人も朝起きて電熱器をつけてトイレに行っている間に火が出たとしている
現行の「火災調査および報告規定」によると、「大火災」とは△死亡5人以上であるか、死傷者10人以上の発生、火災△財産被害が50億ウォン以上と推定される火災だ。過去10年間、大規模火災が最も多く発生した年は、2012年で、一年の間に13件の火災が発生した。ところが、今年上半期だけで13件の大型火災が発生した。異例の高い数値だ。
居住者によればこの考試院は主人ク某氏(68・女)と息子が管理してきたと分かった。 考試院2階に居住したチョ某氏(40)は"主人おばさんがみな起こせと大声を張り上げて最後まで人々を取りまとめようとした"と話した。
▲現場にはこれ見よがしに果物や花束などが置かれている
一部生存者は消防署側初期対応に問題があったと指摘することもした。
いち早く避難して助かったチョさんは "消防署員がはやく到着したりしたが20~30分後から水をかけはじめたとし、結果的にごうごう燃え上がる時になって火を消し始めた" としながら "消防署員・警察官が統制はしたが積極的に火災鎮圧をしようとしなかった"と悔しさをさく烈させた。
▲考試院、繰り返される火災事故などと書かれた横断幕を持った
市民団体が、やれうれしやとばかりにカメラの前で整列している。
▲こういう時の動員力ってすごい
2階居住者であるイ某氏(56♀)も"3階にある人々から救助しようと水をばら撒かなかったというのに消防署員が数十人なのになぜ(救助と消火を)同時に進行できなかったのか分からない"と苦しいといった。 これに対して消防署側は"到着3分目に建物内部から火災鎮圧を始めた"と説明した。
はしご車問題もまないたに上がった。 はしご車設置が遅れて救助に時間がかかったということだ。 消防署側はこれに対して"現場が狭くて屈折はしご車を利用できなかった"として"代わりに絶縁はしごを設置して午前5時7分か8分に建物3階と屋上で待避者などを救助した"と説明した。
一方韓国メディアは専門家たちの言葉を借りてムン災害の揉み消しにやっきとなっている。中には法の対象外という旨味さえも法規を改正してスプリンクラー設置を増やさなければなければならないと主張したりもする。
消防署と警察署など関連機関はもう少し正確な火災原因を分析する予定だ。
(ソウル/みそっち)