シャワーの隙に売春女性の金品を盗んだ20代は ”執行猶予”
[ソウルミーナ]売春サイトを通じて知り合った女性の金品を盗んだ20代が懲役刑を宣告された。
大田地裁刑事6単独ムンホンジュ判事は、特別窃盗容疑で起訴されたAさん(20)とBさん(23)にそれぞれ懲役8月執行猶予2年を宣告し、80時間の社会奉仕と保護観察を受けることにしたと、30日明らかにした。
先輩と後輩の間であるAさん(20)とBさん(23)は、売春女性Cさん(27・女)とインターネット売春サイトを通じて会った。
Aさん(20)は、この3月23日午後9時40分〜午後10時20分頃大田儒城のオフィステルに入って、Cさん(27・女)のシャワーの隙にBさん(23)を招きテーブルの上に置かれていた100万ウォン相当のiPhone1つとiPad1個とCさんのお荷物の中に入っていた現金約150万ウォンを窃取した疑いで起訴された。
裁判所は「被告人が反省をしており、被害がそれほど大きくないが、被告人Bさんは、同種の犯罪で少年の保護処分を受けた前歴があり、被害者から許されなかった点などを考慮して量刑した」と明らかにした。
(ソウル/みそっち)
大田ってプロ野球チームがあるくらいの地方都市なんですが、人口は150万人程度のところです。
そういったところで20歳と23歳の先輩後輩コンビがおねいさんをインターネット売春サイトでオーダーしてお風呂に入っている隙に、100万ウォン相当のiPhone1つとiPad1個とCさんのお荷物の中に入っていた現金約150万ウォンを持ち逃げしたという悲しいニュースです。
これが韓国ではよくありがちな ”出会い系シャワー中持ち逃げ” というもので、男性がシャワーしている最中にズボンとお財布が消えちゃうなんてことも日常的に起きています。もう、どっちが持ち逃げしてもひとつも不思議じゃないのが韓国です。
Cさん(27・女)には売春女性というご職業がありますが、特別窃盗容疑で起訴されたAさん(20)とBさん(23)の二人には会社員とか大学生という肩書きが無さそうなので、お仕事も無いのでしょうね。
インターネット売春サイトというのは韓国ではフリーメールのアドレスさえあれば交渉が可能で、お支払いは現金払いのみなんですね。とは言っても最近のフリーメールも本人認証が厳しくなっていて、そのへんから簡単に足が付くなんてこともありそうです。
さて、被害届を出した売春女性Cさん(27・女)っていうのはそういうご商売だと分かりきっていても警察は盗難届を受理するし、大田地裁も判決をします。そういう国の国技に従事するご職業ですから、韓国では権利が最優先で保護されるのです。決して ”常習売春罪” であるとか ”性売買予備罪” なんてことにはなりません。2017年にそっち関連で捕まった売春女性は200人足らずということなので、そういう国であるということはよく知っておくといいでしょう。