マジで消えたカンギョンファん長官

国政監査の失態から姿をくらましたカンギョンファん長官

ムン大統領の欧州歴訪　見送りにも登場せず

36時間目の行方不明に今月の予定も国政監査の翌日から真っ白

［話題のミーナ］去る10日に行われた外交部国政監査で5.24措置解除を検討中とした舌禍で、進退がささやかれている韓国のカンギョンファん長官の消息が不明だ。

昨日のムン大統領欧州歴訪の出発にも現れないのは外交部長菅としては異例中の異例だという観測も出てきている。

9月はこんなにお忙しかったのに　11月以降の予定も全くなし

ニホンの日本経済新聞（日経）は10日、「韓米外交長官通話時南北軍事合意書を置いてポンペイオ長官が激怒してカン長官を批判した」と報道したことがある。

これに外交部は、カン長官の関連国会答弁がある前に、出入り記者たちに送ったテキストメッセージで「ポンペイオ長官が批判、激怒したというのは事実ではない」と述べた。

ところが、カンギョンファ外交部長官は、先月の南北首脳会談きっかけに出てきた軍事合意書と関連して、マイクポンペイオ米国務長官が自分に不満を示したのが事実だったと認めた。

カン長官は10日、ソウル外交部庁舎で開かれた2018国会外交統一委員会の国政監査で「（9月）南北首脳会談の後ポンペイオ長官がカン長官との通話で、南北の軍事合意に強い不満を示したのか」という、自由韓国党チョン・ジンソク議員の質疑に「はい、そうです」と答えたのだ。

つまり叱られたのは事実だが、心情的には言葉のすれ違いだということだ。

13日に予定されていた行事も出席を取りやめたようで、現在までにカンギョンファン長官の消息は知ることができない、政府要人の動向を追跡する検索でも、最新動画は10日以前の静止画であるなど、本人の消息は不明だが、外交部や大統領府などは何事も無かったかのように沈黙を続けている。

韓国の掲示板ではすでに次の外交部長官の人選が進められているが、大統領の任期と共に必ず失脚するドロ船人事にはなり手がいないだろうというのが現実だ。

（ソウル/みそっち）