兵隊の平日外出一ヶ月目❽
10人のうち7人はネットカフェ
平日外出の時に使うお金は交通費、食費、娯楽費などで2万~2万5000ウォン
午後6時〜夜の点呼10時まで 飲酒は禁止... PC部屋の出入りは許可
[国防ミーナ]この17日午後7時、江原道華川郡華川邑のあるインターネットカフェ。平日の夕方であるにも軍服姿の軍人たちがインターネットカフェを埋め尽くしていた。
わずか一ヵ月前までならこの時間帯には見られなかった光景だったが、最近は、平日の夕方時間帯ネットカフェは、軍人らのアジトになった。 先月20日から '日課後、平日外出' が運営され、このような現象が現れた。
外出兵士らは部隊から移動する時間を除いておよそ3時間程度を実質的に使用できるが、ほとんどがインターネットカフェを必須コースのように立ち寄るのだ。
しかし鉄原郡ワスのあるインターネットカフェ業者は "体感上、経済的利得を見ていると感じられない"、"少なくは3~4人、多くは40人、団体で生じる場合もある" と話した。
鉄原、華川(ファチョン)や楊口(ヤング、麟蹄郡(インジェグン)など国境地域では1日平均1000人余りの兵士たちが外出を出ている。 彼らが一度外出の時に使うお金は交通費、食費、娯楽費などを全て含めて2万~2万5000ウォンだ。
自治体は事業主対象に、親切サービス教育はもちろん、施設の改善を通じて、'軍の支持獲得する'に全力投球している。
(ソウル/みそっち)
おなじみの韓国軍では夕方からの平日外出って画期的ですよ。但し人員の1/3ずつなんですけどね。それが夜の点呼の10時までに戻ってくればイイというわけです。
晩御飯が17:00でそのあとは温習時間になっていたんですが、それを自由時間ってことにして夜の点呼も10:00ってことにしたので要領よくすれば4時間ほど移動時間も含めて使えるわけです。
ただし身分は兵隊なのでお揃いの迷彩服を着てお出かけですね。そんなときの帽子はベレー帽ですよ。
待遇改善でお給料は2倍になったし、同年兵ばかりの2段ベッドの寝床になったので、
戦友殿とは別の部屋で過ごすわけで雑用が無くなった、あるいは頼む相手がいなくなったわけですね。そいでもお給料は20万ウォン程度ですからPC部屋なんてところに行っても散財するわけじゃないのです。
※夜の温習時間はラーメンなどを食べる時間でもある
さて、韓国軍といえば誰もが”脱走兵”と”銃で自殺”を思い浮かべるわけですが、実は韓国軍では銃で自殺も脱走兵も減っているのです。
脱走兵は2014年頃まで年間700~1000人以上だったのが昨年は300人台まで減ってきました。脱走兵の捜索もこれまでは兵隊が駆り出されていましたが、今年の2月から警察や憲兵隊がすることになったのです。
脱走兵でも同じ中隊員に見つけてもらえば表沙汰にならないように営巣入りだったのですが、その営巣も無くなってしまいました。
表沙汰にならない仕組みが無くなったのに脱走兵が減っているっていうのです。
何しろこれまでは兵舎の中では派手な色のジャージを着て逃げればすぐに目につくような恰好していたのが、堂々と正門から出て行くわけですね。
まあイイんですが、脱走や自殺の原因っていうのは娑婆に未練があったり、先任兵にいじめられたりしたときに起きるんですよ。まず先任兵と隔離してますからいじめが減りましたね。
これはいいんです。娑婆に未練のほうですが、むかしは兵隊に行く前に彼女がいてしばしのお別れが心配で脱走するようなのが37%もあったのです。(要出展)
ずっと昔には農繁期に家が心配で脱走とかもあったんですよ。
そのほか有名アイドルのコンサートに行きたくて脱走とか間抜けなのもあったわけです。兵隊しているのは20歳すぎた大人ですから世間で過ごしていても ”仕事も寝るところ” も無いような大人を見ているので。脱走しようという意欲が減っているのだという分析も出てきています。
そういう分析では兵隊がPC部屋に入り浸ることで脱走や自殺が減っていると結論付けていることもあります。(ホントカナ)