最近3年間に50回飲酒運転をした人がまたしている
飲酒運転減少したが、常習犯は増加 韓国では飲酒運転2回までは'初犯'とみなす
警察は "2回以上摘発された場合だけ、処罰強化する計画"
ういうい
[ソウルミーナ]29日、警察庁によると、昨年、飲酒運転の摘発件数は20万5187件で2013年の26万9836件に比べて24.0%減少した。 しかし、すでに2回以上飲酒取り締まりに摘発されたことがある運転者が再び摘発される比率(再々犯率)は年々増えている。
※飲酒運転の再犯率は2012年42%~2016年44%
飲酒運転の再々犯率は2013年16.7%から昨年19.2%で2.5%ポイント増加した。 飲酒運転者10人のうち、2人は習慣的に飲酒運転をするという話だ。
飲酒運転をしても取り締まられなかった経験が常習飲酒運転者が増える背景になったと分析される。 道路交通公団によると、昨年の一般運転者218人を対象に実施したアンケート調査で、飲酒運転経験がある運転者たちは飲酒取り締まりに一度かかる前まで平均26回飲酒運転していたことが調査された。 最近、3年間50回飲酒運転をしたという回答者もいた。
'軽い処罰'も常習飲酒運転者が多い原因として挙げられる。 国内では飲酒運転2回までは'初犯'とみなす。 3回以上摘発されてこそ、1年以上3年以下の懲役または500万ウォン以上1000万ウォン以下の罰金刑に処される。 それさえも実刑判決率は20%にもならないことがわかった。
一方、外国では飲酒運転2回以上'再犯'について、少なくとも拘禁刑を課したり、罰金又は拘禁日数を2倍増やすなど、強力な処罰を下している。 国会では、フランスから導入した飲酒運転始動ロック装置装着義務化法案が提出されているが、現在係争中だ。 飲酒取り締まりの基準の血中アルコール濃度の数値を0.05%で日本など先進国水準の0.03%に引き下げる案も議論されていない。 警察関係者は"これからは2回目以上飲酒運転者も常習飲酒運転者と見なして処罰を強化する計画"と話した。
(ソウル/みそっち)
韓国では飲酒運転の1回目と2回目は処罰されないんですね、警察は仕事として飲酒検問をするわけですが、量刑を決めるのは警察じゃありませんからこんなことになっちゃうのです。それでも警察は呼気のアルコール%やら血中アルコール濃度を訴状にするんでしょう。判決するひとはそこに書かれている何回目っていうのを見て量刑を決めるだけで、うっかり有罪判決を多く出そうものなら判事生命に関わることですからどんどん無罪にしちゃうのです。
それがまた捕まるとまた判決する人のお仕事になるわけですが、ここでも実刑判決率が20%ですから残りの80人はお咎めなしですね。執行猶予刑も実刑なのに刑務所に行くことはまずありません。
そいうわけで一般的に韓国人は世界一道徳心が高いこともあるそうなので飲酒運転での処罰数は低いんですね(棒)
ちなみに飲酒運転摘発数っていうのは大統領が替わると低くなり支持率が下がるごとに検挙数が上がるというのも韓国ならではの現象のようです。