確実に上がった最低賃金とガソリン代
ガソリン価格年初から上昇…ソウルの一部ではレギュラー2000ウォン突破
プレミアムガソリンって入れなきゃダメなの?
ふむ
[ソウルミーナ]国内ガソリン価格が6週連続上がって約3年8ヵ月ぶりに最高値を記録した。
特に全国でガソリンスタンドが最も密集し、ガソリン価格が最も高いソウルの場合、ガソリンと軽油の店頭価格がこの年初以降初めてそれぞれ2100ウォンと1900ウォンを超えました。
▲휘발유ガソリン 경유軽油 등유灯油
▲휘발유ガソリン 경유軽油 등유灯油 고급휘발유高級ガソリン
(ソウル/みそっち)
韓国ではガソリンは放火に使われることが多いですね。鍾路母子3人放火殺人事件でも群山カラオケ店放火事件でも犯人がガソリンを持ってきて撒いて火を点けました。
運んできた容器は10ℓ入りポリタンクでした。(中身は5ℓだった)
そんなソウルのガソリン事情ですが、ニホンのようにセルフ式で入れてからカードで精算する方式です。観光地なんかに行くと急に高くなるのが特徴です。
レンタカーで走ったひとなんかによれば「ガソリン代はニホンとほとんど同じ」とのことですが、見た限りでは随分高そうです。
▲ソウル駅そばのガソリンスタンド今週の価格です。1ℓ当たりのウォンは割と高いですね。
ソウルと言えば道路を埋め尽くすようにクルマが多いように思われがちですが、意外なことに韓国のクルマの普及率はニホンの半分チョイってところなんですよ。
1000人当たり日本は 591台、韓国 363台ってところです。そして事故件数はニホンより多いんですから最初からそいう国なんですね。
そんな韓国にはニホンみたいな ”若者のクルマ離れ“ なんていう心配はありません。最初から近寄ることさえ無かったというのが現在までの韓国です。若者がクルマを買うなんてことは無いみたいですよ。
ですから湾岸ミッドナイトとか頭文字Dといったジャンルは韓国では全く流行りませんでした。んでもお医者さんが黒いポルシェに乗るなんていうのは成功神話にありがちな韓国人好みの設定なので3.6ℓ水平対向エンジンなんかのスペックには詳しいのがいます。
その一方で韓国はエンジンの構造とか原理とか仕組みとか材質をすっかり抜きにして4バルブ燃料噴射エンジンから量産し始めたような国(テレビがいきなりカラーTVから普及し始めたのと似ている)なのでバカばかりですから、S30の78φを120φにボアアップすれば4.7ℓエンジンの完成だ。なんて言い出してあちらの掲示板では論争になってみたりしていました。(ガスケットが目ん玉つながり状態ってこと)
その程度なので、LD28のクランクにL14のコンロッドでホンダの89φのピストンで3.1ℓなんていうことについては理解の範疇を超えていて、悪魔のZのスペックが話題になることはありません。同様にTD-03とかタービン単体について詳しい人も韓国にはいません。(後付けタービンショップは韓国には一つもない)
韓国でもR32スカイラインGT-R RB26TTあたりを個人中古輸入するような人がいてそれっきり手付かずのままだったり、運転席ドアの開かないロードスターを買ってきて右ハンドルを承知して乗り出すひともいますが、維持できないまま積まれていたりすることもあります。(ドアが開かなければ乗れない)
韓国の識者が韓国の近代化された時期を言及するときに、ニホン統治時代は論外として、朴正煕のころの漢江の奇跡も否定されがちであり、金融危機のIMF体制以降が韓国が国際社会に登場した頃だと考える韓国人が多いです。
つまり貧しかった時代など無くて、いきなり現在のギジュチュ水準が韓国で誕生して今日に至ると思い描いているのです。
ニホンから完成車のコロナを輸入していた頃があったなんてことは口が裂けても韓国人の口から語られることはありません。それでいて、自家用自動車の年間販売台数は人口当たりで見るとやっぱりニホンの半分水準ってことですから、クルマについての思い出を語りだす韓国人っていうのもほとんどいないわけです。
『Hyundaiが売れないのは日本だけかもしれない』として韓国最初の国産車として知られるヒュンダイポニー(1976年~)でさえ10年あまりの生産期間中の国内総販売台数はわずか20万台ちょっとなんですよ。当時の人口が3500万人だったとして10年間のあいだに160人に1台って程度なのです。
つまりそれしか国産自家用車なんてものが無かったわけなので、「パパのクルマがクラウンだった」なんてニホン人が多いのと比べるとヒュンダイジェネシスでさえ、ようやく10年目という歴史の浅さには敬服するしかありません。