韓国産ウイスキー
インペリアルとウインザーのハナシ
韓国屈指のウイスキーブランド ”インペリアル” にガラス片
韓国ではウイスキーを作っていない、全てが輸入原酒である。
[鬼ころミーナ]この3月19日、食品医薬品安全処食品安全情報ポータルによると、が輸入して販売している”インペリアル12年” 製品から、直径約8mmのガラスの破片(異物)が発見された。
異物混入では世界随一と知られる韓国のお役所総元締めでもある食品医薬品安全処の言うことだが、これによって食品衛生法”第7条(食品または食品添加物に関する基準及び規格)4項” に違反に該当する事案として。食品医薬品安全処はペルノ・リカールコリアの営業停止とその製品の廃棄命令を下した。
言ってみれば全量を破棄せよということだ。
いくつかのやりとりがあって、異物混入の製造日の2016年3月14日製造の製品をすべて廃棄することで折り合いがついた。また営業停止期間は、去る15〜17日で、この期間ペルノ・リカールのウイスキーの輸入が中断された。
ところが事態はそれだけでは済まなかった。
食品医薬品安全処と業界によると、ペルノ・リカールコリア社は、この3月15〜17日の営業停止期間の初日に輸入代理店を介して ”インペリアル” ウイスキー輸入申告書を提出するなど、営業をした事実を摘発されて調査を受けているという。
営業停止期間に書類のやりとりをしたことが気に障ったのだ。
そのガラス片の写真は公開されていない。つまり「琥珀色の闇の中」だけの話なのである。
食品医薬品安全処による嫌がらせ言いがかり説も出てきているが、例によってガラス片の混入の責任攻防も始まっていて泥仕合いになることだけは確実視されている。
韓国屈指の名品ウイスキーは、なぜインペリアル(帝国)なのか
ユーラシア大陸の東の果てに1897年から1910年まで帝国を名乗った国があった。これが ”大韓帝国” であることは言うまでもないだろう。
大韓帝国のあった時代は帝国の時代でもあった。しかし大韓帝国はニホンに併合される道を選ぶことになる。この選択は世界中の歴史教科書にも「歴史的にも例のない他民族国家への併合を望んだ国」として紹介されている。
わずか13年だけ存在したかわいそうな国なのである。
その一方で韓国法人のベルノリカールコリアが原酒を輸入し販売するウイスキーブランドがそのままインペリアルである。その韓国法人の代表はフランス人であり、売上と利益からの配当を韓国に残してゆかない多国籍外資系企業として韓国人にとっては目の上のたんこぶでもある。
※ベルノリカールがスコットランドのバランタインを買収したことでスコットランドの樽元はフランス資本となっている(バランタイン≠インペリアル)
このように韓国人にとって何よりも屈辱的な名前を堂々と付けて韓国だけで売られるブランドが”インペリアル”なのである。
ある種のフランス人によるエスプリだと考えることも出来そうだ。
さらに13年だけ存続した ”大韓帝国” の国だから12年物ウイスキーを最上級プレミアムウイスキーとして売るという嫌がらせにも似た仕打ちであると噂されたこともある。(その後インペリアル17年と21年が発売される)
※韓国産ウイスキーは韓国国内だけで販売されることが条件となっていて、仁川空港の免税店でも見かけることのできなかったが最近になって東南アジアの一部空港の免税店などで見かけるようになったり
◇ ◇ ◇
韓国ウイスキーのブランドのもうひとつにウインザーがある、こちらはジョニ黒で知られる社による韓国法人で、現在の社長は外国暮らしの長かった韓国人がつとめている。こちらも韓国向け瓶詰め品を輸入販売しているだけのようだ。
スコットランドで瓶詰めするところもすっかり同じ。
このウインザーという名前は言うまでも無くイギリスのウインザー公(エドワード8世)の名前を借りてきているのだと知られている。
この人は割と話題性のあった人で知られており、王位をすっぽかしてフランス女性と云々するなどの業績から、ディアジオ社が、韓国の内情に合わせて選りすぐった、それなりの名前であることは言わずともしれない。このへんはイギリス人のジョークと見ればよいだろう。
このように韓国のウイスキーはその名前からしても偉そうな名前でありながら、ジョークの込められた呼び名でもあるということだ、これに気づいている韓国人は極めて稀であるし、話題になることもない。
戦艦や巡洋艦にデュークオブ・ヨークとかキングジョージ5世とかプリンスオブウェールズとかあるけど、由緒ありそうなウインザーの名は駆逐艦の名前だったりするのもイギリス人のジョークなのかな?(ホントカ) ※さっき調べたみな
(ソウル/みそっち)
ウインザー公って呼ばれたのは退位後だよね
皇太子だった頃に、ニホンにやってきたことがあるんだ
▲韓国人が見たら目を剥きそうな図
▲日英同盟のまだあった1922年にプリンスオブウェールズ(英国皇太子)としてニホンにやってきたわけで(後ろはヒロヒト親王)
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もうひとつある韓国ブランドのウイスキーゴールデンブルー
ウイスキーの年産表示をやめたらウイスキーも薄くなった
輸入原酒瓶詰め替えメーカーのゴールデンブルーは原酒の比率が『企業秘密』
ところで金(Au)って薄くすると光を通すんだよ 薄めてゴールデンブルーって
[よっぱミーナ]ウイスキー業界に低度酒熱風を起こした「ゴールデンブルー」の無年産(non age statement)製品に対する論議が熱い。 年産表示をなくした「無年産ウイスキー」が相次いで発売され、「年産ウイスキー」と価格適正に論議がおきている。
17日、業界によると、ゴールデンブルーは無年産ウイスキー製品の価格を競合他社に比べ、なんと2倍近く高くした。
一方、製品の主原料である原液、製品固有の差別性については、「営業秘密」を理由に公開を敬遠している。 ウイスキーは使用された原液の価値が高く、それに対する対価を支払う酒というのが業界の専門家たちの説明だ。
※言ってることはユーモアなのか?
ゴールデンブルーの製品のように原液を希釈して度数が低い場合、希釈された原液の価値だけ価格にも反映されなければならないというのが、彼らの話だ。
しかし、ゴールデンブルーの主力製品の2種「サフィルース」と「ザ ダイヤモンド」は、度数36.5%で同じだが、出庫価格はそれぞれ2万6334ウォン、4万62ウォンで1.5倍以上の差がある。 先にゴールデンブルーは、2009年に発売当時には12年、17年産で出てきたが、2012年に入ると、12年産は「サフィルース」に、17年産は「ザ・ダイヤモンド」で名前を変えた。製品名にも年産を取り除く無年産ウイスキーになった。
▲金箔を薄くすると青い光を通す 酒も薄めてゴールデンブルー
必見! 韓国産ウイスキー関連の過去カキコ
アルみな