[ソウルミーナ]セヲル号船体が直立して2週間目になるこの日、ヘドロにまみれたセヲル号の船内の様子が取材陣に公開されました。
500人以上の遺体が発見された船内には沈没の傷跡が随所に残るなど修学旅行生たちの断末魔の叫びが今も聞こえるようです。
見渡す限りの二等船室
未収拾者2人が最後に目撃された4階男子生徒二等客室では改造の過程でベニヤ板で作られた壁は跡形もなく消え、洗面所はヘドロで覆われています。
割れた旅行かばんは4年前のあの日の状況を見せてくれます。
特長的な内部階段の様子
セヲル号船体調査委員会は全体の腐食状況を踏まえて船体の安全補強作業を進めた後残る未収拾者の発見と事故原因の調査に入るつもりだ。
(ソウル/みそっち)
それこそ苦しみながら溺れ死んだのが500人以上もいる正真正銘に事故物件の廃墟なんですが、韓国では国全体が事故物件なので、あらためて幽霊や発光物体が出てくるということはありません。
あれほど騒がしかった ”被害者遺族様ご一行” は補償金も行き渡ったようでこの日の木浦新港には黄色いリボンや自称遺族らの姿は見られませんでした。