みなQのコラム、不思議の韓国社会④
シンちゃんに聞いてみたい「騙し合い」って韓国に無いの?
[ソウルミーナ]韓国の犯罪事情については過去にも、”日本の10倍以上!? 世界一の“詐欺大国”と評された韓国”というタイトルで紹介されたこともあるが、これらのよく知られている韓国の詐欺事情について、件数がやたらと多いのだから「お互いに騙し合う」こともあるんでしょ、なんて思いがちだ。
ところがなんとハングルには騙し合いに相当する文字列が無いらしい。
古来より騙されることしかなかった朝鮮社会
年間25万7620件という数字は、一日706件の詐欺が発生することを意味する。1時間に29件もの詐欺が起こっているというのだから、驚かざるを得ない。(前出”世界一の詐欺大国”より)
それだけの詐欺事件があれば騙す方もダマされることがあるのではないか、それとも ”騙し合い” という相互要件は存在しないのか。その辺をちょっと調べてミナ♪
韓国人には「騙し合い」がない?
韓国検察庁のホームページには例年「四半期別の犯罪動向レポート」という統計資料が公開される。韓国で起きたさまざまな犯罪を詳細に分析しているのだが、そこに興味深い数字が載っていた。
47ページほどのpdf分量のなかに詐欺という文字列が47個も出てくるのだ(ビックリ)
(捜査機関 ⇐ これも引っかかる)
不動産売買で詐欺があったとします、そこにいるのは被害者と業者だけなのです。タクシー運転手が料金を誤魔化すときもそこに出てくるのは被害者と運転手だけなのです。線を引くと、あっち側か、こっち側しか存在しない”線上”のない社会ってことでしょうか。
乗客がタクシー運転手を騙すと立場がきれいに入れ替わるのです
不良アパートの分譲でも、実際の建設を行った建設業者は必ず下請け業者なので、直接の手抜き工事をしても下請け業者が非難されることはありません。それどころか年中高所転落事故を起こしていて”下請け業者”は被害者という図式が出来上がっています。
その一方で実際に工事をしていない元請けには工事現場での責任は転嫁できないので、責任の所在がうやむやになってそれでおしまいです。 いわば下請け業者が”被害者”になることで”全体の責任”のクッションの役目をするわけです。そこで出てくる損害はほかの物件の手抜き工事でキレイに穴埋めされます。
ひび割れた新築アパートを買ったひとは「いつか受けられる賠償」目当てにそこに入居するのです。誰も損してないでしょ。
◇ ◇ ◇
たとえば安物の韓国ドラマを想像してみましょう、すでに分析されたところから引用すると以下のようになっていました。
<設定・その他編>
1. どんでん返しは必須。死んでいたはずの人が生きていた! なんてことはザラ。
2. デキる女はミニスカートにハイヒールでキメにキメている。
3. 復讐劇は、犯罪まがいのことをしておいて「悪いのはあなたよ(お前だ)!」と開き直る。それって逆ギレじゃ?
4. さらに、さんざん復讐しておいて「これからが始まりよ!」と宣言。つねにスターターって怖い。
5. 昔も今も、貧乏女子はオクタッパン(※)に住んでいる。
6. 男性主人公はモムチャン(※)でなければ許されない。
7. 秘書やマネージャーは、わがまま御曹司やスターに振り回される運命。
8. みんな、驚くほどチャジョンシム(自尊心)が強い。でも“涙の女王”“涙のプリンス”って、主人公がよく泣く。これって国民性!?
9. 入れ替わりに成りすまし…「そんなバカな、ありえな~い!」と思いつつ、見始めたら止まらなくなるワナ。
10. なぜか、やっぱり交通事故に遭ったり病気になったり記憶喪失になっちゃう。しかも、結構な確率で。 (http://ure.pia.co.jp/articles/-/33044?page=5)
幾多の韓国ドラマをありったけの機械翻訳を駆使しても騙し合いに相当するハングルが見つからないのです。
御曹司がいて記憶喪失が出てきて終わらない復讐があるけど、騙し合うことが無いのです。しかしながらどんでん返しと復讐だけは何度でも繰り返されるようにできているわけです。善人のような役柄が悪人だったというストーリーって無いのです。
騙し合いとは「キツネとタヌキの騙し合い」に代表されるように、その通りのイメージのことなのですが、韓国にはキツネもタヌキも食べつくしてしまって絶滅したのかというくらいキツネとタヌキにまつわる言い回しが何一つ存在していないのでした。
※ハングル表記の韓国語は極端に語彙が少なく小学国語程度の比喩や言い回ししか存在しない、識者が正月になると得意気に使う4文字熟語は一般にはほとんど理解されない
ホントだってば ミナ