”スキージャンプ台の地下鉄”仁川2号線安全問題ないか?
[ニュースミーナ]ローラーコースターのように危険な地下鉄が近年話題を集めています。
来年に開通される仁川(インチョン)地下鉄2号線の話ですが、とりあえず動画を見ながらおたのしみください、しかしなぜこんなに建設されたのでしょうか?
仁川西区公村十字路から、黔丹(コムダン)方向の道路です。
巨大な構造物がそそり立っています。驚いたことにも地下鉄が通る予定の線路です。
'スキージャンプ台'ほど険しく、見えます。
[趙俊虎(チョ・ジュンホ)、仁川市西区景西洞]
"見るたびに傾斜がとても高くてローラーコースターを作っているのと心配しています。"
"見るたびに傾斜がとても高くてローラーコースターを作っているのと心配しています。"
来年7月に開通予定の仁川地下鉄2号線です。
問題の区間は、黔丹方向から京仁アラベッキルを越えて再び地下に入る部分です。
しかし仁川市は安全上の問題は全くないと強調しています。
[金正浩(キム・ジョンホ)、仁川(インチョン)市都市鉄道建設本部チーム長]
"本道路は下向きに2.5%勾配(傾斜)があり、レールは上方で5.6%勾配があるために見る角度によっては二つがかみ合った8%の傾斜路に見えるのです。"
"本道路は下向きに2.5%勾配(傾斜)があり、レールは上方で5.6%勾配があるために見る角度によっては二つがかみ合った8%の傾斜路に見えるのです。"
済州島の'ゆうれい道路'のように錯視現象に過ぎないということです。
実際に線路を横から見ると、一般道路と似たような3度程度の傾斜を確認することができます。
しかし、不安なのは仕方がないです。
[鄭良姫(チョン・ヤンヒ)、仁川市西区連喜洞]
"あまりにもこのように上がってみたら危険ではないかという懸念がちょっといいです。"
"あまりにもこのように上がってみたら危険ではないかという懸念がちょっといいです。"
それにもかかわらず、この奇形的な設計が出たのは京仁アラベッキル運河を越えなければならないためです。
5千トン級貨物船が行き来できるように一般橋より1.5倍もっと高くなりました。
川底にトンネルを作って越えたら問題がなかったが建設費が3倍近く増えるために最初から検討対象から除外されました。
仁川市はこの区間を通過する際には、安全のために地下鉄速度を時速80kmから45kmに下げる計画です。
地上42mから地下まで一気に駆け下りるスリリングな地下鉄は通勤に便利
しかし、ネチズンたちは地下鉄2号線を'ローラーコースター'や'魔界の地下鉄'というニックネームまでつけて'期待半分、心配半分'の目で見ています。
(翻訳:みそっち)
アラベッキルっていうのは仁川と漢江をつなぐ全長20kmほどの運河なんです、大型船が通れるように運河にかかる橋を高くしたのですね
運河ができたところは全体的に湿地帯でいつも冠水するようなところだったのです、そんなところに”横一本”に運河ができちゃったので対岸になっちゃったひとのために橋を12個だけ作ったそうですよ、運河の全長は20kmくらいありますから遠回りしないと不便なのです。 いえいえアラベッキル運河ですが、完成した2011年から今に至るまで商用航路として使われたことはなくて、運河の遊覧船だけが毎日往復しているんです、コンテナターミナルは建設以来一度も使われていなかったりするんですね 関連過去カキコ : 京仁アラベッキル運河、コンテナ事業が撤退
運河の遊覧船っていうのも左右が壁になっているので景色なんか面白くないんですよ
こういう景色にワクワクしちゃうなんていうひとはどっかに問題がありそうでしょ
ここがすごいぞ韓国型経済効果
(韓国型遠回り式経済効果を応援しています)
[経済ミーナ] 今日の午前、京仁アラベッキル金浦ターミナルで開かれた開通イベントには、グォンドヨプ国土海洋部長官、ソン·ヨンギル仁川市長、金文洙京畿道知事など千人余りが参加しました。
李大統領は "自動車や機械を積んだ船が、中国、日本はもちろん、ロシア、東南アジアまで運航するため、経済的な期待が大きい"としながら "年間3兆ウォンに達する生産誘発効果と2万6000人の雇用効果があるだろう"と見通しした。
経済効果は3兆ウォン(これまで貨物船4隻が通っただけ・・)
2兆2千億ウォン以上の事業費(そのほとんどが飲食費に・・・)
18kmにも及ぶ大運河計画、船で4時間(トラックで1時間だけどね・・)
10万人の貨客利用者の見込み(船の定員×運行計画日数・・)
凍結する運河(ロシア型氷上道路計画・・・)
みそっちの”ちょっとソウル観光ガイド”
ロシア人ダンサーと一緒にアラベッキル運河クルーズ
京仁(キョンイン)アラベッキル運河は2兆2千億ウォンという莫大な予算を投じて作った観光コースでしょう。 だがアラベッキルを通う遊覧船では景色を見ることよりは真昼から踊り場と酒宴が広がっています。
※アラベッキル運河とはソウル中心部の漢江、汝矣島から仁川をつなぐ貨客用運河のこと、建設費用のわりには物流量が見込みの2%程度でほとんど使われていない、そのため観光船で集客している、観光船事業も単独では大赤字中
京仁(キョンイン)アラベッキル旅客ターミナル、団体観光客が遊覧船に上がります。 船が出発してさほど経過せず客室ではロシア人ダンサーの公演が始まります。 扇情的な服を着たダンサーの公演が終わって、もう観光客も踊り場が広がります。
[効果音]“揺さぶってください。 あ、良い。 生かして。”
まるでナイトクラブを彷彿させる姿です。 たった今、公演をした舞踊家も観光客の間で一緒に踊って雰囲気を引き上げます。
踊り場が続く間、他方では酒宴が広がります。 周辺景色を観覧するために作った遊覧船3階は三々五々集まって真昼から酒飲む人々でいっぱいです。
テーブルごとに酒のビンが上げられていて、焼酎を最初からボックスまだ持ってきた乗客もあります。
顔が赤くなる場面が続いて、一般観光客は不快感を表わします。
こちらは周辺景色を調べることができる遊覧船3階です。 だが、景色を観覧する観光客はそんなに多くありません。
▲夜にはライトアップされるこの運河の見所も昼間では荒涼とした野原にまっすぐに作られた単調な運河の風景である、※現在は消灯しています。
▲一連のロシア人ダンサーによるサービスのあとは客席で記念撮影となる
もちろんチップは忘れないでね
バラ色の運河計画 半分運河という限界も越えなければならない