"10日になったら浦項 体育館閉鎖します"… こっちでは被災者反発
あの地震で住むところが無い いつものように ”追い出されるなら死んでやる”
被災者避難所にいらっしゃる方たちだけが被害にあわれたのではありません。
[朝ころミーナ]昨年11月15日に起きた浦項(ポハン)地震で2000棟を超える被害が出て以来、被災者たちの家になってきた被災者避難所が、二日後に運営を中断することにしました。 被災者たちは行く所がないと反発しています。
どのような状況なのでしょうか。
[記者] 浦項震災後、80日以上、被災者たちの家になってきた興海体育館です。
このように10日以降からは運営を終了するという案内文がついています。
しかし被災者たちは行く所がないとし 出ていくことができないという立場です。
[キムチョンデ/避難所の被災者:対策も立ててくれなくて無条件に出て行けと言うなら、私は死ぬよ。 一人が死ねばして…]
運営終了の10日前に公示をしたことも対立を育てました。
[イムジョンベク/浦項(ポハン)汎市民対策本部代表:住民たちを説得するのに 'どうすれば良いですか? この厳しい寒さで?' その程度の疎通はしなければなりません。]
被災者たちが住むテントです。
二人が一つのテントを割り当てを受けることになるが、この内側に入って寝る時は。
寒いので、内側にホットパックを入れておいて床に寝なければなりません。
成人女性がここ一度横になってみたらね。
つま先がテントに着くくらいに息苦しくて狭いです。
[ユンビョンヒ/避難所の被災者:6個、これ(ホットパック)を敷いて寝…寒くてできず、。 眠りが5時になるとすぐ起きてしまいます。 寒くて…]
住宅より、移住対象の認定基準が厳しいマンションの住民たちの不安感はもっと大きいです。
[李ミソン/マンションの:住民3カ月間にマンションは地盤沈下がとてもひどく悪化している状態、そこに何の修理とか何の補強の検査を行った跡がありません。]
[被害住民:もう出て行きなさい(と言うが)いいえどのようにここ入ってきます。]
こればかりではなく、現在待避所にいる171世帯のうち12世帯は地震トラウマを訴えながら家に復帰するのに困難を経験しています。
[浦項市庁の関係者:被災者避難所にいらっしゃる方たちだけが被害にあわれたのではありません。 公平性の問題も事実あって。 移住対象者移住がとても早く進行になったためにこのように(中止することに)なったのです。]
二日後に、ここが閉鎖されると、行き場のない人たちは大きな混乱するものと見えますが。現実的な対策作りが必要なように見えます。
(ソウル/みそっち)
というわけで、セヲル号以来おなじみとなった ”韓国型体育館生活” ですが、早々と3か月目で追い出しということになってしまいました。
体育館のテント生活なら、3度の食事の出費に調理と後片づけはもちろん日々の着替えや洗濯、暖房付きの寝るところまで衣食住のすべてが支給されるという韓国のみなさんにとっては、まさに天国とも言える満ち足りた生活なのに無慈悲にも追い出されちゃうのです。
そうなれば猛然と脊椎反射しちゃうのが汎市民対策協議会などの団体です。
焼身自殺しちゃう人が出てくるかもしれません。
新聞、テレビは今夜からはじまる平昌オリンピックにくぎ付けですが、韓国型生活の方も話題になり次第お知らせしてゆきます。(ホントカ)
またねえ