KTX車窓から見えるソウル
廃屋 ゴミ屋敷よく見えます
KTXで平昌へ向かう最初の街角 廃屋 ゴミ屋敷丸見え "臨時フェンスの設置でも"
外国に国格を高める五輪が、むしろ国家イメージの毀損憂慮
[ソウルミーナ]16日、韓国の毎日経済は1面のトップに ”ソウル龍山(ヨンサン)駅近くの漢江路(ヨンサング・ハンガンノ)3街一帯” と題する記事を載せた。
例によって廃屋やゴミ屋敷の建ち並ぶ中を平昌KTXがスピードも出せずにのろのろと通り過ぎる写真だ。
紹介された写真には、捨てられた単独住宅の屋根では瓦が流れ落ちて、一部の家は、ビニールシートを瓦の代わりに使っていた。 路地に沿って線路の踏切に達するのでKTXが通るすぐ隣には放置された店舗が目立った。電柱の周辺は小さなゴミ捨て場のようだった。
▲遠方の Π 型の建物はアンバサダー龍山国際ホテル ここは徐行区間だ
23日後に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪。外国選手団と観覧客が来る予定だが、彼らにソウルは恥ずかしいすっぴん顔を露わにしなければならない。
外国人たちが、平昌を訪ねるには、仁川(インチョン)国際空港に到着した後、空港鉄道でソウル駅へ来てから江陵行きの高速鉄道(KTX)に上がらなければいけない。 江陵行きのKTXは龍山駅を経て京義中央線の路線に沿って清凉里に向かう。
龍山駅を通るや否や列車の窓の外には崩れていく老朽住宅と錆びた鉄製の屋根、廃タイヤと割れた瓦がそのまま見えてくる。 遠くに見える漢江(ハンガン)トランプワールドなど高層ビルと重なれば、ソウルは莫大な貧富の格差を持った都市に見えるしかない。 国格を高めなければならないオリンピックの開催が不徹底な準備で、ややもすれば国家イメージだけを落としかねない状況になったわけだ。
一ヵ月も残っていない平昌(ピョンチャン)冬季五輪に備えてこの地域を直ちに整備する方法はない。 短期対策として、臨時フェンスでも設置してソウル都心のすっぴんが明らかになっているのを最小化しなければならないのではないかという指摘も出ている。
しかし、龍山区庁側は "フェンスを設置する場合は、当該整備区域事業者が担当しなければならないがまだ選定されなかった地域もあるので、容易ではない" と話した。
これについて韓国のネチズンらは口々に「目隠しのフェンス設置という発想」「本当の韓国伝統韓屋の姿を知ってもらおう」「まだ残っていたのか」「ビニールの屋根がシュールでしょ」「飛ばないようにタイヤを乗せるのも忘れないで」「窓のカーテンを閉めればイイょ」「その瞬間に列車通路側でなにかイベントをやればいい」「記事にした毎日経済記者は恥ずかしくないのか」「住んでいる人がいるのも事実だ」「あそこはKTXが最徐行するカーブ区間だな」「雪が積もれば見えなくなる」「外の景色を見ようとする外国人観光客がいるのか」「これはCNNで放映されるね」などの残念なコメントを寄せていた。
平昌冬季オリンピックは各国元首の開会式参加も無いまま、10日頃から開催される
(9日ダロ)
(ソウル/みそっち)
仁川(インチョン)国際空港に到着した後、空港鉄道で、ソウル駅へ来てから江陵行きの高速鉄道(KTX)に上がらなければいけない。 江陵行きのKTXは龍山駅を経て京義中央線の路線に沿って清凉里に向かう>>>>>
空港鉄道でソウルまで来てね、在来線に乗り換えてね、スピードが上がるその前なんですよ。踏切があってね、踏切番がいるのです。駅を出たばかりなんだけど遮音壁なんか無いんですね。韓国はそういうところがしっかり手抜きされていますよ。
▲KTXの踏切があるところ 廃屋があるのはこの後ろ側
▲韓国人のラブラブで素敵な ”撮り鉄カップル” が記念撮影している
▲ソウルからわずか一駅、急カーブで列車は最徐行する
まぁ冬が来て雪が積もれば見えなくなるし、わざわざ外の景色を楽しむようなのも韓国人の発想ではいるはずが無いそうですから、わざわざ記事にする必要も無いダロという反応です。
というのは、韓国には ”鉄ちゃん” ていうのがいません。写真写りのイイ車両が無いのはもちろんですが、そういう需要が無いんですね。だから電車を撮ってるヤツは変な奴あつかいなのです。
鉄道雑誌なんてものは過去にも先にも無いし、鉄道模型もごく一部の海外かぶれだけがやっている趣味なのです。
特選過去カキコ
屋根の上のビニールシート関連はこちら:空からソウルを見てごらん
伝統韓屋の暮らしぶりをみるならここ:タイムスリップ伝統韓屋
韓国の鉄道模型関連過去カキコはこちら:韓国の鉄道模型事情
こんなのもあったよね 点検口が開いたらガムテープ
ほかにも見ておきたいのがあります
おはょ