新兵の乗った軍用バス20m下に墜落…
新兵教育隊所属の新兵たち、軍病院で軽い診療後に部隊復帰中の事故
軍 "安全ベルト着用の有無確認中"…警察 "ブレーキ装置故障するかどうか調査"
[国防ミーナ]江原道楊口にある最前方部隊新兵教育隊所属の新兵などが乗った軍用バスが墜落して22人が重軽傷を負った。
この2日午後5時3分頃に江原道楊口郡 方山面~ 古方山面(頭陀淵路)の別名、道後トンネルの近くで25人乗り用ミニバスが道路左側のガードレールに激突した後、緩やかな傾斜地を転がりながら20mあまり先の高低差5m余り下に落下した。
この事故で新兵教育隊所属の新兵20人をはじめ、運転兵と引率の幹部など22人が負傷し、付近の病院に運ばれて治療中だ。
このうち3人は重傷で19人は軽傷であることが分かった。
負傷の将兵は軍病院や民間病院に分けて移送治療中だ。
事故が起こった将兵たちは、軍医務隊で風邪などの疾患の診療を受けて部隊に復帰していた最中に事故が発生したものと伝えられた。
▲事故バスは、タイヤと車体が分離されて、屋根など車体が紙くずのようにぐしゃぐしゃになって大きく毀損された。
軍関係者は "事故バスに乗った将兵は入隊後、1∼5週目訓練中の新兵たちに診療を受けて部隊に復帰していたところだった"、"訓練中、風邪などの疾患を患った新兵を連れて定期的に診療を受けている" と話した。
さらに、"事故当時、将兵たちが安全ベルトを着用しているかどうかは確認中" と付け加えた。
警察と軍当局は、ブレーキ装置故障などさまざまな可能性に重きを置いて事故原因を調べている。
(ソウル/みそっち)
おいおい、20mってのはずいぶん遠いじゃないか
新兵教育隊は5週間の教育するんですね。規模の大きいところだと毎週兵隊がやってきますから1週目から5週目までがいろいろ混ざっています。
地図で見れば下の方が民家の多いところで上の方が国境地帯です。事故現場を北進して検問所のある交差点を北に向かうと国境警備の兵隊がたくさんいるわけです。
正確な部隊名は内緒ですが、21師団の別名”白骨部隊”ですね。
地図で言うとそのトンネル先の道路沿いに肋骨師団の新兵訓練所があります。”骸骨師団新兵訪問”をハングルにして検索するとわりと情報がありますね。 ▲破虜湖ってすごくない?
陸軍21師団新兵教育隊訓練兵たちの行進(ハングル)
さて、正月2日、韓国では旧正月が伝統だなんて言ってますが、ロッテタワー前の様子を見てもわかるように韓国ではお祭り騒ぎってことです。そんな翌日に病人を診察する病院ですか? たしかに病人が出れば新兵訓練所では最寄りの民間病院に連れてくようです。でもそれは手遅れになったりして問題になるような重症者だけなんです。
白骨部隊っていうのは国内最強規模(自称)ですよ、訓練期間中は家族との連絡もさせてもらえません、新兵訓練隊に詳しい筋によればよほどの重病でなけれな訓練所から出ることは無いそうです。それが20人もですね これはあやしい
訓練所っていうのは兵隊が任地に行く前の教育をするところです。ところが兵隊じゃないのも訓練所にいくのですね。 あの義務警察とか公益員って呼ばれてます。
現場はトンネルを出た先のゆるい右カーブ、韓国は右側通行なので対向車線を通りぬけてガードレールを突き破り転落したみたいです。ガードレールがボコボコしてるよね。(2016年Daumマップ)
高校生の時に常習万引きとか傷害罪なんかでしょっ引かれて兵隊に適さないのが5週間だけ基礎訓練を受けて娑婆(シャバ:レンガ塀のこっち側)で兵役期間の2年を義務的に消化するわけです。そういうのの中には ”ひ弱メガネ” の新兵と一緒にしておくとヤバイのが回されてきます。
5週間の訓練は一緒なハズなんですがどうもそうじゃないらしいのです。どいうことかと言うと、『慣れない軍生活じゃ窮屈だから君たちにはお正月サービス外泊』なんてことが過去にもあったようなのです。
訓練期間中は隔離されてるのにわざわざ正月2日に帰ってくる外出が、『チンピラ鎮撫のための』サービス外出だったとしたらそれもまた楽しいですよね。
一日一災害だって