VW販売再開に平沢港の長期在庫車が気になる

アウディ・フォルクスワーゲンコリアが販売に拍車をかけると、平沢港で足止めされたアウディ、フォルクスワーゲン在庫車両に関心が集まっている。 

すでに先月からアウディ、フォルクスワーゲン、平沢港の在庫車両割引販売説が急速に広がっている状態だ。 

インターネットコミュニティに '平沢(ピョンテク)港に縛られている車2900台が35~40%ほど割引になってアウディ中古事業部を通じて売却される予定'という書き込みが掲載されたのが発端だった。 

この文章には、中古車売買業者SKエヌカー直営の社内資料が出所となっているが、SKエヌカー直営は "そのような社内資料は存在しない。 事実無根" だと一蹴した。 

アウディ・フォルクスワーゲンコリアの関係者も "在庫車両だけでなく、新車発売時点などについてもまだ決定されたことがない"、"平沢港の物量が解けると言う話は事実無根" と線を引いた。

一時、2万台あまりに達したアウディ、フォルクスワーゲン、平沢港の在庫車両は現在2900台余り残っている。 1万7000台あまりは、ドイツに返送された。 ある輸入車業界の関係者は "年を越すと、再び年式変更になるためにアウディ・フォルクスワーゲンが今年中に解決方法を訪れるものとみられる" と展望した。

輸入車業界では、▲ドイツ搬送▲一般人へ割引販売▲レンタカー販売など3つをアウディ・フォルクスワーゲンコリアの選択肢と見ている。

インターネットコミュニティのカキコを見ると、アウディ、フォルクスワーゲン、平沢港の在庫車両に対する購入需要はかなり多いことが推測される。 しかし、アウディ・フォルクスワーゲンコリアの立場ではブランドイメージ低下の可能性を憂慮せざるを得ない。 

ある輸入車業界の関係者は "いくら在庫車両だというが、大幅に割引の価格で販売すれば、ブランドイメージに打撃がある可能性がありアウディ・フォルクスワーゲンコリアも、悩みが多いこと" と話した。 在庫車両であっても '安い車' イメージを持つようになるだけでなく、車を購入して使用していた途中車両性能に問題が生じれば、追加的なイメージへの打撃の可能性もあるということだ。 

輸入車業界ではアウディ・フォルクスワーゲンコリアが平沢(ピョンテク)港の在庫車両を長期レンタルカー方式で国内市場に販売できるのではないかという話も出ている。 方法からは二つが挙げられる。 アウディ・フォルクスワーゲンコリアが直接長期レンタルカー事業部を作って運営したり、レンタルカー業者に平澤(ピョンテク)港の在庫車両を販売する方式だ。 

ある輸入車業界の関係者は "平沢港の在庫車両を長期レンタルカーで運営すれば、安価で車を販売するよりブランドイメージが少し損なわれる恐れがある" と話した。 長期レンタルカーは顧客たちが毎月のレンタル費を出す方式であり、車を大幅に割引販売することより安いというイメージが少なく、車両維持・保守が会社の役割であるため、車の利用中に車に問題が生じても、顧客と紛争の可能性がほとんどない。 

輸入車メーカーで長期レンタルカーを運営するところは現在BMWが唯一だ。 BMWは先月、BMW 520d Mスポーツパッケージモデルに限って長期レンタカープログラムを導入した。 月レンタル料金に統合取得税と自動車税、保険料が含まれていて顧客の立場では、購入手続きと車両維持に気にしなくていい。 自動車メーカーは顧客とレンタカー契約期間が終われば、その車をディーラー試走車で運営するなど、様々な面で活用できるというのが長所だ。 

レンタカー業者の中ではロッテレンタカーなどが長期レンタカープログラムを運営している。 ロッテレンタカーの関係者は "アウディ・フォルクスワーゲンが、平澤(ピョンテク)港の在庫車両を販売すると接触したことはない" と明らかにした。

環境部関係者は "平沢港の在庫車両についてはアウディ・フォルクスワーゲンコリアが判断すべき問題" だとし、"ただ、販売した車両に欠陥があるとしたら、今後環境部の調査で再び問題になりかねない" と話した。