20年後の新青年数 英は80万人・韓国は36万人
激甚型出生数減少に歯止めがかからない 国家間競争力も低下
韓国の出生率は2015年1.24、2016年1.17、今年1.03
［NEWSミーナ］少子化の災いが地方はもちろん、国家的レベルで深刻だという問題が繰り返し提起された。
チェ・ギョイル自由韓国党国会議員は今年の予想の新生児の数が36万人で、昨年比4万人以上減少する展望だと明らかにした。 これはOECD主要国の合計出産率より大きく低い。 フランスはこの4年間1.9、日本は1.4、英国は1.8を維持してきた。 しかし、韓国は2015年1.24、2016年1.17、今年1.03で主要国と違って、毎年出産率が大きく落ちている。
チェ議員は "韓国と人口が似ているイギリス、フランスは出生児が年平均80万人以上を記録した反面、人口5千100万人である韓国は昨年40万6千人、今年36万人で、これらの半分にも及ばない"と明らかにした。
※ニホンは2016年に生まれた子どもの数（出生数）は97万6979人
そして、"これは20年後英国とフランスは20歳の青年が、80万人、我が国は36万人だという意味だ。 将来に他の先進国に比べて競争力が著しく落ちるということ" と主張した。
彼は特に "今年の大学生の入学定員は49万3千人で、彼らは1997年に生まれた66万8千人のうち73.7%に該当する"、"これを今年生まれた数36万人を基準に代入してみると、20年後には約26万5千人が大学に進学するものと推算される。 つまり23万人ほど減ることで、大学の定員割れの事態が火を見るより明らかだ" と指摘した。
さらに、"軍人の場合も、今年の入隊者は25万人に22年前に生まれた新生児数71万5千人の35%が入隊をしたわけだ。 これをそのまま適用する場合、今年生まれた新生児が22年後軍隊に行くときは12万6千人と現在の半分に止まるものと"、深刻な人口の崖の事態を予告した。
チェ議員は "政府はこの10年間、少子化問題の解決に向けて100兆ウォンが超える資金を供給したが、出生児数は毎年減っている"、"政府は少子化問題を解決する強力なコントロールタワーを構築して、子供を産めば、国家が責任を負う劇薬処方を通じてでも去る10年間の失敗した少子化政策を繰り返してはならない"と主張した。
（翻訳/みそっち）
ニホンが少子化なんて騒いでいるうちに韓国ではその数倍の早さで出生数が減っているのです。 そこでまず韓国人の心配しているところが、大学の定員数が莫大に余剰しちゃうってところなんですね その次くらいに兵役に行く男子が減るってところでしょうか。
「2015年出生・死亡統計（暫定）」によると、平均出産年齢は32.23歳、前年より0.19歳上昇した。2014年子供を産んだ母親5人のうち1人は35歳以上、16歳以下での出産は1.7％. 最初の子供を出産する女性の 韓国の場合平均で31.4歳 ＞＞＞ いくつかの数字が並んでいますが、 韓国の場合は〝高学歴〟だそうですからそうなんだそうです。
まず、朝鮮時代はずっと戦乱が無かったのですからその国の許容数に応じた人口がそこに住んでいたことでバランスした社会構造だったのでしょう。
ヒデヨシ軍も中国清も人口を減らすほどの人殺しはしてませんでしたよね。
それから280年くらい過ぎたあとにニホンが朝鮮社会の近代化を強制したことで人口が増えましたが。これは主に農業生産が上がったことによるバランスの変化程度だったと見ることが出来そうです。
その後ようやく、朝鮮では数百年ぶりに朝鮮戦争があって、その直後に子供がたくさん生まれた現象がありました。
そういうわけで韓国の人口増加のあったその貧しい時代でも兄弟の多い家庭が多かったわけです。 やがてそのへんが結婚して子供を作ったのが1980年代～ってことで生まれた子供たちがいまの結婚出産適齢期世代なんですが、このへんになるとニホンが強制した近代化とは無縁の韓国型社会構造になっていったわけです。
結婚しても生活が立ち行かない新婚生活や絶望感から結婚年齢がグイグイと上がっていったのが、韓国型社会構造の特徴とすれば分かりやすいですね。
出生数の減少や結婚年齢の上昇っていうのに理由をつける必要も無いほど韓国社会は最初からこうなるような精神構造があったわけです。
近代化があったり戦乱があれば出生数も増えますが、平和な時代が続けば韓国型社会の腐敗した社会構造などから次の世代は生まれてこなくなるというだけのことなのです。
たとえば韓国では住居にありがちなアパートの耐用年数が30年程度です。これってソウルオリンピックの前後の頃に建てられはじめた高層アパートが次々と建て替えの時期に来ているってことなんですが、その当時に住み始めた世代が今の退職世代（あるいは団塊の世代）ってことで、持ち家はあっても建物の資産価値は建て替える時期が来ているのでわずかな持ち分である地面だけが価値のあるものといえます。
そういうところに親と同居しているカンガルー世代なんていうのがいますよ。かれらはお仕事が無いので安定収入の必要な不動産購入への関心がありません。 もちろん〝親の面倒を見る〟なんていう文化習慣を持たない彼らには日帝が強制しようとした近代化施策なんて邪魔者でしかないので自分の稼ぎが足りなくても親にお金を出させることには抵抗がありません。
『韓国の結婚式では親がたくさんお金を出す？』、『結婚には大金がかかる？』 そー言う事実はもうありませんね。
子供の住むところまで金をだせる親はもうほとんどいません。 親たちでさえ日々の生活に追われている社会ですよ。
住む家は確実に老朽化していくだけです。希望なのは再開発計画ぐらいかな。
そこに新しく再建築される高層20階建てが、現在のそこに建てば、〝先住者だから無条件の追金無しで入居できる、新しい入居者がローンを払うならそこから分配があって当然〟なんてことを考えて暮らしているのが韓国の団塊の世代ってことになります。
そういう再開発計画があればイイんですが、韓国の場合には高層アパートでも所有権が入り乱れていて、建て替えなんてことで意見がまとまる事はほとんどありません。
再建築反対派と推進派がいざこざしてみたり、安値になれば投機目的（退出賠償金目当て）で買うのもいたりするのです。
すでに老朽化しているところでは水道管の腐食や外壁のひび割れなどから住み続けることが困難なアパートも多く、その数はさらに増加していくことになりますよね。
今住んでいる団塊の世代はこの先稼ぎがありませんから新しくローンは組めないですし、出て行くしかない状況になっても行くところが無いからスラム化した低層のアパートっていうのがソウルにはたくさんあるのです。
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過去カキコより 260世帯入居の築30年モノのようす
地下の道路工事が原因か？ 築30年超の大型アパートで土地傾く
260世帯丸ごと引っ越しを補償してくれ要求 ： 築30年は自然な老朽化ダロ
青瓦台前での要求集会にはろうそくデモの前例を作ったため官警も手出しできず
私が今出ているところは仁川(インチョン)市内のあるマンションの入り口です。 最近、首都圏集中豪雨後に、このアパートで荒唐無稽な訴えが数回伝えられていると聞きました。 いったいどんなことが起こっているのか中に一度入ってみます。
この1984年に建てられたこのアパートは全て260余り世帯、1000人余りの住民が住んでいます。 マンション周辺の土地が片方に傾き始めたということを知ったのは駐車場の接触事故のためでした。
ある日突然、そこに駐車している車両が後ろに一度に押され、もつれたんです。
[チョキウン/マンションの入居民］ ある瞬間から車がそのまま自然に転がり落ちてきているんです。 わずか3ヵ月前までは、こんなことはありませんでした。]
マンションの廊下に上がって見ました。 あちこちに玄関のドアを開けておいたまま生活する家たちを見ることができます。 暑さを避けるためでそんな事もあるが、実は1ヵ月近くこの玄関のドアがきちんと閉まっていないためです。
※韓国では害虫駆除の噴霧車が毎週走るので蚊やハエなどの害虫があんまりいない
直接このようにドアを閉めてみたら鈍い音を出し、扉全体がこのように落ちていくように前後に揺れるのを見ることができます。 このような部屋がこのマンション団地に30軒以上とします。
管理事務所に受け付けられた入居者の修理要請の苦情を数十件に達しました。
さらにどうしたことか時間が経つにつれてドアを開け閉めがもっと難しくなります。
[子が学校から帰ってくると、扉が開かないというのです。 直してうまくいったかなあと思うと、またこんなに扉が開かないんだ。]
エレベーター隣の非常階段の出入り口もずれ、廊下でもいたるところに亀裂が生じました。
家の中に入ってみました。扉は一方に傾いており、完全に閉まらないし、ボールペンが入る程の隙間ができました。
[マンションの入居民:(扉が閉まらなくて、どのようにしましたか？) 閉まらないからここちょうど当たるから削ったんです。]
浴室に付いていたタイルの切れも一つ、二つ落ちたし、部屋のあちこちにはひび割れができました。
これを見てください 扉を閉めてみたのです。 一目で見ても上と下幅が違うのを見ることができます。 直接一度巻き尺で測ったらです。 下側は4.5cm程度である反面、上の方は9.6cm程度へと倍以上の差があることを確認することができます。
スマートフォン水準器にも床が一方に傾いた状態だということが確認され、床に置いたピンポン玉は直ちに一方に転がっています。
住民たちはマンションの地下を通る第2外郭循環高速道路の地下トンネル工事が終わった昨年10月からこのような現象がひどくなったと主張している。
一度安全点検で精密安全診断が必要だという結論が出たが、入居者や地下トンネル施工会社側が意見の食い違いを見せ、精密診断も見送られています。
住民たちは、毎週、大統領府近くで集会をして助けを要請して出ました。
しかし管轄の地方自治体は違って、できる措置がないとします。
[仁川市関係者：私たちにはどのようにも権限がある状況ではないのです…、仁川(インチョン)市の立場は仲裁の役割しかできないんですよ。]
明確な原因も解明されていない状況で、今日も、住民たちは不安で震えています。
（ソウル/みそっち）
これはね、アパートの住民にとっては〝ロト大当たり〟のようなものですよ。 新しい引っ越し先を見つけるか建て直ししてくれってわけです。 住民にとっては大きなチャンスですからね。 住民が総出で大統領府までデモ行進ですよ。
そのへんって韓国の日常風景ですよね。
その時のごとに政府が一時的な人気取りのために、自然災害でも何でも被災民の住むところを〝激甚災害認定〟しちゃうんですよ。 そうなると住むところも新しいのをあてがってくれるのです。
そうした前例を作ってきたので今さら何もしませんなんていうのは手遅れなんです。
トンネルの工事にはキチンと業者があるわけですよ。それで〝建物の崩壊の兆候〟の原因が地下の道路延伸工事なのか診断しようとしたんですね。
ところが建設業者の選んだ無料建物診断機関では〝建物の老朽化〟についてだけ調べるということで意見が決裂したのです。
これつまり〝建物が30年物ダロ〟ってことだけ調べるっていうことなんですね。
しかもお役所の立場は仲裁の仲介だけなんですね。 っていうのも、ちゃんと認可しちゃった地下のトンネル道路工事ですから、どんなことがあっても自身に責任が来るような判断をしないという鉄則があるからなのです。 やりたきゃ工事の業者と直接ヤレってことなのです。
▲地下50ｍとあるけど地下駐車場が２層になっているので実際はもっとヤバい
このアパートは1984年築だそうですから韓国の基準でも、とっくに寿命が来ているんでしょうけどね
12階建てのアパートの地下を第２環状線の地下トンネルが通っているところ►
ちなみに地下のトンネル工事は去年の10月に終わってるんですよ、住民は去年のうちから建物の傾きなんかを理由に騒いでいたんですが、ここんとこの長雨の影響からかひび割れが広がったというわけなのです。
▲大統領府の近所まで出かけて行ってそこでデモ行為をしてみたり
▲スゴイ恰好してますよね 韓国人の考え方の根底にあるのは。あのほら〝ころり転げた木の根っこ〟のアレなんですよ、前例があるから大統領府の前まで行けばどうにかなると思ってるんです。しかもこの集会って毎週やってるんんだそうです
さて、このアパートの場所はこのへん↓ サムドゥアパートと言いますよ （どんな文字書くのか知らん）
あの月尾モノレールもすぐそばですよ
分譲例 16坪タイプ 11,500万ウォン～所在地 仁川東区松現洞33 供給 ：79㎡/専有：53㎡
アパート名 サムドゥ1次アパート その他同 1棟
物件詳細 該当階 12階/ バスルーム数 1つ 世帯数 264世帯 構造 廊下式
竣工年月 1984年10月 加熱方式 都市ガス 暖房構造 個別暖房インターネット専用線 可能 ベランダ あるかも
▲ベランダは見たところ無さそうです（ベランダの外壁まで部屋を増築してるからね）
▼16坪タイプは11,500万ウォン～ その間取りが真四角なの
▲左下の白い部分が本来のベランダ、んでも外壁まで部屋を増築して広くするのが韓国式
▲台所は機能的に配置されています（棒） なぜそこに乾燥機があるニカ？
▲ミケのうちよりも確実に狭そうな玄関の幅は見ての通り
気分的には1000万円ちょいで築30年の〝仁川市庁駅至近 最寄駅東仁川駅徒歩3分内装リフォーム済み先住者あり入居日応談〟ってところなんです。
問題なのは ここんとこの長雨続きで建物が傾いちゃってるんだけどね。