海運・造船大国韓国の地位が．．．

うんうん　http://www.segye.com/newsView/20171009002592

　　

［日曜ミーナ］　昨年9月、韓進(ハンジン)海運法廷管理後、墜落し始めた海運・造船大国韓国の地位の回復がなかなか行われていない。 法定管理から再生できず、この2月、韓進(ハンジン)海運が破産した後、系船社のグローバル市場シェアは急激に下落し、造船業界は数年間持続した世界的な不況の影響で仕事不足に苦しんでいる。 

9日、韓国海洋水産開発院(KMI)によると、韓進(ハンジン)海運、法定管理の以前の2016年8月の韓進海運と現代商船はそれぞれ世界の船腹量の3.0%、2.1%を占めた。 しかし、この8月現在、唯一の大型国籍船社である現代商船の船腹量は世界全体の1.7%に過ぎなかった。 占有率が1年間3.4%ポイント下がったことになる。 一方、同期間、上位5大グローバル海運会社の船腹量シェアは52%から58.4%に上昇した。

※KMTCはその他をひっくるめた韓国船社連合

韓国船社の世界物流量シェアも2015年11.9%から2017年1～7月は5.7%で、半分以下に落ちた。 　※2017年1～7月は5.7%は資料が無い

韓進(ハンジン)海運が2016年に一人占有した5.1%のほとんどが現代商船ではなく外国の船社に移った格好だ。　　※ここまで年度がバラバラ 韓国型統計表示

海運業と高い相互関連性を持った造船業界の状況も似ている。 同日、金融情報会社、エフアンドガイド資料を見ると、3四半期に現代重工業の業績・コンセンサス(展望値平均)は、売上高4兆347億ウォン、営業利益945億ウォンだ。 現代重工業は昨年1四半期に10四半期ぶりの黒字転換に成功して以来、7四半期連続黒字行進を続ける見通しだ。 三星(サムスン)重工業も売上高1兆8139億ウォン、営業利益318億ウォンを記録して5期連続の黒字を出すものと試算される。 

しかし、今年3四半期の業績予測を、昨年同期と比較すれば、現代重工業は、売上高が54.4%減り、営業利益と純利益は70.6%、78.0%ずつ減少する。 三星(サムスン)重工業も売上高は34.7%、営業利益は62.2%、純利益は76.8%それぞれ減少する。 両社が賃金返却、非主要資産売却などでやっと黒字を維持するが、十分な新規受注が行われず、売上に直接的な打撃を受けているのだ。 代表的な'不況型黒字'産業の姿だ。

最近になって大規模な受注ニュースが聞こえてきているが、造船業の特性上、これは1～2年後に損益に反映される。 業界関係者は　"来年までは、売上が減少して構造調整の強度に応じて収益性が左右される厳しい状況が続くだろう"と見通した。

政府の対応にも問題があるという指摘だ。 政府は、海運産業の競争力も育てて造船業の物量も確保する海運・造船・金融の共存発展モデル開発よりも市場論理を打ち出した各自倒生の道だけを要求する形となった。 特に、業界では造船産業が輸出先中心の船舶建造に集中して、政府政策もここに合わせられているため、造船所に提供する国内銀行の船舶金融が外国の船社だけに回っている現状を改善しなければならないと要求する。 

KMIは"韓国の先史の競争力を強化する船舶発注にも国内銀行の船舶金融が支援される政策修正が必要だ"、"こうなると、造船所受注の崖の際に韓国海運会社による発注物量の確保が可能で、海運会社は船舶金融を通じたあの禅家の船舶発注をすることができ、今後の市況の改善時、競争力を確保することができる"と強調した。