退くも進むも地獄 春川、レゴランド事業 '視界ゼロ'
文化財の発掘・資金の未確保・施工会社変更などで6年'無為に歳月'
進入道路・橋梁だけを終了段階…、いざとなっても本工事は'鍬入れない'
[ソウルミーナ]江原道春川市をグローバル観光都市へ切り替えることが期待されたレゴランド事業が'視界ゼロ'状態に陥った。
春川市中道(中島)に推進中のレゴランドのテーマパーク造成事業が初の鍬入れを行うか6年が経ったが、まともに行われず、まだ濃い霧の中をさまよっている。
予定通りなら、来年開場されなければならないが、島に向かう進入道路と橋梁だけを終了した段階であるだけ、該当用地は'焼け野原'だ。
先史時代の埋蔵文化財発掘で遅延されたうえ、本工事に必要な資金を確保できなかったためだ。
最近では、外国投資者であるマリン社が本工事、直接投資を放棄してますます泥沼に陥った格好だ。
地域社会は江原観光の中興期を導くという期待感をめぐっていないが、一方では、これは回生不可能な'悩みの種'に転落したという指摘も出ている。
日本のレゴランドは半年で100万人突破
レゴランド事業は春川市衣岩湖の真ん中にある島である中島106万平方メートルにすべて5千11億ウォンをかけ、テーマパークやホテル、ウォーターパーク、商店街などを造成する大型プロジェクトだ。
2011年江原道が英国モーリン社などと投資合意覚書を締結して始まった。
オープンさえすれば年間200万人以上が訪れ、地域経済を率いる頼もしい援軍として報告'バラ色の期待感'に胸を膨らませていた、予想できなかった埋蔵文化財が大挙発見され、足を引っ張られた。
中島は1960年代末、衣巖(ウィアム)ダム建設に北漢江の流れが行き詰まり、湖の真ん中にできた島で過去にも'先史時代の遺跡'が多数発見されたところだ。
この1980年代、国立中央博物館発掘調査でも、新石器時代から三国時代にかけて造成された家や、支石墓など270基余り狂いが出て島全体が大規模な敷地に確認されている。
このような中、江原道が国内外の投資会社と手を握って開発事業に本格的に乗り出すと、遺跡を保全問題が浮き彫りになった。
1千基を超えている先史時代の遺構(遺構)の発掘に文化財を保存しなければならないという声が大きかったが、激しい論争の末に当時、文化財委員会は遺跡の移転保存を条件付きで承認、事業推進が実現された。
その後、スピード感あるに行われるものと予想したが、レゴランド事業は'山超え山'にぶつかった。
特に1千500億ウォンの事業費をあらかじめ確保せず、後で周辺敷地を売却し、工事費を充当する事業方式がもう一つの障害として作用した。借金を自分の土地を売って工事費を調達しようとする安逸な計画が引き続き、俎上に載せられた。
文化財の発掘費用の増加で工事費は雪だるま式に増えて、融資金に対する利息の圧力が強まるた。
さらに文化財保存地域が追加され、一部の敷地は売却対象から除外されて、赤字幅はさらに増える見通しだ。売却可能な敷地を全て売却しても費用の調達が容易ではないという懸念が出ている理由だ。
没になれば進入橋梁建設の国費450億も返却
春川市民事会団体ネットワークは最近、声明で "事業推進を強行するための発掘過程で出土された数千点の遺跡と遺物は、開発のサプナルに無残に破壊されて大切な、春川の歴史は根拠を探すのも前に消える運命に置かれた"、"江原道議会が調査特委を構成して原点から再議論しなければならない" と主張した。
そうなると事業を全面撤回しても、問題の解決が容易ではなく、'進退両難'に陥った。
レゴランドを誘致が実現されたときに損失額は、融資金返済約1千29億ウォン(先月基準)に達して進入橋梁建設の国費450億も返却しなければならない。
中島敷地原状復旧費をはじめ、出資会社損害賠償など追加費用も重過ぎる負担だ。
これが韓国の事業誘致 出資の約束なんてしてない
さらに、荷重も敷地の価値の下落はもちろん、外資誘致失敗で、江原道の対外的信頼の低下と今後の国費補助事業推進に悪影響が懸念される。
このために地域社会は、最終案として、江原道が追加保証を立つか、直接投資をしなければならないという意見が出ている。
施工会社選定変更も事業の遅延に一役買った。施工会社に'施行後に精算'を条件に打ち出したので、同過程で初期事業費を投資するという戦略的投資会社の登場と周辺敷地まず買収交渉権の要求などの特恵是非は混乱を加重した。
今年に入り、漸く施工会社が最終選定されたが、その間、レゴランドを推進していた施行会社の前代表と前・現職幹部たちの法廷争いが1年以上続いた。危機の突破口に関心が集まったマリン社の本工事直接投資(1千500億ウォン)も、結局中止された。
資金調達計画まで足を引っ張られたが、江原道ではミューレンホテルから550億ウォンと現物出資1千100億ウォンなど1千650億ウォンの投資を確定したうえ、周辺用地を売却すれば、事業推進に問題がないという立場だ。
現在、レゴランド公社は中島に向かう橋と連結道路の開設が詰めの段階に入っているが、ややもすれば'礎のない柱'がなるのではないかという懸念の視線が多い。
国会ではレゴランドの代わりに遺跡博物館などを造成し、遺跡の保存に力を使うべきだという主張も出ている。これ以上時間を浪費しないで、遺跡を保存する方向に転換し、未来世代に大切な歴史を伝えなければならないということだ。
江原道議会は、レゴランド調査特別委員会構成や行政事務、調査権の発動を検討して出る圧力の水位をちょっと下げた。江原道が事業の推進過程を透明に公開すると明らかにしたのに続き、施工会社側も事業費の節減など対策を用意するというが、よるものだ。
江原道議会チェソンヒョン議員は "江原道が事業の推進過程に一点の疑惑もなしに透明に進行すると議会に明らかにしただけに、見守る必要がある"、"無条件に事業をたたむというのは損失が発生する可能性があり、これは結局、国民と道民の損失につながるて、慎重に検討する必要がある" と話した。
江原道の関係者は "文化財問題は現在の時点で論議対象にも、考慮対象ではない"、"一部を遺跡公園にすでに推進中におり、今後施行会社エルエル開発に経営支援室を新設するなど、事業正常化と透明性強化、新規投資者の物色などに総力を傾け、滞りなく推進する" と話した。
世界的なテーマパーク造成事業をめぐって地域社会は開発か、遺跡保存かという選択の岐路に立たされたままだ。
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レゴランドに遊びに行く夢 永遠に来ない韓国の10年
計画が発表されたのは10年前だ。 江原道とレゴランド運営会社である英国のマリン社が2008年に、そのような内容で、了解覚書(MOU)を締結した。 予定通りなら、今のレゴランドは、観光客で大混雑でなければならない。
この前夏休みのを雪岳山に行く、そちらに立ち寄った。 どれほど天地開闢したのか知りたかったが、目の前に広がるのは荒れ地だった。 それでもレゴランドが建設される島と陸地をつなぐ橋はほとんど形を備えていた。 その橋は今年11月には完工されるという。
ところが、レゴランドに絡んだ事情を聴いてみたら息苦しくなる。 国費850億ウォンを投じたこの橋は完工された後にも無用の長物だ。 これまでレゴランド建設工事は着工式とも受け取れるような行事を三回もしたにもかかわらず、実際には進捗されたことが何もない。
先史時代の遺跡が発掘され、工事が遅延したこともあり、内部不正が明らかになり、事業が見送られたりもした。 挙句の果てに先月、初めにはマーリン社がテーマパーク工事費1500億ウォンを投資しないことに決定してしまった。
江原道は依然として年内の着工が目標だと述べてあるが、今は春川(チュンチョン)、レゴランド事業が続くのかどうかさえわからない。
日本・中国などに目を向けてみると、韓国だけ時間が止まったようだ。 マレーシアでは2012年アジアで初めて、レゴランドがオープンした。 私たちより遅く、レゴランド建設に参入した日本も今年4月に名古屋に世界8番目のレゴランドをオープンした。 もう、レゴランドで子供たちと楽しい休暇を送る考えなら、春川(チュンチョン)、レゴランドを待つよりも、マレーシアや日本へ駆けつけるのがよりよい選択とみられる。
こんなのはレゴランドだけではないだろう。 世界最大のテーマパークであるところのディズニーランドが日本の東京、香港に続き、昨年6月には中国上海にオープンしたが、韓国は見物人の身分だ。 世界2位のテーマパークと呼ばれるユニバーサルスタジオジャパンも2007年の韓国誘致計画を明らかにしたが、10年間、地価をめぐっていざこざだけを繰り広げ、無に帰してしまった。
日本の大阪、シンガポールに続き、アジア三番目のユニバーサル・スタジオは結局、中国北京に建設することで結論が開いてしまった。 その内部事情を聞いてみると胸が息苦しくなる。 土地価格や文化財発掘問題をめぐって最後が見えないいざこざを続けてきたが日本、シンガポール、中国では果たして土地が有り余って文化財がなくて彼のように事業を進めることができたのか気になるほどだ。
(翻訳協力/2ちゃん番長)
ええと先月でしたか、レゴランドのあっちの会社が 『お金は出さないよ』 ということでお返事がありまして、それでも何とかならないかを記事にして損害がでていることを先送りしようということなんです。
これはもう韓国~朝鮮では伝統的とも言えるやり口なんですよ。 そんなのが500年続いてにっちもさっちも行かなくなったのが朝鮮末期というわけですからね。
その毎度登場する相手側の会社なんですが、これまた交渉を仲介するために作られた韓国法人なんですね。つまり事業誘致自体が丸ごと詐欺と受け取られても仕方の無いことで、それでもホンモノのレゴランド関係者を〝建設誘致予定地〟にアゴ足付きでご招待すればのこのことやってくるという仕組みなわけです。
そしてうれしそうに握手してる記念写真を撮ればまたしばらくは国内向けハングル記事だけで〝開発順調、まもなく開場〟なんて書き殴ってそれで平気なんです。 だって、レゴランドが来なくてもソウルの人は誰も損をしないですよ、だれも投資してないですからね。
まぁ地元開発業者に少しお金が行き渡ってるのかな? それでも現場作業員へはお給料なんか払うのが遅れたって気にしませんよ。 韓国の工事現場では、ブルドーザーでさえ個人事業主が個人で借金をしてローンを払いながら現場まで運んで作業するという完全なアウトソーシングを実現してますからね。 もちろん大型ダンプはすべて運転手の個人所有ですよ。 そういうひとは代わりがいくらでもいますから文句を言う運転手はすぐに交代させちゃうのです。
その辺が泣き寝入りするわけですが、そんなのは韓国では日常ですから誰も騒いだりしないのです。 これをうっかり正社員雇用なんてことにしちゃうと〝貴族労組〟なんてことになるのです。 韓国経済のハナシになっちゃいましたね ふふふ