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Channel: minaQのつぶやき 네토미나
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北港トンネルの近くの道路が冠水?

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韓国最長の海底トンネルである 北港トンネルが冠水
 
昨日のニュースでは〝近くの道路が冠水〟だったのに一体何があったのか
取材カメラは謝絶、海水では無いのかの質問にも答えず 
 
 
イメージ 1[NEWSミーナ]仁川(インチョン)-金浦高速道路に去る3月に開通した国内最長の海底トンネル'北港トンネル'が浸水して二日目の車両の通行が規制された状態だ。 道路の地下には大容量の排水ポンプが設置されていたが、正常に作動せず、一部区間に1mほど水が満ちたものだ。 ポンプが作動しなかった理由は依然として明らかになっていない。
※トンネル部分は全長5.5キロ最高深度50m
60~70mmの強い雨に北港トンネル近くの道路が冠水
仁川地域に降った大雨で23日午前9時14分頃、仁川市中区第2外郭循環高速道路の北港トンネル近くの道路が冠水した。
  
 仁川、金浦、高速道路(株)は全長5.5キロの北港トンネル内で200mほどの区間に高さ1mほど雨水が満ちたと明らかにした。 この地域に時間当たり60~70mmの強い雨が降り、排水ポンプが作動をしなかったのだ。 突然の浸水で第2外郭循環高速道路、仁川(インチョン)-金浦(キムポ)区間の両方向は激しい渋滞が起こった。
 
   
一夜明けてみればトンネル内が腰まで冠水でした、まさか徹夜の排水作業
 
道路の管理主体である仁川、金浦、高速道路(株)側は前日午前から職員30人余りと雨水を吸い込むことができる散水車16台など、各種の装備を投入したが、二日目にも復旧作業を終了できなかった。
 
排水施設を備えていなければ集中豪雨が降るたびトンネルが雨水に浸かり、車両の通行規制が繰り返されるしかない仕組みだ。
会社側はトンネルの両側の入口に200t容量の排水ポンプ2個とトンネルの中の地点に9千t級の排水ポンプ1つが、道路の下を地下に埋設されていると明らかにした。
しかし、23日午前、集中豪雨に9千t級のメイン排水ポンプは作動せず、無用の長物となった。
会社側は稼動中断の原因すら見つからなかったまま慌てている。 メイン排水ポンプがどうして適時に稼動されなかったかどうかは現在まで把握されていないとし、排水作業がすべて終了するれば原因を探せると言う。
 
 
例によって〝排水ポンプの冠水〟 雨が降れば冠水するしかない構造
 
仁川、金浦高速道路㈜関係者は「北港トンネル道路の下に埋設された排水ポンプは、道路上に水がいっぱいになると、パイプを介して地下水を吸い取る」とし「以後北港の海に向かって接続された管路を介して雨水をエクスポートすることができように設計されている"と説明した。
さらに、"昨日、トンネルの内部に満ちた雨水の量は9千tほど"とし、"メイン排水ポンプだけまともに稼動していれば浸水被害はなかっただろう"と釈明した。
 
 
(ソウルみそっち)
 

 
まあ雨水がそのまま流れ込む構造も十分笑えるんですが、いくつかよくわかんないところがあるのです。
 
〝会社側はトンネルの両側の入口に200t容量の排水ポンプ2個とトンネルの中の地点に9千t級の排水ポンプ1つが、道路の下を地下に埋設されていると明らかにした〟 とあるんですが、200t級だってかなり大きいですよ、9000t級ってどんなのでしょうね (毎分なのか毎時なのか一日分なのか不明)
 
水没した9000t級ポンプっでどんなの? っとなると排水機場みたいなところでつかうような黒四ダムの地下深くにあるような大きなのを想像しなきゃなりません ところがそんなのを設置した様子が無いんです。
■排水機場の構成例 (たぶん江東区とかの)
主排水  ポンプ 形式 立形軸流ポンプ   排水量 10.5〜14.7m3/s
軸回転数 150〜176rpm    全揚程  3.5〜4.2m  ← ここ注目
 
シールド工法では丸い穴を掘るわけで、道路になる平らな部分の下側にポンプや電線を押しこむんだと思います。すると排水機設置場なんていう空間はどこにも無いわけですよ ですから電源もモーター何もかもが道路の下ですよね。
そして腰の深さまで冠水っていうのは道路部分のアスファルトの上側のハナシですから下側の空間は完全に水没してるわけです。 ※現場とプレスリリースはいつも食い違っている
そりゃ冠水すれば何もかも完全に止まるでしょ。 何もかも水の底なんですから
※内部は停電しており非常灯が点いているというハナシも
 
排水ポンプって韓国では今の時期には必需品なんですが、設置型の大型のものとなると韓国のメーカーでは作って無いんですね。 つまり輸入品しかないわけです。すぐ近所で作ってるのはニホンと中国ですからどちらかの製造でしょう(ニホン製だったらヤダな)
 
そんな韓国で使われている主力の田んぼの用水や地下駐車場の排水に使う排水ポンプって揚程が20mくらいで性能がた落ちなんですよ (それでも毎分1tくらい)
だから途中で中継しなきゃならないんだけどなぁ
そいじゃあ それってバキュームカーの出動なんですが、これが中でUターン出来ないんですね。それで、入口から延々と後進しながら進んでいくということです。
※昼現在で作業が止まっているというハナシもある
 
まあこのトンネルとだいたい同じ規模の本州~九州にある関門トンネルでは〝150mm x 3.3m3/min x 85m x 1750min-1 x 75kW〟という性能のポンプが設置されているんですが、これでも毎時の排水量はわかんないですよ、それなのに韓国では9000t級のポンプなんだそうです。 これってポンプの性能はグラフなんですよね、これをクルマのカタログのエンジンの馬力のあれのようにグラフの頂点崇拝、カタログ至上主義、現実よりも理想が最優先のようなつもりで計算してるんでしょうね。
 
たとえば水のポンプは横移動だけなら口径で決まる排水量ですが、ちょっと高いところに押し上げると高さによっては吐出量がゼロになるんですよ。そのへんのことが分かって無いのかもしれません。 しかも水面下50mとなれば途中に中継水槽を作らなきゃなりません。 しかもトンネルの入り口から3kmも先ですよ。 そこを取材しようとすると係員が飛んできて阻止したといいますから、現在の状況ってものすごい大惨事なのかもしれません。
※中継水槽を設置しないとトンネル内作業で運べるポンプの性能では水を排水できない、中継水槽をつくるとバキュームカーが先に進めない   こんなところかな
 
 
イメージ 2
 
 
 
 

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