仁川(インチョン)空港の非正規職はまもなく1万人
経営の効率化なんだから無条件に賞賛しなけりゃ 嫌なら代わりはいくらでもいるし
[歌うミーナ]仁川(インチョン)空港が来年末オープンさせる第2旅客ターミナル運営に非正規職職員3093人が必要なことが分かった。
仁川(インチョン)空港第1旅客ターミナルと搭乗ビルなどには46の用役会社の非正規職が現在6831人勤務している。 これに第2旅客ターミナルが運営に入ると、仁川(インチョン)空港には1万人の非正規職が勤務することになる。
正規職に分類される仁川(インチョン)国際空港公社の職員はわずか1254人だ。 仁川(インチョン)空港を運営する10人のうち9人が非正規職ってことだ。
仁川(インチョン)国際空港公社は昨年7月、韓国生産性本部に仁川空港第3段階アウトソーシング人員の増減について助言を依頼した。
最近発表された用役結果を見れば、第2旅客ターミナルにセキュリティ検索要員745人、セキュリティ要員499人、環境美化員331人、建築39人、土木64人、機械577人、電気175人、情報通信244人が必要なことが分かった。
最近発表された用役結果を見れば、第2旅客ターミナルにセキュリティ検索要員745人、セキュリティ要員499人、環境美化員331人、建築39人、土木64人、機械577人、電気175人、情報通信244人が必要なことが分かった。
4兆9303億ウォンを投入し、来年10月末以降オープンする仁川空港3段階の核心施設の一つである第2旅客ターミナルは年間1800万人が利用する予定だ。
来年末の開場を控えて工事が盛んな仁川(インチョン)空港第2旅客ターミナル
仁川(インチョン)国際空港公社は、第2旅客ターミナルに必要な人材は現場経験と運営体系を把握するため、来年上半期、試運転に30%、下半期の試験運営に60%をそれぞれ投入する予定だ。
この人材は従来の46のアウトソーシング会社が、さらに選抜し投入する。 第2旅客ターミナル3093人の追加委託の外部発注で1217億ウォンがかかるものと予想している。 追加人員が投入されれば、仁川(インチョン)空港の非正規職は9924人に増える。
仁川(インチョン)国際空港公社も1254人(定員)から来年末177人を増やす予定だ。 増員される人員のうち79人は、非正規職から正規職に転換する方針だ。 空港公社は今年56人を正規職に転換したと明らかにした。 そうだとしても、仁川(インチョン)空港の非正規職は84.4%から87.4%に増えるしかない。
この人材は従来の46のアウトソーシング会社が、さらに選抜し投入する。 第2旅客ターミナル3093人の追加委託の外部発注で1217億ウォンがかかるものと予想している。 追加人員が投入されれば、仁川(インチョン)空港の非正規職は9924人に増える。
仁川(インチョン)国際空港公社も1254人(定員)から来年末177人を増やす予定だ。 増員される人員のうち79人は、非正規職から正規職に転換する方針だ。 空港公社は今年56人を正規職に転換したと明らかにした。 そうだとしても、仁川(インチョン)空港の非正規職は84.4%から87.4%に増えるしかない。
仁川(インチョン)空港がこのように不安定な雇用構造を備えているのは、政府が2001年に仁川(インチョン)空港については、経営効率化を図るとし、ほぼすべての分野をアウトソーシング化したためだ。 15年が過ぎた今も変化がほとんどなく、仁川(インチョン)空港に正規職と非正規職の割合は事実上固定化された。
仁川(インチョン)空港は、韓国の関門だ。 外国人たちが航空機から降りた瞬間から仁川(インチョン)空港を抜けていくまですべての現場で会う人はほとんど非正規職だ。 正社員である仁川(インチョン)国際空港公社の職員たちは現場よりは空港庁舍で計画と企画業務を見ている。
正規職と非正規職を分離することは、社会的な差別のためだ。 仁川空港公社の職員1人当たりの平均年俸は昨年末基準で7800万ウォンだ。 一方、非正規職は3100万ウォンだ。 正規職は会社に一度入社すれば退職するまで身分が保障されるが、仁川(インチョン)空港アウトソーシング会社は3∼5年ごとに入札を通じて交代される。 非正規職者たちは、この時ごとに労働契約書を再び書いて新入社員になる。 この過程に労組活動に積極的に加担したとすれば解雇される可能性もある。
低賃金や劣悪な待遇のために相対的剥奪感を持つしかない。 また、雇用不安に悩まされている。 未熟な判断かもしれないが、使命感と責任感、自負心が正規職に比べて劣ると評価することもできる。
仁川(インチョン)空港は、韓国の関門だ。 外国人たちが航空機から降りた瞬間から仁川(インチョン)空港を抜けていくまですべての現場で会う人はほとんど非正規職だ。 正社員である仁川(インチョン)国際空港公社の職員たちは現場よりは空港庁舍で計画と企画業務を見ている。
正規職と非正規職を分離することは、社会的な差別のためだ。 仁川空港公社の職員1人当たりの平均年俸は昨年末基準で7800万ウォンだ。 一方、非正規職は3100万ウォンだ。 正規職は会社に一度入社すれば退職するまで身分が保障されるが、仁川(インチョン)空港アウトソーシング会社は3∼5年ごとに入札を通じて交代される。 非正規職者たちは、この時ごとに労働契約書を再び書いて新入社員になる。 この過程に労組活動に積極的に加担したとすれば解雇される可能性もある。
低賃金や劣悪な待遇のために相対的剥奪感を持つしかない。 また、雇用不安に悩まされている。 未熟な判断かもしれないが、使命感と責任感、自負心が正規職に比べて劣ると評価することもできる。
2001年開港した仁川空港は国際航空運送協会(ACI)から世界空港サービス11連続最高空港賞を受賞した。
コントロールタワーの役割をする仁川国際空港公社も大きな役割を果たしているが、現場で黙々と働いている非正規職労働者たちの功が大きい。 仁川(インチョン)国際空港公社の社長らも受賞の感想を発表するたびに現場労働者たちの苦労は絶対忘れていないと明らかにしている。 しかし、これに使命感を持つようにできる案は模索していない。
仁川(インチョン)空港公社はいつも政府に責任を転嫁している。 企画財政部が定員を増やしてくれないというのだ。 企財部は、仁川(インチョン)空港の収益金のうち、毎年1000∼2000億ウォンの配当金を騙し取って行く。 それでも仁川空港公社は昨年7000億ウォンの黒字を出した。
仁川(インチョン)空港公社にお金がないから非正規職を正規職に転換しないわけではない。 政府と仁川空港公社が、世界最高の空港を続けていくことができるように思考の転換が必要である。 あいにくにも最近、大韓民国の国会は、環境美化労働者たちを直接雇用すると述べたという。 他山の石にする考えはあるらしい。
コントロールタワーの役割をする仁川国際空港公社も大きな役割を果たしているが、現場で黙々と働いている非正規職労働者たちの功が大きい。 仁川(インチョン)国際空港公社の社長らも受賞の感想を発表するたびに現場労働者たちの苦労は絶対忘れていないと明らかにしている。 しかし、これに使命感を持つようにできる案は模索していない。
仁川(インチョン)空港公社はいつも政府に責任を転嫁している。 企画財政部が定員を増やしてくれないというのだ。 企財部は、仁川(インチョン)空港の収益金のうち、毎年1000∼2000億ウォンの配当金を騙し取って行く。 それでも仁川空港公社は昨年7000億ウォンの黒字を出した。
仁川(インチョン)空港公社にお金がないから非正規職を正規職に転換しないわけではない。 政府と仁川空港公社が、世界最高の空港を続けていくことができるように思考の転換が必要である。 あいにくにも最近、大韓民国の国会は、環境美化労働者たちを直接雇用すると述べたという。 他山の石にする考えはあるらしい。
(翻訳/みそっち)
こうした支配構造っていうのは朝鮮の歴史の中では普通に続けられてきたことですから本人たちにはさして抵抗感なんか無いんですよね。騒いでるのはそういう国民性だからということだと思います。 つまり何の問題でもないわけです。
ちなみに仁川(インチョン)空港の非正規職の待遇っていうのはかなりの好条件なんだそうです。「国内正規職の平均年俸は3100万ウォン、非正規職は1800万ウォン、公共部門の非正規職は2500万ウォン、金浦空港非正規職は2700万ウォン」とし「仁川空港の環境美化員の平均給与も2700万~2800万ウォンで仁川空港非正規職労働者の給与は非常に高いレベル」 ということになっているようです
※環境美化員っていうのは掃除のおばさんのことね
まぁほら、上は見なくていいから下を見なさいってことらしいですよ。