ユ・イルホ副首相兼企画財政部長官 ニューヨークで韓国経済説明会
”国の信用格付けも上がり” 発言に参加者らは顔を見合わせるシーンも
現地の様子とは裏腹に企画財政部では大成功と自賛してみたり
[経済ミーナ]ユ・イルホ副首相兼企画財政部長官は11日(現地時間)米ニューヨークで行われた韓国経済説明会(IR)で"(弾劾政局など)政治的不確実性が金融市場に及ぼす影響は微々たるものだ"と強調した。
ユ副首相は'不確実性を乗り越えていく韓国経済(Korean Economy:Navigating Uncertainties')'というテーマで直接プリジェンテエション(PT)に乗り出した。
「最近の国内外の不確実性にもかかわらず、韓国経済は、これを乗り越えていく能力がある」とし「韓国政府は、今後も積極的マクロ政策、構造調整、家計負債管理と企業支配構造改善努力を継続する」と、ニューヨークのインターコンチネンタル・タイムスクエアホテルで開催された説明会でこのように述べて、"米国の金利引き上げなどの対外要因がさらに重要な要因だろう"とし、"今後国会と協力を通じて景気対策と家計負債など危険要因の管理、雇用に困難を覚える階層に対する雇用支援など民生の安定に万全を期する"と説明した。
同日の説明会では、シティグループの北米地域の最高経営者(CEO)ウィリアム・ミルズ(William Mills)、HSBCのグローバル銀行部門CEO、ティエリ・ローランド(Thierry Roland)、JPモルガン・公共部門(Vice)CEOのダニエル・ジェイルコ(Daniel Zeilkow)などをはじめ、海外投資者やグローバル金融会社の主要人物170人余りが参加した。
最近、国内外の不確実性にも韓国経済は対外健全性と十分な財政政策の余力を持っていて、輸出競争力と伝統の製造業中心で情報通信(IT)、医療、ヘルスケア、サービス等への産業の構造再編も主要強みと紹介した。
この2015年以後、持続、国家信用格付けが上方修正され、特に、昨年国際金融市場が不安定な状況でも信用不渡りスワップ(CDS)プレミアムが減少するなど、対外的にも高い評価を受けていると言及した。
韓国の国家不渡り危険レベルを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアム指標は、金融市場の不安を反映して上昇を見せ、昨年11月16日現在51.2bp(1bp = 0.01%)を記録しトランプ当選前日の11月8日より6.7bp上昇した。
また、今年の予算(401兆ウォン)と別途に計20兆ウォンの景気の補強を実施して、歴代最高水準の1四半期の財政早期執行率なども説明し、景気の下方危険に積極的に乗り出している点も説明した。
質問の時間になると出席者らは主に政治的不確実性や家計負債の対応策、輸出環境の悪化や北朝鮮の危険などについて質疑した。
これに対して、ユ副首相は今年2015年以降、家計負債が高い増加傾向を示しているが、システムリスクの可能性は制限的だと答えた。
また、保護貿易主義拡散と中国景気の減速、米ㆍ中通商摩擦などが輸出に否定的影響を与えうるが、国際的協力とともに、東南アジアなど近隣諸国へ輸出市場を多角化する努力を行なっていると話した。
北朝鮮リスクに効果的な対応のためには、対北朝鮮制裁と中国の協力が必要だと説明した。 韓ㆍ米ㆍ中の「地政学的リスクは増大しかねないが、経済的側面は別にみることが望ましいと付け加えた。
企画財政部は "海外投資者とエコノミストなど多くの参加者が今回の説明会が適宜開催され、説明会の内容についても前向きに評価した"と伝えた。
(ニューヨーク/2ちゃん番長)
こういうのって投資家のひとへの ”言い訳行脚” なわけですが、韓国を格付けしてる人たちの前で ”信用格付け” のハナシをしちゃうあたりが韓国人だなぁと
しかしねぇ、ニューヨークまで行って家計負債のハナシをしてくるのもどうかと思うんですよ。まるで政府主導で借金を煽ったみたいじゃないですか。
ちがった?