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韓国のリコール回収事情④

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ギャラクシーノート7のリコールには応じなければいけませんか?

リコールをそのまま理解できない韓国人が多すぎて あちこちで揉めている
ギャラクシーノート7を持って海外に出かけた方は現地に置いてくるしかない

さっきの地震は2016年10月16日


イメージ 1[もしもしミーナ]サムソンがギャラクシーノート7の強制回収に踏み切れないまま、発火の危険性のある製品をそのまま使用している韓国人が非常に多いことがわかった。

手厚い賠償は発火してから、だったら発火するまで使うのが賢い方法?
型遅れのサムソン製品と交換をするくらいなら、最新のノート7を使い続けてタイミングを見ながら返品しよう。(27歳・男性)
使用中に発火すればサムソン側が全責任を負うので多少の危険性はあってもこれまでの発火のような程度なら被害もそれほどではないだろう。(34歳男性)
むしろこれをチャンスに使わなくなった貴重品などに焦げ跡が付けば賠償で新しいものと交換してもらえる。(31歳男性)

まるで”ギャラクシー長者(わらしべ長者)”、”待ちぼうけ(童謡)”のような韓国人が増えている。サムソンがリコールで製品回収を発表したときに、すぐに行動をおこした使用者はごくわずかだった。現在までの製品回収率はおよそ21%と非常に出遅れた水準だ。

リコール前に海外に持って行った人は現地で処分してください
法的に製品の回収を決定しても強制力を持って回収することができないのは国内法で消費者の権利が厳格に守られているためだ、同様の法律をもつアメリカなどでは公共の安全性のためにリコールの宣言とともに製品の回収がスムースに進んでいるのとは対照的だ。
アメリカ・カナダに続きイタリア・オーストラリア・中国・香港航空会社まで発火および爆発の可能性を理由に‘ギャラクシーノート7’の飛行機搬入を全面禁止して国外出張・旅行に行ったりすでに行っている使用者が大きい不便を体験している。

電源を切った状態で持って飛行機に乗ったり手荷物で送るのも不可能で、ギャラクシーノート7を持って出て行くのはもちろんで、以前に海外出張・旅行を出て行った使用者が帰国するときにギャラクシーノート7を持ってくることまでも詰まったためだ。

サムスン電子はギャラクシーノート7使用者に‘飛行機搭乗関連案内’文字を送ったといったが使用者の不便を減らすには力不足という指摘が多い。
サムスン電子は国際空港ごとにレンタルフォンを備えつけて出国者などが取り替えていけるようにしていると明らかにした。
 飛行機搬入禁止事実を知らずにギャラクシーノート7を持って海外出張・旅行道に出た場合、レンタルフォンに交換して出国した後 帰国後に再び変えていけということだ。 だが、このためには普段より空港に早く空港に到着しなければならない。

現在の最も困った状況はギャラクシーノート7の飛行機搬入が全面禁止された国へ出張や旅行に行っていたり、国外でこれら国航空会社飛行機を利用しなければならない時だ。 ギャラクシーノート7を持っては飛行機に乗ることができなくてやむを得ず機器を現地に置いてこなければならない。
サムスン電子はこのような使用者に、“機器に保存された電話番号と写真・動画などはグーグル クラウド サービスに上げてUSIM(本人確認用チップ)だけ抜いて帰国した後 空港でレンタルフォンを借りて使ってサムスン電子サービスセンターを訪問して機器の代金の払い戻し受けたり、ギャラクシーS7・7エッジなどを受ける手続きを踏みなさい”と案内した。

だが、年配の方などギャラクシーノート7操作やグーグル クラウド サービス利用が不慣れな使用者はこのようにするのが容易ではない。 機器を現地のどこに任せてこなければならないかもまともに案内されないでいる。 電話をかけて尋ねたいが、サムスン電子はまだ電話番号を案内しないでいる。 サムスン電子関係者は“文字案内だけで容易ではないことをよく知って会社で問い合わせも相次いでいて専用コールセンター用意など追加対策を準備している。
今はサムスン電子顧客センター(1588-3366)で問い合わせするしかない”と話した。

一方、サムスン電子は海外出張・旅行者手に持たせて行って現地に残したギャラクシーノート7は回収した後バッテリーを除去した状態で国内で搬入して使用者が情報を抜き取れるようにするなどの方案も検討中だと知らされた。
サムスン電子関係者は“機器に含まれた個人情報保護および処理問題が障害だ”と話した。

(翻訳:みそっち)



韓国ではリコールということは非常に珍しいことなんですよね。韓国のメーカーは殆どの場合に自社製品の欠陥を認めることはないし、海外企業の輸入代理店も責任が来るのを恐れて製品交換をするという程度で決して表沙汰になるようなヘマはしません

そこで消費者の方にもある種の行動原理が働くようです、今回のようにサムソンが製品の欠陥の責任を認めちゃうということはメーカー側の負けということですが、勝敗の決め手となる実物をメーカーに返してしまうということは証拠の品が手元に無くなるということですから、状況をよく見てからという行動をしているものだと考えられます。

しかしそうした韓国人の賠償請求目的の行動が上手くいくとは限らないようです。

イメージ 3過去に、粉ミルクのなかにカエルの干物が入っていたことがありました、粉ミルクメーカーでは製品の交換とお詫び程度の見舞金いうことで回収しようとしました。

そこに入れ知恵したのがそれっとばかりにネットで写真公開ということにしたのですが。その後、期待した賠償を受けることができなかったことがありました。
テレビなどの取材を受けるたびに缶から出し入れしたカエルがダメになったのだそうです。

食品医薬品安全処、保健所なども製品メーカー側の立場を支持して、”当該のサイズの異物が混入することは現実問題として考えられない”ということになったのです。

犯罪者の保護を最優先する社会ですから、発火の危険性のある爆発物をめぐっての戦いはまだ始まったばかりです。



イメージ 4









(翻訳:みそっち)







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